予備試験〜社会人が司法予備試験の勉強を半年続けた感想〜
2024.4.26
こんにちは。お久しぶりです。
予備試験の勉強を始めてから半年が経ちました🎉
そこで、今日はこの半年間を総括したいと思います。
社会人で予備試験受験を考えている人の参考になればと思います。
進捗状況
この半年で民法、刑法、憲法、民訴の短答過去問パーフェクトを1周解き終わりました。これが限界でした。
今は刑訴の入門本を読んでいます。
商法、行政法はまだノータッチです。
論文の勉強は手を付けていません(正確に言うと民法論文に一瞬手を出したんですが、挫折しています...笑)。
勉強時間
勉強時間についてはこちらの記事で触れています。だいたい平日のみ、3-4時間が限度です。自分の場合、通勤の電車内が主な勉強時間になっています。
勉強法
復習に割く時間が多いです。
次から次に新しい知識を詰め込んでいくので、復習を怠るとすぐ忘れます。
一度忘れた知識を思い出すのはとても辛い作業ですので、復習はやはり大事です。
復習方法はこちらの記事で紹介しています。
アプリを使ってスマホでポチポチやるだけなので、スペースを取らず簡単です。最初に取り掛かった民法は既に7-8周目になりました。
「復習目的に短答過去問パーフェクトを回さない」ので、復習は逐条テキストのみ参照しています。ですので短答過去問は1周ざっと解いただけです。
この復習方法の欠点は、「短答過去問が解けるようになっているかが分からない」点です。短答を2, 3周回すと、「復習していても知識が曖昧になっている所」が浮かび上がってくると思うんですが、1周だとこれが分からないです。
ですので何となく心許ない感じはあります。
メリットは時間がかからない点です。
短答過去問に二度手を付けることなく先に進めるので、ペースを保つことができます。
振り返り
以下、半年間で思ったことを徒然に。
・スマホのバックアップをとっておけば良かった。
復習で「私の暗記帳」アプリを使用していますが、一度データが破損して、暗記帳のデータが全部消えました。泣きそうになりましたし、挫折最大の危機でした。
・勉強の順番
民法→刑法→憲法→民訴→刑訴、の順番は正解だったなと思っています。
①訴訟法の前に実体法を勉強する
例えば民事訴訟法は、民法の知識が無いとマジでチンプンカンプンです。
②刑訴の前に憲法を勉強しておく
刑訴は「応用憲法」とも言われているみたいで、刑訴の前に憲法を勉強しておくことをお勧めします。
③民法と刑法、どちらを先にやるか
どちらでも良いと思いましたが、
民法を先にやるメリット
・民法をやり切ったという自信が得られる
民法を先にやるデメリット
・挫折しやすい
法律関係の勉強は大体民法で挫折する人が多いんじゃないかなと思います。
予備試験の場合、あとは論文でしょうか(実体験)。
④民訴と刑訴、どちらを先にやるか
どちらでも良いのかなと。
伊藤先生の入門本では、民訴→刑訴の順番が想定されているようでした。
④憲法を勉強するタイミング
一番初めに勉強しても良いと思うんですが、知識が判例ベースなので、いまいち取っ掛かりにくかったな、というのが個人的な印象です。
あとは”債権”、”登記”、”不法行為”という単語が出てきたときに、民法を勉強しておいて良かったなと思いました。
ここは人それぞれの好みでしょうか。
モチベーションの維持
自分はこのnoteがモチベーションの維持に役立ってます…笑。
更新頻度は落ちましたが、何とか、ひっそり勉強しています。
あとは、あまり根を詰めないことを意識しています。
個人的には”趣味”の範疇で勉強している今が一番心地良いな、と思います。
(こんなこと言うと怒られるかもしれませんが…)
引き続きこの調子でやっていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?