設計書作成及びレビューという闇
例えばワシの仕事アルアルの一つに設計書作成というタスクがあるのだが、この設計書というシロモノ、それそのもはともかく作成するにおいてそれに付随する作業が異常に多過ぎる
流れ的には
1.設計書作成担当者が設計書を書く
2.その設計書に社内有識者というポジションの人間が内部レビューをする
3.指摘があったものに対し、設計書修正をするとともにレビュー票というものを作成する
4.修正後の設計書とレビュー票を内部レビューアがチェックする(ダメな場合は再修正)
5.2.に戻る(再レビューの実施)
このレビュー票というのがまた曲者なのである
それではレビュー票とは何か?
・レビューアにこんな指摘をされた
・指摘に対しての修正方法
・なぜレビューアはそんな指摘をしてきたのか分析
・今後同じ指摘をされないようにどうすれば良いか
等々をレビューされた側(レビュイー)がわざわざ票にしてまとめなければならないのだ
個人的には必要性を感じるかと言われれば非常に答えにくいものではあるが、割と大手Sierは全体の作業の中に設計書とレビュー票の作成とを求めてくることが多いのだ
個人的な疑問なのだが、なぜこのプロセスに多大な工数(お金)をかけて顧客が払わなければならない料金の大部分を使ってしまうのか?
そして、このプロセスを行うことによって本当に品質が上がっているのかをプロジェクトの終了とともに分析・報告を行っているのかを知りたい。
品質管理によって失われる工数(お金)であきらめた機能の開発などのトレード分析なども必要なのではないかと思う。