板橋区事務事業評価no25街灯整備維持経費
皆さん、こんにちは。板橋区減税会のぼんくらです。板橋区の事務事業評価表を見てたら老朽化した街灯をLEDの街灯に更新する事業がありました。1基あたり95万円だったので、なんでそんなにかかったのか板橋区に聞いてみました。
令和5年度事務事業評価表(令和4年度事務事業) [基本政策3-3] 事務事業名330500-016街灯整備維持経費p845について質問です。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kusei/seisakukeiei/hyouka/kekka/1048856/1048858.html
質問1
令和4年度決算の下に更新1基あたり953.45千円とあります。どうして街灯が1基95万円もするのでしょうか?amazonで街灯 LEDで検索すると1~2万円程度でしたので、質問した次第です。
回答1
街灯を更新する際は、製品代金以外に既存街灯の「撤去費」「処分費」と更新する街灯の「設置費」、道路上での作業になるため「交通整理員」の費用などが必要になります。また、電柱に共架している街灯以外に、街灯専用の独立柱が老朽化している場合、コンクリート基礎を含む柱ごと更新していることや、街灯によっては、電線を中継する柱、分電盤なども併せて更新しております。
さらに、事務事業評価の性質上、予算で「街灯整備維持経費」に分類されている全ての金額を評価対象としているため、街灯更新以外の経費である、電気料金、街灯の球交換、修理費、人件費(区職員)等の維持経費を含む決算額を更新基数で除しているため、更新1基あたり95万円となっております。
質問2
令和2年度決算では更新1基あたり304.08千円で令和4年度決算では更新1基あたり953.45千円です。どうして3倍になったのでしょうか?
回答2
2点目の令和4年度の更新1基あたりの費用が、令和2年度の3倍になっている理由についてです。令和2年度は、単価の安い電柱共架の街灯を中心に更新を行いましたが、令和4年度は、独立柱街灯など単価の高い街灯の更新が多かったこと、さらに、人件費や材料費が上昇したことが要因になっています。
また、令和4年度は分電盤や電線の中継柱の更新を多く行いましたが、これらは街灯ではないため決算額には含まれていますが、更新基数に含まれていないことも、1基あたりの費用を上昇させている理由になっています。
街灯のLED化更新事業は平成28年度から取り組んでおりますが、令和5年4月時点で公道のLED化率は約98%に達し、残っている街灯は工事費用のかかる特殊な街灯が多い状況になっています。今後は、公道の残りとともに、私道街灯のLED化更新を着実に進めてまいりますので、今後とも板橋区の土木行政にご理解とご協力をいただきますようお願いします。
街灯の単価が気になる。追加で質問しようか。
事務事業評価表だけではよくわからんってことかな😗
土木部 工事設計課 施設設計係様、ご回答ありがとうございました。
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