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8/31 藍月なくる 2nd Live 「鏡像崇拝」当日レポート

人生初ライブに行ってきたよ!

ライブってすごいね…

というわけで、鏡像崇拝の純粋な感想、レポートと、気持ち考察邪推をしていこうと想います。
ここから先は「鏡像崇拝」という夏の至りの夢と現実とが混濁したオタクということにしてください。
「そんな夢は見なかった」という方や、
「考察とかよく分からん」という方、或いはなくちゃの言う通り、
「何も考えずに聴きたい」という方は、
そーっとこのタブを閉じましょう。

「鏡像崇拝」自己解釈と閑話


「鏡像崇拝」っていうのはまあ、鏡に映った偶像を崇拝するってことなので、今回、自分の心という「鏡」を通した偶像は、ひとりひとり違うわけです。なので、他の人の鏡を覗きたくなる所も多いにあるのですが、覗き込むと私の鏡と乱反射して気持ち悪くなってしまうことも多々ありまして。まあ、それでも「藍月なくる」という存在を崇拝していることには変わりがないので、例え気持ち悪くなって、臓物がどろどろ重くなってもと気分はいいんですよ。なんか宗教みたいだな
なくるさん、やっぱり恐ろしや。他の方の感想・考察をよんでいるだけで、ライブ直後のような感覚が湧き上がってきます。
表現ってすごい。


というわけで、ライブ当日レポートをしていきます。入場前をまとめて「−1」という項目にしたので、興味ないって方は「0」まで飛びましょう


−1:入場前

−1-1 会場まで

私は関東民(もっと言えば埼玉民)なので、台風の影響は対して受けませんでした。あんまり早くから行っても暑いし、じめじめするので、まあ物販が始まって少し空いてきたタイミングぐらいでいけばいいかと思い、11時半頃に会場「LINE CUBE SHIBUYA」に到着。なお空いては居なかった。
ライブに行くのは人生初なので、会場到着までは不安感が強かったのですが、あと少しで会場ということろで、鏡像崇拝Tシャツを着た二人組とすれ違い、いっきにワクワクかんが強くなりました。なく推しが見えた瞬間の安堵感はすごかった。ライブに参加できることがその時自分の中で確実となって、すごく感動してました(なぜ)。流石にライブの開催そのものが鏡像なんてことはなかったです。

−1-2 フラスタすごい。



右下一番最後に名前が載ってました。超豪華フラスタにしていただいて感謝。

会場に着くと、物販の行列とともに2つのフラスタが。しかも片方はめっちゃでかい。噂には聞いていたが本当に壁。しかもなぜか光ってる。フラスタって花立てるやつだよね?壁になってる上に光る?どういうこと???
ってなってました。らぷりすって何故か光らせるの好きだよね。
そしてこのフラスタなのですが、私もたなさん主催の企画に協賛させていただきました!ちゃんと私の名前も載ってました。こんなに素晴らしいお花企画に参加できて感激です。ありがとうございました。

−1-3 お昼時 

物販の整理券を受け取ると、時間は13:00~の部に。番号は300番。深く考えていませんでしたが、これ、結構意味のある数字でした。その時ちょうど12:00~部の待機列形成が開始された所で、101〜200番の人が並んでゆくのを横目に、一時間でお昼ご飯を食べてまったりすることにしました。
とりあえず物販で購入できることは確定したものの、金欠学生の私は懐が寂しいので、販売物一覧を見ながら何買うか考えてたら10分経ってた。公会堂横、渋谷区役所前の公園で唸ってたらめっちゃ蚊に食われて、しかもたまたまムヒを持ってくるのを忘れたので泣く泣く買いに行くことに。ちょっと歩いて薬局でムヒとついでにお茶を購入し、さて何を食べようか、せっかくだしすだちそばかと思ったものの近くに蕎麦屋が見当たらず、じゃあすだちうどんにするかと思えば、今日はしっかり白Tシャツに青(紺)デニムというなくちゃ仕様で、汁が飛び跳ねてシミになるのは嫌なので断念。結局ファミマでおにぎりとファミチキ買って、区役所前の公園に戻って食べてたら、物販の集合時間になってました。ご飯食べながらTwitterを見ていたところで、整理券配布は13:00〜の部で最後だということを知りました。

