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「国の年金制度は破綻する」は大間違い、むしろ若い世代は増えるかも!!

先日の投稿では、「年収400万円の会社員が月額約14万1000円の年金をもらえる」ことを書いたので、関連して、情報提供する。

国民が老人になって、どこでどう暮らすのか、は個人の選択の問題ですが、月14万円で暮らせるのか? については、各種条件によるでしょう。東京都内では、苦しいです。また、持ち家が無い場合も苦しいでしょう。

但し、若い方は今後の社会現象のあり方を想像してみてください。
人口減少は事実です。その中でも、団塊の世代以上の老人数は今は多数いるが、今後劇的に減少します。
そうすると、空き家(一軒家やマンション)が全国で増加します。
物件の価値は、需要と供給で成り立つのですから、都心を除いて不動産価格は、水準がかなり安くなります。今よりもかなり安く住居が手に入る(購入でも賃貸でも同じ)可能性が高くなります。
なので、若い人の方が生活条件が良くなると、得できると思った方がいいでしょう。(ただし、国の政策で今後も移民をどんどん受け入れたら、需要が増大するので、住居の需要が増大して、安くならないかもしれない。国に「移民」の流入を極力少なくするよう要求しましょう)

なお、年金については、若者の方が現状より年金額が増えるかも知れないのだ。
2024年7月、国の年金財政検証結果が公表されました。これは5年に1度、年金財政にかかるいろんな数値を洗い直して将来の年金制度の安定性をチェックするものです。
5年前、10年前は年金制度が不安視されており、ずいぶんメディアでも取り上げられたものですが、「思ったより、年金制度は安定的」というのが今回の財政検証結果の数字であらわれているからです。
今回の財政検証結果でも、破たんの可能性はほとんどないことが明らかになっています。給付水準の引き下げも、前回試算と比べて軽いものになる結果となっているほどです

昔、破たんすると声高に言っていた有識者やメディアの言っていたことの多くが、今では間違いだったと明らかになっています。例えば年金積立金が枯渇するという予言がありましたが、むしろ大きく資産を増やしており、200兆円をはるかに超える資産を持つ国は世界にアメリカくらいしかありません。
確かに毎月の負担は大きなものですが、それは将来の年金額にも反映されていきます。実は、若い世代のほうがむしろ年金水準が高くなる可能性が、今回の年金財政検証結果で示されているのです。
「若い世代は年金が大きく減る」と思っていた人にとっては意外な話だと思いますが、厚生年金に加入する期間が長くなる影響で、男女ともに年金額が増える傾向があります。特に働き続ける女性が増えていく効果は大きく、若い女性の将来の年金水準は今の年金暮らしの女性の平均を大幅に上回るのです。
「本当に?」と思う人は「ねんきん定期便+公的年金シミュレーター」で自分の未来の年金額を試算してみてください。これから先も働き続ける人の年金額は相当アップすることが分かるはずです(ねんきん定期便だけ読むと「20歳から今まで」の保険料分の年金額しか表示されません。未来の保険料を考慮した公的年金シミュレーターのほうが実際の年金額に近くなります)。
「老後は真っ暗闇と思っていたけど、案外大丈夫かも!」と思えれば、これは日々の生活もちょっと楽しくなってきます。少なくとも未来に不安ばかりイメージしているよりぐっといいはず。

参考情報 「「国の年金制度は破たんする」は大きな誤解!」
  https://www.msn.com/ja-jp/money/other/国の年金制度は破たんする-は大きな誤解-若い世代はむしろ-年金額が増える-かもしれない意外な理由/ar-AA1pQsoQ?ocid=financepwa&cvid=c082f865205a4b8093b467551aa7291e&ei=24

以上



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