日経先物とCFDの200円乖離:配当権利落ちがもたらす影響
9月13日のSQ日以降に見られる日経先物(225ミニ大阪)と日経CFD(日本225)の価格乖離に関して、200円程度の差は通常、配当権利落ちの影響とみることが適切です。SQ(特別清算指数)日を境に、株価指数の先物やオプションに反映される配当分が影響を与えるためです。
配当権利落ちの際、株式の価格は理論的に配当分だけ下落する傾向がありますが、先物取引はその下落を織り込む形で動きます。つまり、先物価格は権利落ちを考慮してすでに調整されているのに対し、CFDなどの現物に連動する取引は、配当落ち分が直近の株価に反映されるタイミングで乖離が生じることがあります。
今回のケースでは、SQ日後の乖離は配当権利落ち分を織り込んだ動きであると考えられ、200円程度の乖離はその一部が配当分である可能性が高いです。
また、乖離が継続的に見られる場合、他の要因として市場の流動性、取引のタイミング、金利、リスクプレミアムの違いなども影響を与える可能性がありますが、配当権利落ちが最も大きな要因と考えられます。
この差は、9/27(本日の権利確定日)に解消されると思われますが、どうなんでしょうね。5:16現在、先物は39370円、日本225は39636円で266円の差があります。どうなるか見てみたいと思います。
ちなみに09/27 7:17現在。日本225は39367円で、269円下落。
ようやく、今日の権利分が是正されたようです。
5時の時点で1000単位くらい売ってれば、26万9000円の利益がでましたね。
わたしは売ってないけど・・・
こういう織り込みが反映されるまでのギャップってあるんですね。
先物とCFDの価格差がある時点で、先物を買って、CFDを売れば、ほぼノーリスクで差分がとれることになるんですね。
その後、9-27 07:00に差が解消されています。
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