ー1-4 物販

12時45分、物販の待機列形成が開始。201,210,220…と並んでいき、300番の私はなんと最後尾!!よかった、整理券内で並べたというのもあったし、最後の番という謎の特別感もあった気がします。まあ、後ろにガチャ周回勢の方々が並びにいらっしゃったので、最後尾では早々に無くなりましたが。それでも、整理券上の最後尾っていうのは、やっぱりちょっと特別感がある。(これ、実はフラグになっていたかもしれない。)
で、暑い中30分ぐらい待って物販中の公会堂ロビーに侵入。事前予告になかったクラリムステラのブルーレイが売ってて仰天しました。今思えば、1stの続きとしてもあることの伏線だったのかもしれませんね。
物販では、ペンライトとアクキーのみ購入。Tシャツは欲しかったけどお金ないので諦めました。無念。Mirroring MirageのCDはセトリが入ってるという話だったので、後回しにすることにしました。気長に秋M3まで待つぜ。(と思っていたんですがライブ終わってから大後悔しました)

ガチャは3回引いて、缶バッチ×2と白ラババンが出ました。缶バッチの引きよかった。3回でこの結果ならまあ、上々でしょう。少ない回数に賭けるからこその楽しみもある。ただ金欠なだけとか言えない

−1-5 空き時間にて


入場まで2時間程の空き時間ができたので、こちらもたなさん幹事の応援広告を見てきました。すごいね、推し(しかも同人音楽界)が渋谷駅の広告に平然といるんだもん。この広告は地下街にあったのですが、私地下街苦手だなぁ…ってなりました。方向感覚が分からなくなってちょっと迷った。

−1-6 入場


入場前、セトリ予想とかみたいと思い公会堂横の公園でツイ廃になっていた所、FFさんが打ち上げをやるということで、主催者、並びに参加者の方にご挨拶をさせていただき、まあそれなりに仲良くなりました。この挨拶がてらの雑談の時に「わかりやすいから」ということで待機列という札のある柵の前に居たのですが、16時20分前ぐらいに係員さんから「待機列形成しまーすこちらを先頭にお並びくださーい」とアナウンスが入り、2列並びの待機列2列目になってしまいました。そして入場時、4列並びチケット確認とのことで、なんと先頭列に。さっきは最後尾で、今度は先頭ですか…(苦笑)
16時30分、予定時刻とともにチケット確認を受け、ノベルティ(ライブ後に鏡だと知った)を貰い、仲良くなった方々は1階席だったのでお別れして、一路3階席へ。


ここまでがホール入場までの話。もう2800字超えてるってまじ?
ここから先が本番です。大変おまたせ致しました。

0:開演前

というわけで一番乗りで3階席に突入。ホールに入った瞬間、もう感動しました。だって、もう、この空間すべてが良い。流れてきた曲、スクリーンに映し出されたキービジュアル、洋館の広間の様なセット。この時点で、もう感動でした。この空間に来てよかった。一番最初に流れてた曲、確かothello syndromeだった気がする。最初じゃなかったかもだけど絶対どっかで流れてる。これからバッドエンドに誘われていく香りがしました。
3階席19番という、3階席なことを除けばど真ん中のベストポジション。(完全にステージ、というか箱全体を上から俯瞰する感じになるのですが、みんなで一緒にライブに溺れていく感覚と、ステージのすべてから表現を感じるという意味では、やっぱりベストポジションだった。)
なんかステージ、もくもくしてるなあと思いながら座って20分ぐらい待機していたら、感情爆発しかけたので、トイレ休憩をして一旦心を落ち着かせまして、17時ちょうど、最初の場内アナウンスを聞いて、これから先に期待を高ぶらせながら待ちました。空席は3階席はちょこちょこありましたが、まあほぼ埋まってましたね。そんなこんなで、これまで一番高い期待感をもって、ライブに望むことになります__
17時27分ぐらいから、今か今か待ち構えてそわそわ。30分、まだ。32分まだ。ステージには、霧?靄?が立ち込め、視界は霞がかっていきます。これ、どうやら"Mirage"ってことみたい。納得。そして、34分頃__

ついに開演!!

