あれから一年
この大学に合格が決まったのが1年前のちょうど今頃。
入試からこの日までの2週間がとても長かった去年とは真逆に今年は気づいたら迎えていた。
皆が大丈夫だよ、受かるよと言ってくれた言葉は私にはちゃんと届かず(ごめん)日に日に不安になり体調にも支障をきたし、1か月後の共テに焦りを感じていたのを思い出す。
何とかなる
これは受かったからこそ言えることなんだろうけど、本気で頑張れば案外何とかなることがあるのだと知った。
そして、4月から1人暮らしをしていて一時期はタスクに追われて死にかけていたけど完璧を求めるのをすこしずつやめ、最低限できればと思うようにしたら案外毎日パニックになることはなくなった。
ここに来てよかった
色んな事があって、もうすでに何回この大学をやめて別の大学の通信課程に編入しようかと考えたかわからない。でも落ち着いているときは、本当にここに来てよかったと思う。同じテンション感で教育の話をできる存在がいる。研究をはじめてみる授業的なものには案外多くの人が参加している。その中での質問も私にはない視点だったりして面白い。
そして、1人暮らしという自由を手に入れ行きたいところに親(暗黙の門限)を気にせずに行けるようになったのはとても大きなメリットだ。
経験してみる
私の中でこの1年は、経験してみることをやってみる年だった。せっかく勉強したからという感じではあるけれど、みんなと一緒に共テを受けてみたり、フランス語講座に参加してみた。学外で出会う大学生はサークルに入っていない場合が多い気がしたけれど、大学生をしたかったしダンスがやりたかったから入ってみた。大学は人生の夏休みだと言われる。そうだと思う。頑張って何かをするのもだらけるのも自由。私は、頑張りながらもほどほどに遊びたいと思っている。きっとどれも大人になってからでもできること。でも、経験したことがない事を大人になってから選択するのには勇気がいる。例えば、思い立ってどこかに行く経験をしておけば案外簡単に行けることができることを知る。友達と明日遊びたいと思っても案外みんな忙しくて難しいということも。誰かの言う「正しそうなこと」は違う場合があることもある。
学び続けたい
受験期が一番勉強した、なんてことを言いたくはないが多くの人がそんな感じな気がする。なにも、机と椅子と教科書だけで学ぶものだけではない。もっといろんなことを学びたい。
今度は迎える側
さて受験合格から少し話がそれてしまったから元に戻すとして、まあこの1年だけでも色々あったけどなんだかんだ大学生活が思っていた以上に実りがあるかもって話。
今年、人間学群の新歓委員長になった。今まで「副」の立場が多かったから珍しい気がする。合格した子たちが入学までに抱く不安を取り除いてあげたり、入学してからアイスブレイクできるような場を創りたい。
特に一人暮らしになる子が多いから知りたいことは色々とある気がする。
まずは推薦入試が終わった子たちから、3月に前・後期。
私たち教育学類1年が仲いいねって周りから言ってもらえるように、来年度の子たちもそれぞれ仲良くなって欲しい。
この大学にいられる期間、そして大学生でいられる期間を大切にたくさんの学びをつくっていきたいし、将来への解像度を高めていきたい。