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DXとかIT活用を進めたいならその前にやることがあります。~1回目 DXの定義~

はじめに

これまで働き方やワーケーションについて書いてきましたが
そろそろ仕事の話も書いていこうと思います。
IT経営相談所は中小企業の皆様のはDX推進、IT活用、
マーケティングのお悩みや困り事を相談して頂ける相談所です。
初回は無料相談とさせて頂いておりますので、
何か気になることがあればお気軽にお問い合わせください。

さて本題です。

DXという言葉が踊っています

DXという言葉を目にしない日はないと言ってもいい、
それくらいのバズワードになってますね。
営業DX、経理DXなど○○DXという色んな言葉が踊ってますが、
個人的にはああいう打ち出し方はいかがなものかと思っています。

そもそもDXってどういう意味?

DXとは(Digital Transformation|デジタルトランスフォーメーション)の略で、経済産業省の平成 30 年 DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~ではこう書かれています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、
ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、
企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること

文章が長くてちょっと理解しづらいのですが、それぞれの行の意味を考えるとわかりやすくなるので、文言に補足を付けました。

口語的に言い換えます

企業は外部環境の変化に対応していく必要があるよね。
そのときにデジタル使ったほうがいいよね。
進めるにはニーズの把握とかマーケティングも必要だよね。
それで新しい製品やサービスを生み出してビジネスモデル変えていこうよ。
もちろんそのときは内部環境も整えてさ。
そうやって競争に勝っていけるようにしようぜ。

伝わりますか?

もっとシンプルにいうと、大事なのは
ビジネスモデルを変革して
競争上の優位性を確立すること
のところで、そこにデジタルを使うということだということです。
なので、主はあくまで
ビジネスモデルを変革して競争上の優位性を確立すること=X
であって
デジタルは目的ではない、となるわけです。

デジタルは最新でなくていい

ここで大事なのは、デジタルは最新でなくても構わないということです。
ビジネスモデルを変革して
競争上の優位性を確立すること
が出来れば昔からある仕組でいいんです。
AIとかセンサー使ってももちろん構いません。
使えれば。
でもね、使えなくても諦める必要はないのです。

競合が先に始めたら

もう一つ大事なポイントがあります。
うちにはまだ早いかな~、と後回しにしている内に競合が先に始めて
しまったらリードされてしまいます。
最新にこだわるとなかなかスタートが切れません。
なので最新にこだわらず、進める事が大事です。

終わりに

次回は中小企業でDXを進めていきたいときに、どうするのかということで、
大手との進め方の違い、進め方のコツなどをお話ししたいと思います。

本日は月曜日ですが、今後は水曜日に更新していく予定です。
よろしくお願いします!

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