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革新的な動画生成AI「PIKA」Ingredients機能の使い方を徹底解説

こんにちは、ルーティンラボのせなお(@rutinelabo)です。今回は、動画生成AI「PIKA」のIngredients機能に焦点を当て、その革新的な特徴と活用方法を詳しく解説していきます。この記事を読むことで、AIを使った自由度の高い映像表現の手順やコツをつかめるはずです。

高品質な動画を効率よく制作するためには、優れたAIツールの特徴を理解しながら上手に活用することが重要です。この記事では、動画生成AI「PIKA」の基本的な使い方から新機能であるIngredientsを使った高度な映像表現まで、ポイントを一つずつ丁寧に解説していきます。

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以下では、実際の操作例やメリットをまとめています。AIが自動生成する映像の質や、複数の画像を組み合わせる際のポイントを理解していただければと思います。

動画編集は難しそうなイメージがあるかもしれませんが、AI技術の発展によって誰でも簡単に動画を作ることが可能です。あなたのアイデアと画像データを組み合わせるだけで、思い通りの映像を実現してみましょう。

この記事のポイント

  • 動画生成AI「PIKA」のIngredients機能の特徴を紹介

  • 複数の画像からオリジナル動画を簡単に作れる

  • 高品質かつ自由度の高い動画制作が誰でも可能に

動画生成AI「Pika 2.0」について

「Pika」は、テキストや画像を入力するだけで手軽に動画を生み出せるAIツールです。以前のバージョンPika 1.0に加え、アップデート版となるPika 2.0が公開されています。旧バージョンも上位プランなら引き続き利用できますが、2.0が加わったことで動画生成AIの可能性が一気に広がりました。

「Pika」を使うメリットは以下のとおりです。

  • 高品質な動画を生成できる

  • 操作がシンプルで直感的に扱える

  • 豊富なカスタマイズオプションを用意

今回リリースされたIngredients機能は、動画内で使いたい要素を画像として指定しやすくなりました。これによって、シーンの一貫性や表現力が高まり、より自由な映像クリエイションを実現できます。

まだ「Pika」について詳しく知らない方は、上記のブログURLから概要をチェックしてみてください。

Ingredients機能の概要

2024年12月14日にリリースされたIngredients機能は、シーン内で使いたい人物や背景、物体などを画像として指定できる仕組みです。MidjourneyやStable Diffusionなどの画像生成AIと組み合わせることで、よりリッチな映像を作り上げられます。

特定の背景写真をアップロードすると、その背景をもとに動画を生成してくれます。キャラクターの画像を指定すれば、そのイメージを維持しつつ動く映像を作れるのがポイントです。特に以下の3つのメリットが注目されています。

  1. 複数の画像を組み合わせて複雑なシーンを表現可能

  2. テキストプロンプトだけでは難しかった要素のコントロールが容易

  3. シーンの一貫性を保ちながら登場人物を維持できる

従来の動画生成AIは、テキストからシーンを自動解釈して映像化していました。しかし、Ingredients機能を使えばユーザーが使いたいキャラクターや背景を具体的に指定できるため、「思っていたのと違う」というずれを大幅に減らせます。結果的に、ユーザーのイメージ通りの動画を作りやすくなるでしょう。

Ingredients機能の使い方

続いて、動画生成AI「Pika」でIngredients機能を使う手順を紹介します。難しい操作はほとんどなく、複数の画像を一度にアップロードするだけで高度な動画が作れます。基本的な流れは以下の3ステップです。

  1. アカウントを作成、またはログイン

  2. 「Ingredients」ボタンをクリック

  3. オブジェクトの画像を複数枚アップロード

アカウントを作成、またはログイン

まずは、公式サイトにアクセスし、アカウントを作成するかログインを行ってください。こちらからアクセスできます。

▶︎Pikaに移動する

「Ingredients」ボタンをクリック

ログインしたら画面下にある「Ingredients」ボタンを押します。すると、複数の画像を選択できるモードへ切り替わります。

オブジェクトの写真を複数枚アップロード

最後に、組み合わせたい写真やイラストを複数枚アップロードし、イメージに近いテキストプロンプトを入力してください。あとは生成ボタンを押すだけです。

今回アップロードした画像は以下イラスト


生成できた動画がこちら

動画生成が完了すると、アップロードした画像の要素をAIが抽出して動画を作ります。登場人物や背景を思い通りにコントロールできるため、自由度の高い映像制作が手軽に可能です。

PreciseモードとCreativeモード

「Pika」では、動画生成時に以下2つのモードを選べます。

  • Preciseモード:入力したテキストや画像をできるだけ忠実に再現

  • Creativeモード:ユニークな解釈や想定外のアクションを加えて表現

商品紹介など、厳密な映像を求める場合はPreciseモードが向いています。対して、演出に面白みを出したい場合はCreativeモードを選ぶとよいでしょう。

Preciseモードで作成した動画

Creativeモードで作成した動画

動画の用途によってモードを切り替えることで、理想的な映像を得る確率が高まります。どちらが適しているかは、あなたのプロジェクトの目的や方向性に応じて判断してください。

Pikaの料金プラン

Pikaには、無料プランを含む4つの料金プランがあります。利用頻度や用途に応じて選んでみてください。

  • 無料プラン
    1日30クレジット、商用利用不可、ウォーターマークあり

  • スタンダードプラン
    無料プランと同様の制限

  • プロプラン
    月額$35、2,000クレジット/月、商用利用可能

  • Fancyプラン
    月額$76、6,000クレジット/月、無制限の動画生成

まとめ:Pika Ingredients機能で動画生成をブースト!

「Pika」のIngredients機能は、動画制作の可能性を大きく広げる一方で、まだ改善の余地も残されています。しかし、他の動画生成AIや編集ツールと組み合わせることで、その潜在能力を最大限に引き出すことができるでしょう。

これから動画生成AIを活用してみたいと考えている方や、より自由な映像表現に挑戦したい方は、ぜひPIKA Ingredients機能を試してみてはいかがでしょうか。

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