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DXとかIT活用を進めたいならその前にやることがあります。~8回目 競合を知る
はじめに
今年も暑くなりましたね。
ちょっとで歩くだけで汗だくです💦
そしてなんだか雨が多いように思います。
水害の報告も出てますので、みなさまご安全に!
さて、今回は8回目として 競合を知る というテーマでお話しします。
振り返り
1回目はDXの定義、
2回目は変化慣れの必要性、
3回目は急にDで変化を起こすとどんなことが起きるか、
4回目はDXを考えるときに必要な現状把握のステークホルダーについて
5回目は3つの視点で考えるというお話をしました。
3つの視点とは、こちらです。
①自社
②顧客 販売協力店 卸、ユーザー
③競合 自社の競合、販売協力店 卸の競合、ユーザーの競合
6回目は自社、7回目は顧客を知るための方法についてお伝えしてきました。
今回は競合について考えていきましょう。
競合を知る ということ
競合の事業を理解する
お客様と同様、競合が
誰に 何を(どのような価値を) どのように提供しているか
を理解することが第一歩です。
顧客同様、HPに理念や社是なんかで表現されていることが多いと思います。
沿革も忘れずに見ておきましょう。
Newsや新着情報、新製品などもチェックが必要ですね。
それ以外にも以下のようなところで情報が取れますが
みてますか?
営業情報(日報・営業支援システム(SFA))
ITを使っていない場合は口頭または報告書と言うことになりますが
意図的に競合情報を集めておきましょう。
過去何をしたか、も大事ですが、これからどうしようとしているかを
掴むことか重要です。HP(コーポレート・ECサイト)
コーポレートは既に記載しました。
ECサイトでは価格が分かりますので、商品・製品単位で比較して
差を理解しておきましょう。
価格についてはAmazonや楽天、MonotaROなどのモールもチェックしておきましょう。ECサイトの価格変動をチェックするシステムも
ありますよ。チラシ事例・セミナー・展示会
先方がわざわざ情報を出してくれるので取らないのはもったいないですね。競合は聞けない場合もありますが、可能な限り情報は取りましょう。口コミサイト
GoogleMAP、食べログ、就職・転職サイトなどで情報が出ている場合があります。転職サイトでは生々しい話が書かれていることも・・・。SNS・掲示板等
そもそもアカウントが歩かないかも含めて知っておきましょう。IR情報
先方が上場の場合は必ず見ておいてください。決算情報とともに
今後の経営方針が記されています。帝国データバンク・東京商工リサーチ
有償になりますが、財務情報などを得ることができます。
情報が公開されていない中小企業の場合は有効です。
こんな感じで調べることが可能ですので調べておきましょぅ。
ただし、相手からもそのように調べられる可能性があることは理解しておきましょう。
集めた情報をどうするか、が大事なのですが、それは次回お話ししたいと
思います。
最後に
遅筆についてはもはやいかんともしがたく、ご容赦ください。
ワーケーションの写真やネタは撮りだめているので近々(ほんとに)
公開したいと思います。
福島~岩手~函館、徳島なんかを予定しています。
もちろん、DXの9回目(そろそろ終わりです)も用意しています。
個別のご相談も承っています。
こちらの申し込みページよりご依頼ください。