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「高3、初めての一人旅in台湾」〜第2回 台北編〜

2024年5月に4泊5日で台湾に一人旅に行きました。
今回は第2回、台北編です!

空港から台北へ!

5月10日の朝、桃園国際空港から電車で台北市に向かいました。

ちなみに台北には空港が2つ存在していて、台北市近郊に「松山空港」。台北市から少し離れた桃園市に「桃園国際空港」があります。

「松山空港」にはANAやJAL、台湾国内線が就航しており、「桃園国際空港」には他の多くの航空会社やLCCが就航しています。(桃園にもANAやJALは就航しています。)

東京でいう「羽田と成田」
大阪でいう「伊丹と関空」みたいな感じですね(笑)

台湾鉄道の’’切符’’日本で使われている紙製とは異なりプラスチック製である

空港からは台北駅への直通電車が走っており40分ほどで台北駅に着きました。

台北駅のムシムシした空気や独特な匂いを嗅ぐと、自分が今異国の地に立っているという実感がフツフツと湧いてきます。

「ついに台湾に来たんだーーー!!!」

今すぐ駅を出て街に繰り出したい気持ちを抑えながら、台北駅で「iPASS」という台湾全土の公共交通機関で使えるICカードを買いました。

これがとっても便利!!
日本のSuicaやICOCAと使い方は全く同じで、券売機や駅の窓口で一定額チャージをして使います。
電車やバス、コンビニでも使えるので大変重宝しました。

iPASS(台湾の主要駅や空港などで取得できる)

さっそく朝ごはん探し

無事にICカードも購入できたので朝ごはんを食べに行くことにしました。
時刻は午前10時。昨晩の機内食から何も食べていません。

私の愛書でもあるガイドブック「地球の歩き方」を見て美味しいお店を探しても良かったのですが、台湾に到着して、とにかくテンションが上がっていたのでガイドブックは参考にせず自分の直感でお店を探すことにしました。

台北の街並み(よく見ると中央にすき家がある)

台北駅からぶらぶら歩いて10分ほど綺麗なカフェを見つけました。
朝ごはんはここで食べることにしました。

饅頭(マントウ)と冷たい豆乳

ショーケースに商品が10種類ほど並んでおり、一番上の段に置いてあった白い肉まんみたいなものと冷たい豆乳をオーダー。約200円ほどでした。

てっきり白いおまんじゅうの中には具が入っているものと思い込んでいましたが中身は空っぽでした!
ほんのり優しい味わいでとても柔らかく美味しかったです。

後から調べると饅頭(マントウ)というものらしく中身は入っていないそうです。

You Bikeに乗って街を散策

腹ごしらえも済んだのでいよいよ台北の街を散策します。
今回の旅では特に目的地は決めていないので街をぶらぶら散策して気になったところに立ち寄ります。

そんな散策にとっても重宝したのが「You Bike」。
台湾全土で展開している政府運営のレンタル自転車です。

台湾全土の至る所にステーションがある

使用方法はとっても簡単で

  1. 「You Bike」アプリをスマホにダウンロード

  2. アプリ上で名前、メールアドレス、支払い用のクレジットカードを登録

  3. アプリで自転車のロックを解除して使用開始!

たったこれだけで使うことができます!
料金も格安で30分乗車して20円くらい。 (エリアによって料金が多少異なります。)しかも台湾国籍の人は最初の30分は無料なのでビックリ!!


(詳しい使用方法を知りたい方は以下台湾観光局公式サイトをご覧ください)

そもそもYou Bikeはバイクが主要交通手段である台湾で、温暖化対策のための政府の取り組みだそう。
だから料金もこんなに安いのね。

You Bikeのいいところは町の散策でプチ冒険ができるということ。
みなさん、旅先を歩いて散策していると「あっちの方も行ってみたいけどちょっと遠いしめんどくさいなぁ。引き返すかぁ」って思ったことありませんか?
自転車だとそんな時スイスイ行きたいところに行けてしまいます。
特に私のように目的地を決めずただブラブラ散策している旅人にとって自転車散策はピッタリです!

