魂のフォワード、その純粋なる走りの先にあるもの
こんばんは、板近 代です。
本日はまず、私のとても気に入っている写真を見ていただけますでしょうか。
2月19日に撮影した、睨みつけるような表情でボールを追いかけるFC刈谷の背番号9、鈴木直人選手の写真です。
鈴木選手はこの写真通り、気迫に溢れる選手です。
「鈴木選手について語りたい」
今日の私は、伝えたいことを伝えるという挑戦の意志をもって筆を執りました。
「鈴木直人選手の素晴らしさを伝えたい」
心の奥底から湧いた、その思いを実現させるために。
ひとつだけお願いがございます。
もし、鈴木選手の戦いを見たことがない人がこの記事を読んでくれることがありましたら、本文中にて紹介させていただいた“FC刈谷公式Twitterにて公開された動画”を必ず見ていただきたいのです。
動いている鈴木選手を見て感じてほしいのです。
それでは、ここからしばらく私の語りにお付き合いくださいませ。
いざ尋常に勝負
鈴木選手を見ていると「真っ向勝負」という言葉が思い浮かびます。
全身全霊で挑む。
力強く真摯である姿勢が焼き付いたかのような写真は、何度見ても胸が熱くなります。
鍛え抜かれた脚から放たれる走りには、余計なものが入り込む余地などありません。
純粋な走り。
エネルギーを爆発させるような加速を、鈴木選手は試合中幾度も繰り返すのです。
試合を見るたびに思うのは「あれだけ走ったのにまだ走れるのか」ということ。
ただ速いだけでなく大地を蹴る一歩一歩がとても力強く、その行く先が勝利であることがわかります。
鍛え上げた心と、鍛え上げた技術と、鍛え上げた肉体。
見ていて気持ちがいい走り、見ていて気持ちがいい戦い、見ていて気持ちがいい選手。
鈴木選手の走りを見ていると、心がとてもシンプルになる気がするのです。
「怖い」という言葉が思い浮かんでしまうほど
以前、ありがたいことに、鈴木選手と直接お話させていただいたことがありました。
その時見せてくれた笑顔がとても爽やかであったことが、とてもとても印象に残っております。
鈴木選手を知らない方も以下の“勝利後の写真”を見れば、爽やかな人柄がわかるのではないでしょうか。
でも、試合中は違う。
その身が発する気迫。
覚悟の決まっている人間だけができる瞳。
躊躇なく張る、身体。
試合中の鈴木選手がまとう空気を伝えようとすると「怖い」という言葉が思い浮かんでしまうほど。
でも「怖い」という言葉では、足りません。
鈴木選手は怖さの中にも“真っ向勝負”が感じられる、つまり、正々堂々さが感じられる選手です。
だから「怖い」という言葉だけでは、伝わらないことがたくさんあるのです。
怖いという言葉には、鈴木選手の持つ前向きに輝くエネルギーを表す要素が含まれていないのです。
私はいつか、鈴木選手のことをしっかりと伝えられる言葉が書けるようになりたい。
でも、これはあくまで言葉の話。あくまで、私が言葉で表現できるかどうかという話です。
鈴木選手の魅力は、試合を見た人間には絶対に伝わります。
サッカーの戦術や専門的なことがわからなくとも「だからこそ、鈴木直人はかっこいいのだ」ということが、試合を見れば絶対にわかるはずです。
鈴木選手の所属するFC刈谷の試合の日程や会場は、FC刈谷の公式サイトやTwitterで発表されます。
その試合を見に行けば“一度見れば絶対に伝わる熱量を持つフォワード”鈴木直人選手の姿を見ることが、できるのです。
炎の中で氷を維持するように
鈴木選手のゴールへの意欲は強く、目の前で鋭いシュートを放ちゴールを決めてくれたこともありました。
ゴール前での動きは凄まじく、全力で点をとりに行く姿はザ・フォワード。
さらにすごいのが、触れたら火傷しそうな熱さと冷静さが共存していること。
たとえば、ゴール前への的確なパス。
鈴木選手は、自分で攻め込むのも強いけれど、仲間との連携もすごくうまいのです！
ここで、FC刈谷公式Twitterにて公開された動画をご覧ください。
3/19(日)
— FC刈谷【公式】 (@fckariya_staff) March 21, 2023
愛知県社会人サッカー選手権大会準決勝
vs. #トヨタ蹴球団
試合結果https://t.co/KhG5mM2xQz
ゴールシーンハイライト⚽️#園田新一郎#大友千裕#鈴木直人#FC刈谷 pic.twitter.com/caUeO82euT
この動画を見れば、鈴木選手の燃え盛る炎の中で冷たい氷を維持し続けるかのような集中力と、それを実現する技術力の高さがよく分かるかと思います。
前を向きながらも、周囲のこともすごく見ている。
熱きフォワードの見せる絆は、熱い。
そして！
鈴木選手の所属するチームFC刈谷は熱い、激熱なチーム！
激熱フォワードと、激熱な仲間たちの試合は何度見ても激熱です。
さっきから「熱」という字ばかり書いていますが、FC刈谷というチームを語るにはこれでも足りないくらいです。
「諦めなければ叶う」は絶対ではない、けれど！
鈴木選手がチームを愛していると強く感じる場面の一つに、相手選手を背負っている姿があります。
「鈴木直人は倒れない！ 倒せないぞ！」
鈴木選手が相手選手を前進させないことで、どれだけのチャンスが生まれたことでしょうか。
そして、万が一倒れたとしても起き上がるのが驚くほど速い！
「鈴木直人選手は倒れても走っている！」
そう心から思えるほどに。
そんな“止められない”選手ですから、当然マークもきつくなります。
前線に切り込むことも多いので、必然的に囲まれることも多いです。
囲まれようが追われようが止められようが。
勝利への道を切り開き続ける、鈴木選手。
その姿を見ていると“勝ち方”というものが見えてくる気がします。
勝つまで挑み続けること。
勝っても、挑み続けること。
世界が世界である以上「諦めなければ叶う」という言葉は絶対ではないかもしれません。
でも、確かに存在する。
この世界には「諦めなければ叶う」という言葉が確実に存在することを、鈴木選手は証明し続けているのです。
そんな鈴木選手のスパイクは、FC刈谷カラー。
ユニフォームの左胸にもあるFC刈谷のマークに使われているカラーである、白、赤、黒がすべて入っています。
私の撮影した試合の中では、3/19、2/26、4/2で使用。
この色がまた、すごく似合うんですよね！
そして2/19の試合で履いていた別の色のスパイクも似合う！
まるでスパイクが鈴木選手の熱さに共鳴しているかのよう。
熱い戦いをもっと見たい！
熱きフォワードの応援に行き、もっと熱くなりたい！
鈴木直人選手、これからも熱い熱い熱い熱いサッカー楽しみにしています！
そして、お誕生日おめでとうございます！
撮影情報
⚽撮影日等
本日の記事は、以下の試合にて撮影した写真を使用しております。
撮影日：2023年2月19日
vs 大同特殊鋼サッカー部
撮影日：2023年3月19日
vs トヨタ蹴球団
撮影日：2023年3月26日
vs 中京大学FC
撮影日：2023年4月2日
vs wyvern
会場、撮影機材などについては、こちらの一覧から上記試合に関する記事をご参照ください。
