書いても書いても書き足りない『クリーンシート』の喜び
2024年6月29日、FC刈谷 第59回東海社会人サッカーリーグ1部 ホーム開幕戦が開催されました。
私も現地に行くことができたのですが、前回観戦時同様体調が万全ではなく、座って観戦する時間がほとんどとなりました。
そんな私を見て気にかけてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
前回観戦時から続いていることでもありますが、今までのように「立って大きな声を出して、歌って、カメラを構え続けて写真をたくさん撮って……」というスタイルでの応援はできませんでした。
これはとても大きな変化で、正直、私自身戸惑っている部分でもあり、受け入れきれていない部分でもあります。
でも、変わらないこともあります。
それは、現地で出会う人たちがくれる暖かさ。
そして、FC刈谷がくれる感動と勇気です。
「書いても書いても書き足りない」
そんな暖かさと熱さが“FC刈谷の試合がある場所”にはあるのです。
だから私は、下を向きません。
前を向いて、FC刈谷の試合会場にあるたくさんの幸せと喜びを真っすぐに見つめ続けます。
本日は、そんなたくさんの幸せと喜びの中から『クリーンシート』について書かせていただきたいと思います。
一人のゴールキーパーファンとして、喜びがあふれて止まらなくなるクリーンシートについてです。
それではみなさま。
本日もどうぞ、よろしくお願いいたします。
クリーンシートへの想い
私は、FC刈谷の21番 ゴールキーパー兒島拓哉選手のファンです。
兒島選手を知ったのは、2022シーズン終盤。
それから、2023シーズン、2024シーズンと兒島選手仕様の21番のユニフォームを着て現地へと通わせていただいております。
兒島選手の姿を追い続けて、応援させていただく日々。
その中で何度も何度も何度も、感動と勇気をいただいてきました。
過去に当noteでも、兒島選手を主役に記事(以下リンク)を書かせていただきましたが……やはり「書いても書いても書き足りない」と感じています。
特に、ずっとずっと「書き足りない!」と感じていたことはクリーンシートについてです。
クリーンシートとは、無失点で試合を終わらせること。
つまりは、一点でもとられてしまったら“勝利しても成立しない”ことです。
2024年6月29日、FC刈谷 第59回東海社会人サッカーリーグ ホーム開幕戦。
この日は冒頭で書かせていただいた通り、私は、ほとんどの時間座って観戦をしていました。
体力的にも気力的にも、試合を見て帰るだけで精一杯のはずでしたが…………
試合後の私はわりと元気で(休憩しながらではありますが)かなり長い時間現地に残って楽しむことができたのですね。
その理由は、自分でもはっきりとわかっていました。
FC刈谷が、兒島選手が、クリーンシートで勝利したからです。
その喜びが、私を元気にしてくれたのです。
私は以前から、“クリーンシートならではの喜び”を“明確な言葉”にして伝えたいと思い続けていました。
ですが…………
とても難しく、いまだにはっきりと書くことができておりません。
クリーンシートについて書こうとすると……
「熱い」
「最高」
「嬉しい」
「すごい」
たくさんの言葉が出てきますが、私の中に溢れ出すクリーンシートの喜びを伝えるには足りないのです。
「大好きなゴールキーパーがクリーンシートを決める」
これは、本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当にすごい喜びなのだと世界に伝えたくてこの記事を書いているのですが、喜びが大きすぎてどうしても言葉足らずになってしまう。
試合終了のホイッスルが鳴りクリーンシートが決定する瞬間は、ゴールキーパーファンとしてすごくすごくすごく嬉しい瞬間すぎて、どれだけ喜びの言葉を書いても足りないのです。
でも、その中に“絶対に言葉にできる事実”もあります。
それは、クリーンシートは兒島拓哉選手が必死に戦い続けたからこそ実現されたことであるということ。
そして、FC刈谷というチーム全員が無失点で勝つために戦い続けた結果であるということ。
個人の努力と、チームの努力。
その全てが結実した結果であるということです。
私は今まで、幾度も、点を取られても前を向き続けるゴールキーパー、そして、チームのパワーのすごさを目の当たりにしてきました。
同時に、クリーンシートのすごさと難しさというものも感じてきました。
だからこそ、結実。
クリーンシートには『実を結ぶ』という言葉が、本当に似合うと思うのです。
この日の試合会場には、怪我などの理由でメンバー入りできなかった選手たちの姿もありました。
彼らの想いも、この勝利には欠かせない大きな存在であったと思います。
そして。
私はその熱い熱い熱い現地に、一人のサポーターとしていることができた。
そして。
クリーンシートで勝利するFC刈谷を見ることができた。
それは、とても大きな喜びでした。
それは、とても眩しい輝きでした。
チーム、サポーター、その日その場にいた『全員』の中に自分もいる。
それは、とてつもなく嬉しく眩しい輝きの時であるのです。
サッカーの試合には様々な結末があります。
でも、私はこれからも、クリーンシートの勝利を願い続け、クリーンシートで勝つと予想し続けます。
なぜならば。
本気でクリーンシートを目指している人たちがそこにいるからです。
なぜならば。
攻守ともに全力で戦い続ける人たちがいるからです。
なぜならば。
私は、ゴールキーパー兒島拓哉選手のファンだからです。
「そこに勝利が存在するのは、そこに至る日々と想いがあるからだ」
兒島選手、そしてFC刈谷のみなさん。
最高の一日を、ありがとうございました!
ここからの戦いもがんばってください!