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IT初心者こそ失敗を楽しもう!“はずれ棒”が教えてくれる大切なこと

「変に操作してしまうのが怖い」――ITが苦手な方と話していると、こんな声をよく耳にします。操作を間違えたらデータが消えてしまうんじゃないか、パソコンが壊れるんじゃないか、と不安になる気持ち、よく分かります。私も毎日ITに触れていますが、数えきれないほどの失敗をしてきたからです。

でも振り返ってみると、その「失敗」こそが私を成長させてくれたのだと気づきます。失敗のたびに「次はこうすればいいんだ」と学び、少しずつ前に進んでいく――それはまるで子どもの頃にアイスクリームの「はずれ棒」を集めていた時の感覚に似ている気がするんです。


失敗は避けられない。でも、それが成長の種に


子どもの頃、アイスクリームを食べて「はずれ棒」を見つけた時のあの少し残念な気持ち。それでも、その棒を捨てずに集めること自体が楽しかったんですよね。大人になった今も同じで、ITの操作に失敗するたびに「はずれ棒を1本ゲットした」と思うのはどうでしょうか。

たとえば、私も初めてオンラインツールを使った時、誤って全く違うボタンを押してしまい、大事なデータがどこかに行ってしまったことがありました。でもその失敗のおかげで、「バックアップは絶対に取る」「触る前にガイドを読む」という大切な習慣を学べました。

致命的なミスが不安なら、少しずつ始めよう


もちろん、「何でも失敗していいよ!」と言うのは簡単ですが、特にITが苦手な方にとっては「致命的なミスをしたらどうしよう」という不安が大きいですよね。だからこそ、最初は簡単なことから少しずつ始めるのがおすすめです。

たとえば、データを扱う時は、まず試しにコピーを作ってから練習してみるとか、クラウドに保存しておくことでミスを恐れずに進められるようにする。あるいは、信頼できるITに詳しい人にサポートをお願いして、一緒に取り組むのも良い方法です。こうして「失敗しても大丈夫」という環境を作れば、気持ちがぐっと楽になります。

「はずれ棒」を楽しむように、失敗を楽しもう


失敗は成功の反対ではなく、その一部です。失敗を重ねることで得られる学びや成長が、次の成功への道を作ってくれるのです。アイスクリームの「はずれ棒」を集めていたあの頃のように、大人になっても失敗を集めて楽しむくらいの気持ちで取り組んでみませんか?

ITの世界でも、たとえ操作を間違えても、それが次へのステップになると思えば怖くありません。そして、どうしても不安な時は、無理せずプロの力を借りたり、一緒に学ぶ仲間を見つけたりして、一歩ずつ進んでいけばいいんです。


「はずれ」を恐れず、楽しみながら一歩一歩進んでいけば、きっと「当たり」を引く日がやってきます。それまでのプロセスを一緒に楽しんでいきましょう!


それではまた。
みゆき



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