1:鏡像崇拝

会場の非常灯は消え、拍手喝采。そこで流れてきたのがこの曲。インストだけど、会場の雰囲気を上げてくれました。そして、音が流れて…
個人的には、時計っぽいMVも相まってphigrosのChapter 7 ぽさを感じました。私だけ?

2:Defective

視界が真っ白に染まったあと、下手袖から歌いながら登場してきたなくちゃ。
MVも相まって初手から感激。これが、ライブ、なのか!!って思いながらペンライト振ってました。確かに、初手にピッタリの曲。
で、そしたらですよ?曲が止まって、ステージが真っ暗になって。スポットライトが当たったら、そしたらなくちゃがもう一人、セットの階段上からでてきて、ここまで歌っていた(はず)のなくちゃは死にました。ここでもう私の脳も焼かれた。
そしてそのまま新・なくちゃが歌い続け、次の曲へ____

https://youtu.be/l0H1Giv57Qg?si=pceUifUk071ipu5X

3:Mirroring Mirage

まさかの表題曲。思ったより早かったね。でもよく考えたらこの曲が終わってからが物語の始まりみたいな所ある。
ここでセットから新・なくちゃが降りてきて、そのまま歌い上げました。
この曲はめっちゃ乗りやすくて楽しい。ペンライトめっちゃ振ってた。
でも、ここからが狂ていくポイントになるんですよね…
私には、歌うなくちゃと死んだなくちゃが壊れた蝶番のようにも思いました。なかなかに悍ましいMV・歌詞の通り、鏡像崇拝を体現する曲でしたね。ライブで聞いて、はじめてこの曲の核に触れた気がします。
そしてもう一言、噂には聞いていたけど、なくるさんめっちゃライブ化けしますね!?ライブじゃないと物足りなくなってくる。これは現場勢にもなるわ…
ここで私は、本当になく堕ちしたのかもしれない…
ここが個人的に一番棘になって一生リフレインしてる。甘味な青リンゴの毒、恐ろしい…

MC(1)

挨拶からはじまった開演後最初のMC。確か「こんにちは〜藍月なくるでーす」って言ってた気がする。うろ覚え。でも二言目が
なくちゃ「人が死んでる!!…」
というわけで、めっちゃ怖がる素振りをするなくちゃ(かわいい)
「みんな、どうしたらいいかな…?」
この死体をどうすべきか迷った新なくちゃは、「隠蔽する?」という話となり、我々ファンも「いいよー」って言ってしまったので、その道のプロに運ばれていきました。防疫体制抜群だったな、その道のプロ。
ほよ?あのなくちゃは誰だったんだ…?一瞬たむを疑いましたが、違いますね。多分ダンサーさんだと思われる?
とりあえず、旧・なくちゃの死体を隠蔽したので、
「これで私達…共犯ですね♡」と言ったなくちゃは、強く残る言葉となりました。
このあとは、
「来てくれてありがとう!」云々。
どこから来たかという話になって
「まずはー北陸から来た人〜」
「関東の方」
「そして問題の___西の方から来た方ー」「いるの!?」
台風に負けじとやってきた西の方の方々には大きな拍手が送られました。
というか…区分ざっくりしすぎじゃない?東北の方は?ほよ?
あとは、「私の曲はノリにくい曲が多いんですけど、こうしろーっていうのはないので、思い思いにペンライトを振っていただければいいかな〜と思います。」っていう話もしてましたね。
ニュアンスは一緒だけど正確に書き起こせてない気がする。

