DXとかIT活用を進めたいならその前にやることがあります。~2回目 変化慣れ~
はじめに
秋らしいいい気候になってきましたね。
旅行支援も始まり、旅に出るにはいい感じになってきました。
全都道府県庁所在地制覇(宿泊・飲食)に向けて
残り2県(埼玉・三重)となっているのですが、今月中に埼玉に訪問予定となっています。残り1県なので今年中に終わる予定です。
さて、前回はDXの定義について書きました。
定義間違ってしまうと方向を間違うので大事なところです。
DXという言葉が踊っています と前回書きました
DXという言葉を目にしない日はないと言ってもいい、
それくらいのバズワードになってますね。
営業DX、経理DXなど○○DXという色んな言葉が踊ってますが、
個人的にはああいう打ち出し方はいかがなものかと思っています。
バズワードなので使いたいのだと思いますが、なんでもDXって
付けちゃうのでユーザーは混乱しますよね。
迷ったら是非定義を思い出してみてください。
一応改めて定義の文言は貼っておきます。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、
ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、
企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること
DX始めるには準備が必要
中小企業の皆さん、どうでしょう、DXを始められていますか?
興味はあるけど始め方が分からない、
やってみたもののうまくいかない、
ということはありませんか?
前回お伝えした、通り、DXのXの意味は
ビジネスモデルを変革して競争上の優位性を確立すること=X
です。
変革して とあるように何か変化させるということになります。
しかし、多くの中小企業は、そもそも変化に慣れていません。
まして、それをD(IT)で変えるとなると変化が大きすぎて抵抗感が
生まれてしまいます。
大手は外部の変化に敏感だけど中小は
大手企業は外部環境の変化に敏感です。
株主や世間から常に注目される立場になるので
常にアンテナを張ってますし、その要員も確保できます。
法律違反は許されませんし、より高いリテラシーを求められます。
外部からのプレッシャーで 変える ことを求められるわけです。
しかし、中小企業は世間の目から注目を浴びない分、
変えるきっかけを作るのが難しい面があります。
変える ことによって生まれるリスクと
変える ことによって得られるメリットを比較するとリスクの方が
目立ちやすくなってしまいます。
そのため変えない方を選びがちになってしまうんですね。
なので 変える ことへの準備をしておきましょう。
デジタルじゃない方がいい
どんな準備をするかなのですが、デジタルである必要はありません。
むしろアナログで始めましょう。
ここで言う準備の目的は 変化に慣れる ことです。
変化をすると新しい問題が起きることがあるので、安定志向が強い場合は
変化を避けるようになります。
何か会社の皆でやってることで、ルーティーンになっていること、
思い浮かびますか?
例えば、朝の体操、朝礼、座席、会議の時に座る席、飲み会の場所、
などなどです。
製造業だと朝ラジオ体操することが多いと思います。
毎日同じ場所でやってませんか?
それを変えましょう。
前日と違う場所にしてみましょう。
朝礼も漫然とやってないでしょうか。
朝の一言の順番が決まってたり。その順番を変えるのもいいでしょう。
話す内容に縛りをかけるのも面白いです。
その日のトークの内容をサイコロを転がして決めるテレビ番組が
ありました。
GoodNewsとか感謝したこと、などをサイコロに書いて
転がして決めるのもドキドキ感があって結構楽しいです。
サイコロはこんなのを買うといいですね⇒Amazonへのリンク
定期的に席替えをしてみたり、会議や飲み会の席を変えてみたり。
何でも構いません。
あんまりあれもこれもやると変化しすぎて大変なので、
ちょっとずつがいいです。
とにかく変わることに慣れてもらうことです。
それが第一歩です。
終わりに
DXだからデジタルからと思われがちですが、
デジタルでの変化は仕事の進め方が変わるなど変化量が大きいので
変化に対してそもそも耐性を付けることを考えておきましょう。
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