![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172802871/rectangle_large_type_2_1fb6a241c60989f4d94f6b18eeee80e0.jpg?width=1200)
【AI】AIで何が変わる?AIを使った監査業務変革
こんにちはIT監査/DX教育コンサルタントのTです。
近年、AI技術の進化に伴い、監査業務においてもAIの活用が進んでいます。今回は、AIを活用した監査業務変革について書いてみました。
AIを活用できるものとして以下の2つの領域があります。
①データ分析
AIが会計システムに蓄積された大量のデータを分析し、不正や誤りの兆候を検出します。AIの中でも機械学習は、過去のデータからパターンを学習し、異常な取引や傾向を洗い出すことができます。それらを自然言語を使って分析することで以下のことが可能になります。
✔︎不正や不適切な処理の可能性があるデータをタイムリーに発見できる
✔︎データ分析を活用することで、リスクを把握して効率的なリスクマネジメントを行ことができる
②RPA(Robotic Process Automation)
RPAは定型的なチェック作業を自動化します。AIが不正やミスの兆候を発見した場合、RPAが関連する証拠書類(請求書や契約書など)を自動的に照合し、その信憑性を確認します。RPAのアプローチによって、以下のことが可能になります。
✔︎複雑な手順を自動化することで、効率的な監査を行うことができる
✔︎手作業によるエラーを減らし、より正確な監査結果を得ることができる
✔︎大量のデータを効率的に処理し、データを活用した監査を行うことができる
⭕️AI監査の導入効果⭕️
AI監査の導入により、監査業務の効率化、正確性の向上、コスト削減などが期待できます。また、AIは人間が見落としがちな不正や誤りを検出することができるため、監査の品質向上にも貢献します。
●まとめ●
AI監査は、監査業務に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。データ分析やRPAなどの技術と併せて活用することで、より効率的で正確な監査が実現し、企業の信頼性向上に貢献することができます。