只今深夜1時すぎ、仕事の休憩中。
私は今、ある写真を見ています。
2024年3月3日、天気は晴れ
2024年3月3日、天気は晴れ。
緊張感あふれる、試合開始前。
FC刈谷の9番 鈴木直人選手と、8番 齋藤雅之選手が並んで歩いていました。
私が二人の姿を見はじめて、ほんの少しの時間が過ぎた時。
鈴木選手が、顔を少しあげました。
続いて、齋藤選手が顔をあげました。
二人は、観客席を見たのです。
鈴木選手と齋藤選手。
二人がサポータがいるほうをまっすぐに見ながら触れたのは、その胸に輝くFC刈谷のエンブレム。
(この時、私の心に溢れた熱さを忘れなければ、私は、たとえ地面に叩きつけられても前を向こうとすることができるはずです)
熱き選手たちが背負うエンブレム。
そこには、言葉にはできないものがたくさん詰まっていることでしょう。
私が知らないこと、私ではわからないことも、たくさんたくさんあると思います。
今の私がひとつだけ言い切れることは、エンブレムはただのマークではないということ。
この日、二人が、観客席を見ながら触れたエンブレムは、服だけでなくその心に刻まれているように見えました。