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アナログ派も安心!デジタル化の波に乗らない選択もアリな話

先日、とある経営者の方が「自分は超アナログ人間なんです」と言いながら電卓でお会計をしていました。聞くと、「デジタルツールってかっこいいし憧れるけど、どうも難しそうで」と少し自信なさげ。そこで、「じゃあ、なんで電卓を使ってるんですか?」と聞いたところ、「電卓の方が使いやすいから」とのこと。私、ここで思わず「じゃあそのままでいいじゃないですか!」と言ってしまいました(笑)。

今の時代、デジタル化がどんどん進んでいて、なんでも「アプリでサクッと」とか「AIがサポート」とか便利な言葉が溢れています。でも、デジタルを使いこなしたい気持ちがありつつも、結局いつも使うのは手に馴染んだアナログな手段…という方、結構いるのではないでしょうか?私も実はメモはあえて手書きにすることが多いですし、手書きの方が記憶に残っているような気がします。


自転車を乗りこなせないと逆に疲れる!デジタルも同じ?


ここで、デジタルの話を少し置いて、自転車を例にとってみましょう。

自転車って、乗りこなせると速いし、走るより疲れない。でも、あのバランス感覚が難しくて、乗れない人も意外と多いですよね。小さい頃、周りの友達が自転車に乗ってくる中、なぜか一人だけ走ってくる友達がいました。「なんで自転車乗らないの?」と聞くと、「走る方が好きだから」と答えたんです。

自転車で速く移動できるかは、その人が自転車に慣れているかどうかに大きく左右されます。慣れないと転んだり止まったりして、最終的には走った方が速くなることもあるんです。デジタルツールもこれに似ています。慣れていないと、ツールに振り回されてしまい、アナログの方が効率的だということがしばしば。

アナログでもOK!自分に合った方法がベスト


冒頭の経営者の方も、電卓の方が手に馴染んでいて、使いやすいと感じているなら、それで十分です。お客様も特に困っていなかったですし、会計が滞るわけでもない。無理にデジタルを取り入れなくても、自分に合った方法を活かせば、それが一番効率がいい方法になるんですよね。

アナログ派の方に「デジタルに切り替えなくては…」と焦る必要はありません。むしろ、自分に合った方法で仕事がスムーズに回っているのなら、それがあなたにとってベストな手段です。結局のところ、重要なのは、デジタルやアナログといった形式よりも、その手段でどれだけ効果的に物事を進められるか。デジタル化が進む時代だからこそ、自分のペースと使いやすさを大切にしていきたいですね。


それではまた。
みゆき



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