4:Evil Bubble

前回ライブからの続投枠(らしい)。なにせ私はクラリムステラを知らない。行きたかった。
そしてダンサーさん登場。ダンサーさん道連れにしてなかったか!?
私もしっかり道連れになりました。
私はこの曲がなく堕ちのきっかけの一なので、嬉しい。やっぱライブ化けしますね貴女!?
続投枠になった理由は、やはり泡から来ているんですかね。私は、クラリムなくちゃが前回そうならなかった、Bad Endに道連れに来たんじゃないかって思ってます。
ここら辺うろ覚えなんだよな…

5:片翼のディザイア

無断転載とsdvx譜面しかつべに動画がないので、一旦リンクなしでいきます。ちゃんとフル聴きたい。

わあ〜わからん〜ってなった曲。エンドルは今年のM3後から追いはじめた身なので全然わからぬ。しかもこれCDでしかフル聞けないらしいな?なんかなくちゃとダンサーさんの一体感がすごかった気がする。後にこの曲の詳細を知り、片翼をスカートフリフリ(振り振り)で表してることに後から気づいて勝手に納得。AC音ゲーはウニと洗濯機とポラリスだけでsdvxをやったことがないのですが、なんかサビからめっちゃノレた。音ゲーマーの血が騒いだのか?
ここも記憶が曖昧。

6:聖少女領域

ここでまさかのcover。前奏では何の曲かわからなかったけど、直ぐにわかりました。
この曲、めっちゃ中毒性高いんですよね、特にイントロ。韻の踏みがいい。しっかり聴き入りました。ペンライトはめっちゃ振ってた。
なくちゃがダンサーさんに閉じ込められてた気もする。ここまで記憶が曖昧。

MC(2)

「ゴシック系も飽きてきたでしょ?」「というわけでゲストを呼びま〜す!」
「双子人形さ〜ん?」
まさかの双子人形でなゆたむ登場。
衣装めっちゃいい。
らぷりの紹介を軽くして、次の曲の準備に。
なくちゃ「準備はできた?」
nayuta「ええますたー。」
たむ「で、できました…マ、マスター。」

なくちゃとnayutaさんがナデナデする中で、たむは「やんのか?」って言いながら頭突きだしてましたね。結局撫でられてない模様。らぷりは癒やし。
nayutaの 「ますたー」好き。衣装良き。
というわけで準備が終わって___

7:君よ

生コーラスからのスタート。めっちゃきれいな高音。しかも双子"人形"らしく、姿勢は同じままずっと歌ってるんですよ。苦しくないの?すごい。
ハモリも掛け合いも最高。あと、なくちゃの御主人様感がめっちゃでてました。最高。ここで「君よ」は完全に救いに入ってるよな〜とか思いつつ。らぷりのライブもいきたいね。

ところで、このコーラスってどこに載ってるんだ。練習したい。

8:禁断の愛と魔剣

そのまま劇団らぷり登場。すごい。
これが入ってくるとは思わなかった。

感情表現がすごい。絶望を高めようと悪役するなくちゃ、慈悲のなゆたさん、ヒーロー的立ち位置のたむ。
ただ世界に浸りました。皆様演技がお上手で…
ちゃんと剣もありまして。まさに劇団。
なくちゃはたむにしっかり刺されました。なくちゃは2度死ぬ。
やっぱりハモリ上手い。
なんか記憶が曖昧かも。

MC(3)

なゆたむでなくちゃを起こす所からスタート。
なゆたさんが「起きて~」て体を揺さぶったら起きまして。「私、夢を見てたも。いつきちゃんに殺される夢…」となくちゃ。
そこにたむが「そしてこれが刺された剣と。」と出してきました。無慈悲。
なくちゃは「人の心ないんか!」って言ってましたね。なゆたむさんは双子人形なので「人形だから無いよ」とのこと。確かに。
そしてたむが「お水のみたい」と言って飲んだら、なくちゃが「いつき、この者たちに最高のバッドエンドをお見せしなさい。できるね?」と。
え?どうなるの?
たむ「できりゅ」
なくちゃ「じゃあ、私達はお茶会しよっか。」
なゆたん「えぇマスター。」
なくちゃ「なゆたの好きなケーキもあるよ~楽しみ!」
(記憶怪しい)
たむ「私はお水で十分ってこと!?」「いじめられてます~」
というわけで、たむさん取り残されて主役がお茶に行ってしまった。ええ…?

