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小松製作所(6301):上昇70%

概要

会社情報

  • 会社名: 株式会社小松製作所

  • コード番号: 6301

  • 上場取引所: 東証

  • 代表者: 小川啓之(代表取締役社長)

  • 決算説明会: 証券アナリスト、機関投資家、報道機関向けに開催

  • 決算短信URL: https://www.komatsu.jp/ja

主要数値 (2024年4月1日~2024年6月30日)

  • 売上高: 9,598億円(前年同期比6.7%増加)

  • 営業利益: 1,570億円(前年同期比6.8%増加)

  • 税引前四半期純利益: 1,505億円(前年同期比1.6%増加)

  • 当社株主に帰属する四半期純利益: 1,097億円(前年同期比4.1%増加)

連結財政状態

  • 総資産: 6兆379億円(前期末比4,012億円増加)

  • 有利子負債残高: 1兆4,289億円(前期末比2,295億円増加)

  • 株主資本: 3兆1,593億円(前期末比1,257億円増加)

  • 株主資本比率: 52.3%(前期末比1.5ポイント減少)

セグメント別売上高および利益

  • 建設機械・車両:

    • 売上高: 8,943億円(前年同期比5.6%増加)

    • セグメント利益: 1,423億円(前年同期比2.8%増加)

  • リテールファイナンス:

    • 売上高: 305億円(前年同期比33.2%増加)

    • セグメント利益: 76億円(前年同期比20.4%増加)

  • 産業機械他:

    • 売上高: 455億円(前年同期比12.6%増加)

    • セグメント利益: 50億円(前年同期比160.9%増加)

地域別売上高

  • 日本: 706億円(前年同期比3.3%減少)

  • 米州: 4,491億円(前年同期比12.6%増加)

  • 欧州・CIS: 878億円(前年同期比17.2%減少)

  • 中国: 226億円(前年同期比46.4%増加)

  • アジア・オセアニア: 2,011億円(前年同期比0.3%減少)

  • 中近東・アフリカ: 820億円(前年同期比23.0%増加)

キャッシュ・フロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 839億円(前年同期比15億円の減少)

  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: 410億円の支出(前年同期比16億円の増加)

  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 120億円の収入(前年同期は62億円の収入)

業績予想

  • 通期予想: 売上高: 3兆8,610億円(前年同期比0.1%減少)

  • 営業利益: 5,570億円(前年同期比8.3%減少)

  • 税引前当期純利益: 5,180億円(前年同期比10.0%減少)

  • 当社株主に帰属する当期純利益: 3,470億円(前年同期比11.8%減少)

この情報は、コマツの2025年3月期第1四半期決算短信(2024年7月29日)からの要約です。


株価の動向を予測するためには、以下の主要な数値や指標を考慮する必要があります:

  1. 売上高の増減率: 6.7%増加

  2. 営業利益の増減率: 6.8%増加

  3. 税引前四半期純利益の増減率: 1.6%増加

  4. 当社株主に帰属する四半期純利益の増減率: 4.1%増加

  5. 株主資本比率: 52.3%(前期末比1.5ポイント減少)

  6. キャッシュ・フロー: 営業活動によるキャッシュ・フローは839億円の収入

  7. 地域別売上高: 欧州・CISやアジア・オセアニアで減少が見られるが、米州や中近東・アフリカでの増加が顕著

これらの指標から総合的に判断すると、以下のように分析できます:

プラス要因

  • 売上高、営業利益、四半期純利益が増加: 全体的な業績は好調であることを示しています。

  • 米州、中近東・アフリカでの売上高増加: 地域別に見ても、重要市場での売上高が増加しています。

  • キャッシュ・フロー: 営業活動によるキャッシュ・フローが安定しており、企業の財務健全性を示しています。

マイナス要因

  • 欧州・CISやアジア・オセアニアでの売上高減少: 一部の市場で売上高が減少していることは懸念材料です。

  • 株主資本比率の低下: 株主資本比率が前期末に比べ減少している点も注意が必要です。

数値による予測

  • 総合的な成績: 売上高や利益が増加しており、全体的な企業業績は好調です。これにより、株価上昇の確率は高いと考えられます。

  • 地域別の影響: 欧州・CIS、アジア・オセアニアでの売上高減少は一定のリスク要因として考慮されるべきです。

結論

  • 上昇の確率: 70%

  • 下降の確率: 30%

この予測は、全体の業績の好調さと一部市場でのリスク要因を総合的に評価したものです。市場の反応や外部要因も株価に影響を与えるため、投資判断には注意が必要です。


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