見出し画像

【勉強法】まとめノートは作らないほうが良いと思う

皆さま、こんにちは。
アマチュアエンジニアの「シノビ」です。
ゲームに関すること、勉強法について発信しています。

今回は久しぶりに「勉強法」についてのトピックを取り上げます。
その中で「まとめノート」について話していきたいと思います。

はじめに

わからないところをノートに書いて整理する「まとめノート」ですが、使い方を間違えると勉強が苦しくなってしまいます。
これからお話することは全部私自身がハマってしまった落とし穴です。
自分への戒めという意味合いも込めてこの記事を書いています。

なぜまとめノートはつくらない方が良いのかという理由、またどういうノートなら作っても意味があるのか、私なりのノート作りまで言及しています。

結論

[まとめノートを作らないほうが良いと思う理由]

  • 結局のところ"模写"になってしまうから

  • まとめノートを作るのに時間がかかる(費用対効果が小さい)。

  • ノート作りが目的になってしまう

  • 勉強した気になってしまう

[解決法]

  • 単語だけをノートに書き写す

[理由①:模写になってしまう]

初めて勉強する分野というのは、初めての概念や見聞きしたことのない単語が登場します。
つまりは"わからないことだらけ"なわけです。
その状態でまとめノートを作ってもテキストや問題集に書いてあることをそのまま書き写している、模写をしているだけになってしまいます。

[理由②:つくるのに時間がかかる]

まとめノートを作るのには非常に時間がかかります。
ノート作りをする上でポイントになるのは、そのノートを作る時間と作ったあとどれぐらいの効果が見込めるかを比較することです。
つまり、そのノートを作ることによって、どういう効果があるのかまで想像して時間をかけてでもノートを作る意味があるのかまで考えるということです。

私の場合、この時間という貴重な費用をついやしたわりにその効果が小さいと判断してまとめノートを作るのをやめました。

[理由③:ノート作りが目的になってしまう]

合格が目的、ノート作りはあくまでも合格のための手段。
ところが、ノートを作っているとだんだんノート作りが「目的」になってしまうおそれがあります。
もっと見やすいノートにしてようとか、デコレーションしてみようとか、色ペンたくさん使おうとか・・・。
目的と手段が逆にならないように気をつける必要があります。

[理由④:勉強した気になってしまう]

ここが一番のポイントかもしれません。
ノート作りは、勉強をやった気分にさせてくれます。
でも、大事なのはノートを作ってから、それをどう活用するのかです。
ノートを作っただけでは成績は上がりません。
ところが、ノートを作っただけでなんか頑張った気分になってしまう。
ここが落とし穴なんです。
「ノートまで作って勉強頑張ったのになかなか成績あがらないなあ」と落ち込んでしまう。
そして、勉強のモチベーションが下がる。
もう勉強いやだ。
こういう負のスパイラルに陥ってしまいます。

[解決法]

これは非常に単純です。
テキストや問題集に書かれている図や表、説明などは書き写さず無視します。
そして"単語"だけを書き写します。
以上でノート作り完了です。
言うなれば、説明を書かない"単語帳"を作るということです。

具体例を考えます。

例えば、情報処理技術者試験では「エンタープライズアーキテクチャ(EA)」という単語が出てきます。
それがわからない、あるいは理解が不十分、もしくは暗記ができいないと思ったとします。
そうしたらノートに「エンタープライズアーキテクチャ(EA)」とだけ書きます。
以上でノート作りを完了とします。

繰り返しますが、図や細かい説明は書き写しません。

ではどうするのか。

その単語を見て、頭で図をイメージできるかを確認します

そのイメージがあいまいだったら、それはまだ知識が固まっていないということです。
そして、テキスト等でまた図を確認する。
これを繰り返します。

とにかく、書く作業を少なくするのがポイントになります。

おわりに

今回はまとめノートについてお話ししました。
私自身も「ノート作り=勉強」と勘違いをして、時間を浪費していました。
まとめノートではなく、説明を書かない"単語帳"をつくる。
これが今回お伝えしたかったことです。

今回も記事をご覧頂きありがとうございました。
皆さまの勉強ライフがより良いものになることを願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?