9:Son Macabre (ft.棗いつき)

というわけで、たむに会場が乗っ取られてしまいました。ペンライトは黄色一色。
「お、なんかみんな準備いいなぁ~」とたむ。
なくちゃを見にきたはずなのにまさかのいつきソロ。
たむさんも表現の幅がめっちゃ広い。すごい。ライブ行きたい。
なんか音に合わせてビーム的な動き?をしてたような。
そして流れてきたのがこの曲。たむはあまり追ってないのですが、あとで調べたらこの曲、人を殺す曲らしいですね…。
そして、中毒性が高すぎて後になってずっと脳内再生されてます…
そしてたむの声はめっちゃ通る。
「は〜あ〜あ〜あ」が綺麗。透き通ってる。
「私の可愛いモルモット」から先でやられた。
なんでなくちゃのライブにきたのにたむに焼かれてるの?

人を殺した…たむはなくちゃにとどめを差した?

10:Vacancy (ft.nayuta)

たむソロとくればなゆたんソロもきますよね。nayutaさんの優しく美しい感情表現良すぎんか…質量なゆたの歌を聞くのははじめてだったのですが、やっぱりこう…心に染みる。nayutaさんのライブも行きたい。
「いつも通りの 僕に戻った」
すっごい儚げ。微睡みの中に居るような、そんな感じ。
この曲はどっかで流し聞きしてた気がするけど中身うろ覚え。nayutaさんももっとしっかり追わないとね。

11:彼の悪魔は愛を囁く

なんかインスト流れてんな〜とは思っていたんですが。こんなタイトルだったとは。メルヘンチックで大人しくも盛り上がる音。いいね。
なゆたさんはフェードアウトしていきました。

12:ヘヴンリィ

なくちゃ登場。曲はまさかのヘヴンリィ。あの前章からそうくるとは。
想定外が来ました…しかも歌わせてくれました。めっちゃ「ヘヴンリィ!!」って声出しました。超ノれるし超好きなので楽しかった。
会場の一体感すごかった。これがなくらげズ。
ちょっとMVとは違う感じがした。堕天というより悪あがき的な所を感じた。
なくちゃのキックもよかった。ちょっとかっこいい。バッドエンドから
さよならしてる感でてた。

13:Fragile Utopia

ここに来てひたすら表現力に唖然。この女やっぱすげえ…
この曲は炎上しちゃう曲ってことで、もう苦しいこと苦しいこと。だがそれがいい。ヘヴンリィとの落差にやられる。
そして、その重さをダイレクトにずっしり伝えてくるなくちゃ。
事前予想が結構あった曲。ライブにピッタリ。
めっちゃ浸ってた。演出とかよく覚えてない。


14:唾と蜜

counterfeitからの登場。このアルバム好き。
そして唾と蜜。重い曲がいっぱいだ…
「La・La・LaLa」の雰囲気が超すき。黒い愛で染めてる感じがする。
このタイミングでセットから降りてきまして、ドロドロと表現していくわけです。すごい揺さぶられる。
やっぱりここからの記憶が薄い。多分浸ってた。

MC(4)

キービジュと同じ衣装に着替えたよっていう報告。「かわいいでしょ?」ってめっちゃ聞いてた気がする。ファンの理想と関連がある…?
オタクの「回って〜!」ていう言葉に、「回って欲しい?いいよ?」っていってくるりと一回転。かわいい。
あと、うろ覚えだけど湿度が高い曲が続いて云々という話もしてました。(書き起こせるほど覚えてない)
あと、事前のXアンケートであったボブorロング。会場では半々ぐらいでしたが、アンケートが圧倒的ロング多数ということで、
そして、「みんなの好きな姿でいることが、一番だからね」という発言。本格的に鏡像と化してきた…?
ちょっとあやふや。とりあえずこんな話してた。

15:ねぇ?ダーリン?