阿宗麺線

そんなYou Bikeに乗って、観光客はもちろん地元の人にも大人気のお店「阿宗麺線」へ。

カツオだしの効いたスープに柔らかい麺がたっぷりと入っている屋台ラーメンのようなものが売っています。
パクチーを入れるか入れないか店員さんが必ず聞いてくれるので苦手な人は抜いてもらいましょう。

うまい!とにかくうまい!

まぁこれがとにかくうまい!!カツオだしの香りがとても良く何杯でも食べれてしまいそうです。

「台湾にきて良かった!!」
心の底からそう思いました。

このnoteを書いている今も思い出してヨダレがとまりません(笑)
お店にイートインスペースはないのでみんな立ち食いや周りのベンチで食べていました。
あぁ美味しかったなぁ…

お土産屋さんが立ち並ぶ西門街へ

続いて西門街へ向かいました。
西門街はお土産やさんや可愛らしい雑貨やさんが立ち並ぶとても賑やかなエリアです。
日本人観光客の方もチラホラ見かけました。

町のシンボル西門紅楼

西門街の中心にあるのが「西門紅楼」。

赤レンガ建築の由緒ある建物で、日本統治時代に建てられたそうです。
中に入るとおしゃれな雑貨が販売されていて見ているだけでも楽しいです。

ちょっぴり高級なお土産探しにもピッタリかもしれません。

この西門紅楼を囲うようにしてショッピングエリアが並んでいます。
私は家族へのお土産にえび煎餅と海苔のお菓子を買いました。
物価は日本よりも少しだけ安いくらいです。

台湾名物(?)のチョコ菓子の看板。どこか見覚えのあるカタチである。

龍山寺へ

「台湾の観光地」と検索すれば必ず出てくる龍山寺に行きました。
読み方は「ローシャンスー」

龍山寺(実際に行ってみると規模は小さいが厳かな雰囲気)

龍山寺は約270年の歴史を持つ台北で最も歴史のあるお寺で、日本のお寺には見受けられない装飾が興味深いです。

多くの台湾人の方々はブッダやキリストなどの特定の神様を祀るのではなく、日本人と同じように犬の神様や食べ物の神様などいろんな神様を祀るんだそうです。

観光地として有名ですが地元の方々もたくさん参拝されていました。
私も地元の方に参拝のやり方を教えてもらいお祈りしました。

通りすがりの露店で昼ごはん

龍山寺の参拝が終わりお腹が空いてきました。時計を見ると午後1時。
台北駅からずっと電車を使わずYou Bikeで移動しているのでそりゃお腹も空きます。
良さそうなお店を探してぶらぶらしているとローカル感満載のお店を発見。

お店の名前を聞くと「うーん考えたことないなぁ」とのこと

隣のお客さんが食べてるものを指さして注文しました。

ピリッと辛い台湾風焼きそば

注文するとすぐに強火の中華鍋で調理してくれ、しばらくすると大皿いっぱいに入った焼きそばのようなものが運ばれてきました。
ピリッと唐辛子が効いていてとっても美味しかったです。
量がとっても多く2人前じゃないかと疑いました(笑)

辛いもの食べたら甘いものが…

辛いもの食べたら甘いものが食べたくなってきました。
ということで台湾名物「豆花」というスイーツのお店へ

豆花 冷たいスイーツなので暑い夏にはもってこい!

豆花は杏仁豆腐と絹ごし豆腐のあいだのような風味のスイーツ豆腐に黒豆、フルーツ、ゼリーなどをのせてあま〜いシロップに浸したスイーツです。

とっても冷たくて甘いので辛いものを食べた後には最高でした。

ホテルにチェックイン

夕方になりホテルのチェックイン時間になったので、ホテルに向かいます。
今回泊まるホテルは「CHAIR MAN HOTEL(城美行旅)」。
一泊5,000円くらいで清潔感のあるホテルでした。

台北駅から徒歩10分ほどの場所にあるCHAIR MAN HOTEL

しばらくホテルで一休みして、今晩は台湾名物の夜市へ行きます。
次回は「台湾の士林夜市が最高だった話。〜「高3、初めての一人旅in台湾」第3回 士林夜市編〜」をお届けします!
お楽しみに!!!


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