最新アルバムから来ました。先行抽選もこれに入ってたし、まあ来るよね。いつきんくるリンカーネーションも一緒に期待してたけどまさかのゲストソロだったので…
サビの中毒性が高い。「ねえダーリン♪ダーリン♪どこに行っくの〜?」の振りがかわいかった。(どんなのだったかは思い出せない)
こういう可愛い闇曲好き。表裏というか、本音と建前というか、そこの差がいい。
あと、結構壇上で動いてた気もする。(あやふや)

「私だけ見ていてね」が、なんか違和感を感じたような気もしなくもない。鏡像だからか?

16:オッドアイ・リリィ

まだまだ可愛い系。この辺りは可愛い曲ゾーンか?
ちょっと声色を変えて、甘い感じの歌い方をするなくちゃ。
「誓いを立てたの」のmixがいい。程よくくぐもってるのが想像妄想を掻き立てられます。
可愛い曲調に、毒々しい「身体」の壊れが描かれている。儚く狂う感じがある。
あと、玉座に座るテディベアをめっちゃ撫でてた。
目も耳も、美しい毒に満たされる。

17:Lucid Hallucination

こちらも事前予想で多かった曲。
やっぱり圧倒的表現力。脳が焼かれてあんまり覚えてない。MVじゃ満足できなくなる。ライブパワーこわい。
その「綺麗に見えるだけの世界」が心にくる。
綺麗って毒。漏れ出ている闇がまた、情を揺らす。
やっぱり高音きれい。そして、低音もきれい。
「逃れられないなら」「叶わぬ恋ならば」
この最後の二言。この二言にやられた。本当にMVじゃ物足りなくなる。

でも、この曲は誰を向いてる?
まさか、我々は既に彼女がわからなくなっている?

MC(5)

キービジュアルの蝶々のお話から。
蝶々は”生まれ変わり”という意味を持つとのこと。そして、
なくちゃ「私、生まれ変わったら蝶々になりたいなー、って思うんですよね〜。蝶々になって、好きな人のところに行って、捕まえてもらって、標本にされたい!そしたら『愛された』って感じがする!」という言葉。
そして「蝶々になったら好きな人に捕まえられて標本にされたい人」と「そ〜っと見に行って、それで満足だなって人」に分かれてそれぞれ挙手する場面がありまして。私は圧倒的前者派です。が、全体でみると後者が多数派だった。(少しでも記憶が残ってて欲しいな、って思うところもあって。倫理観終わってんなって話も後でFFさんとしたな〜。)
そんな感じの死生観の話が出ました。
書き起こしはやっぱり曖昧。ごめんね。
そして、「そんなことを考えながら描いたような、描いてないような。そんな歌です。」
「聴いてください、ガラスアゲハ」

18:ガラスアゲハ

と、いうわけでガラスアゲハ。なくちゃで蝶といえばこれね。
やっぱり表現力すごい。ペンライトの振りがちょっと難しい(特に間奏)。
この歌は、鏡像さんの理想であろうとする姿でしょうか。
改めてみると、先のMCで言った話まんまの歌詞があったりするね。
「綺麗ななまっま 仕留めて」って。
ここに来て、バッドエンドルートから外れ、世界観を引き立てる感じのやつが来ました。めっちゃ記憶が白飛びしてちょっとよく覚えてない。

19:mirror

鏡だからそりゃ来ますよね。ミックスボイス良き。
再びバッドエンドルートに復帰。
この曲、男の子となくちゃ、両方の視点で書かれていて、途中で視点が男の子→なくちゃに反転してる。
そして反転したあとのウィスパーボイスがまたいい。生で聴けてよかった。

なぜこのタイミングなのでしょうか。
なくちゃと観客が、同じ時を共有する状態(=鏡で反転できる状態)の中で、表現をする側と受ける側の差を示しているのか…?

MC(6)

「次で最後の曲です。早いね〜まだ終わりたくないよね?」ってことで、次の曲が最後宣言が来ました。事前に匂わせてたあれ。
で、その前に夏の話。
「私…もともと夏嫌いなんですけど…その…。ちょっと大っ嫌いになりました」「今日が終わったら夏が終わります。」って話。8/31だしね。
で、肝心の歌う曲の話に移り。
「なんか…ぬいが歌うんですよ。あの…なんか…ぬいが歌っちゃってて…w」
「歌うしか…ないかなあってw」
(書き起こしはあってないけどこんな感じだから許して)
「夏っぽい曲」「和風っぽい感じの曲」
と、いうことで…

20:Monodrate

ここまで匂わせたら流石にわかります。Monodrateが来ました。「夏の至り」ってことで、そうすると今日で夏終わるか。確かに。
この曲はめっちゃ好き。世界観が良い。
そしてねっとりした表現。これもライブじゃないと満足できなくなってる。
しっかりバッドエンドで決めてきました。
なくちゃの「最後の曲は座ってゆっくり聞いて下さい」という言葉のもと、ゆっくり、心に染み付かせるように聞いてました。
めっちゃ泣きそうだった。

もうここまでですごい感傷的になって、すごく最後にピッタリな曲だなあなんて思って世界に浸ってました。ありがとう。

アンコール&MC(7)

というわけで一度締まりまして、アンコールに。どうやら15秒ぐらいでアンコール始まっちゃったらしく、なんか余裕ないなあって感じでした。まあ、アンコール始めたらそんな気持ち飛んでった気もしますが。
余韻という余韻は結局翌日になって押し寄せてきたんですよね…

なんだかんだで3分ぐらいで戻ってきたなくちゃ。着替えはなし。まあライブTシャツ着ても世界観崩れかねないしね、しょうがないね。
「ただいま〜。アンコール長くならなくて安心したでしょ。着替えは無しで〜す」
「じゃあ、ちょっとグッズの紹介をしようかな?」
ってことで、グッズをステージに持ってきてもらい紹介。
なくちゃ「これがタオル…」
観客「「「それはハンカチ」」」
なくるさんは今日も平常運転で安心。
本当のタオルの紹介で、「私のライブはタオル振り回す感じじゃないんだけど…」って言いながらタオルくるくるしてたり。
って感じで、この時は割とゆる〜い感じ。
ポーチ完売の話と、ポーチの隠し要素のお話もあり、
「あ、このポーチ、実は隠し要素があるんですよ。知ってる?」と言うなくちゃに、
「知らな~い。教えて〜」といった人が居まして。
「知らないなら教えてあげない〜。」ってなりました。
(↑ポーチの装飾くらげが恐怖映像と化してるってやつ)
あと、Tシャツ・パーカーの紹介の時には、
「パーカー着てる人居るの?」という問いに、何人かが応えてました。この時期にパーカー着るのは辛い気が…まあいっか。どうせ秋になるし。

そんなグッズ紹介後、今度はライブ全体のお話に。
「なんでこの曲を選んだとか、理由を話してもいいんだけど。みんなが疲れちゃうからやめます!」「みんなには何も考えずに聞いてて欲しい」みたいな話がありまして。更には、
「君たちが私をどうすることも自由だよ。私を愛してもいいし、穢してもいいし、私で満たしてもいいし、消費してもいいし。」
という衝撃発言。やっぱりなくるん、魔性の女。
ちょっと正確な発言はやっぱりあやふやだけど、ニュアンスは合ってるはず。
あと、ゲスト&ダンサーさんを呼んでコメントもらってたな。こっちが先だっけ?
なゆたむを呼ぶ時に、なくちゃが「らぷりえーるさーん」って呼んじゃったせいでたむは普段通りに。でもnayutaさんは「ますたー」呼び継続という徹底ぶり。コメントの内容は覚えてません。ほよ〜?
その後記念撮影。
なくちゃ「各々が思う祈りのポーズをしてください」
とのことなので、神社で手を合わせる感じのポーズをしました。どっちにしろ三階席だから写真からは見えん。

そして最後の曲のお話。
「ちょっと昔の曲です。知らない人も居るんじゃないかな。」「ちょっと作詞に慣れていなかった頃の歌で、今だったらちょびっとだけ事実を足して作るんですけど、当時悩んでいたこととがが、割とそのまま描かれてたりします。まあそれも、思い出ということで…」
「そして今回、この曲を今だったらこうするなぁって所はちょっと表現を変えたりして。この曲を歌います。」「みんなが望んだことだから…しょうがないよね」って言ってた気がする。ちょっと怪しいけどこんな感じだったはず。最後まで文字起こしあやふやだったな。
「聴いてください。テアトル・エンドロール」

21:テアトル・エンドロール (鏡像崇拝.ver)

本当の最後の曲はテアトルエンドロールの鏡像崇拝仕様。これがMirroring MirageのCD購入を後回しにしたことを大後悔した元凶。
鏡像版の配信はまだなので、とりあえず元祖をおいときます。
これを聴いてるときの私はすごくふわふわしてた。あれ?バッドエンド…?思ったより希望のある感じじゃない?鏡像は…?ってなってました。
すご〜く夢見心地でほよほよしてました。後からバッドエンドだなってなったんですけど。
でも、歌はとってもよかった。
曲が終わると、なくちゃは何も言わずに舞台から去っていきました。

22:空の玉座

最後のインスト。エンドロールの時の曲。その時の私は、ただただ呆然と世界観に取り残されつつも、その美しい映像を見てました。音楽は後でもう一回聴きたい、うろ覚え。ネームのなかに「なんかお金に強い人」とか、「なんか〇〇な人」が4人位でてきて笑ってしまった。
そんなこんなで、もやもやとした気持ちを残しながら終焉となったのでした。

終演

というわけで場内放送とともにライブは終了。CD買おうと思ってたんですが物販再びの混雑な上雨振ってきたので諦めました。フラスタは光ってた。

その後、FFさん方と打ち上げに行き、感想会をして帰宅したのでした。


考察的ななにか


結局「藍月なくる」は概念でしかなくて、その存在は全てが本物。
私達から見えていた「物体(質量)」のなくちゃは、あくまでも我々が映し出した鏡像であり、私達の中に持っていた偶像なんだっていう話じゃないですかね。
Defectiveで倒れたなくるさんは、「藍月なくる」という概念を始めた質量さん。要するに本物の中の人。
そしてずっとライブをしていたなくるさんは、私達の鏡像。ただし、概念だけは同じもの。というか藍月なくるは概念なので、「偶像に降りた本物」でしょうか。でも、その偶像自体は鏡から映しだされてなくちゃに行ってるから、それぞれ変わってくる。ただし、理想の姿(と思われる)であることに違わない。

それと、バッドエンドがどうなんだって言う話ですが、私、先述の通り、最初はテアトルエンドロールが最後だと、そこまでバッドエンドじゃないなって思ってたんですよ。
でもあとから違うなってなった。
だってあれ、質量さんの話もあるから、完全な「藍月なくるという概念」ではない。
「藍月なくる」は、本物質量さんが、「みんなの理想の藍月なくる(=概念)」になり切れず、「藍月なくるという概念」を純粋なものから、質量さんが質量さんを反映した「人間的な存在」に変えてしまった。自分の身体によって、「藍月なくる」という概念を、偽物にしてしまった。だからバッドエンド。
「我々参加者」は、「藍月なくる」という概念に留まらず、質量という「穢れた藍月なくるの偶像」に、「藍月なくる」という概念を投影したことにより、「藍月なくる」は完全に見えなくなってしまった。蜃気楼として歪んだなくちゃ(鏡像)だけが残った。「藍月なくる」は見えなくなってしまったので、玉座は空であり続ける(ように見える)ってことなのではないでしょうか。

つまり、あの場にいた全員が、「藍月なくる」を見失ってしまったのでは…?
だから、挨拶すらなく、消えてしまったのでは…?
というのが超個人的な邪推です。

長々とした読みにくい文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。また何か書きます。






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