母の凄い趣味(副業)の紹介 〜まさかの続編:畳の縁(へり)の世界〜
実は私の母は数年前から畳の縁(へり)を使った手芸アートにハマっており、その腕前は既に素人の枠を超えているのでは?ということに気が付きました。
前回に引き続き、これが実際のフリマにて展示している様子です。
なかなかに本格的ですよね?!これ全部、母の手作りです!!
実際にフリマに出店すると数万単位の売上げらしいです!!もう立派な副業やん…こんな身近に副業の先輩がいたとは。
そして、なんとなんと続編を希望して頂ける嬉しいお声をいくつか頂きましたので、Part2として「奥深き、畳の縁(へり)の世界」をご紹介させて頂きます。
畳の縁を使ったエコアートの世界
畳の縁(へり)とは、畳の周囲を覆う帯状の布のことで、畳の耐久性を高める効果に加え、素材や色柄によって雰囲気を彩る役割も持っています。
この縁ですが、実は…色んなデザインと柄があるんです!!
今回は、この縁(へり)の入手方法と種類について母にインタビューしてきましたので、その奥深き世界をご紹介していきたいと思います。
出会いはキルト展での一目惚れ
母と縁の出会いは、偶然やってきました。
元々、手芸関係が好きで手作りのバッグ類を作ってフリマで出展していた母。しかし、手芸の世界はライバル多数の茨の道…なかなか他のアーティストさんとの差別化が難しく、売上に伸び悩んでいたそうです。
そんなある日、運命の出会いが訪れます。
何か打開策がないものかと新しい生地や作品のアイディアを求めて、東京ドームで開催されていた「キルト展」なるものに視察に行っていった母。
そこで出会ったのが畳の縁(縁)でした。紺の下地に赤の水玉が綺麗という今までの縁の常識を覆すようなアートとしての美しさ。
(いやいや、北陸から東京ドームに視察って、どんだけ思い悩んでいたんですか(汗))。
とはいえ「畳の縁ってこんな綺麗で、たくさん種類があるんだ!!」と驚き&感動。ここから私の母のイマジネーションとコレクター意欲が爆発します(笑)。
似ているようで違う、奥深き縁の種類
干支が猪なことが原因なのか、私の母は思いついた後の行動力は家族全員が驚くほど大胆で一直線。もうこうなると誰にも止めれません。
畳の縁を販売しているお店を全国から探しまくり、岡山県にある高田織物さんというお店を発見。
なんと今度は岡山県まで車で向かったそうです(いやいや母さん、もう60歳超えてますし、普通に500km以上ありますよ!?)。
その後は高田織物さんのネットショッピングで買ったり、インスタやメリカリで全国の畳店を調べて、気になるものが見つかったらDMでお願いして売ってもらったりしているそうです。
日本全国に畳の縁を取り扱っているお店は、結構あるそうなので興味を持たれた方は調べてみると意外と近くにあるかもしれませんよ!?
値段によって種類や質も異なる奥深き世界
一概に縁といってもデザインもそうですが、質や値段もそれぞれらしいです。
例えばこちら、先程紹介させて頂いた高田織物さんの作品なのですが、お値段としては10メートルで2〜3,00円ほどらしいです。
こちらの生地は、後ろが透けることがなく作りがしっかりしています。
次にこちらは別のお店で購入させて頂いたもので10メートルで800〜1,000円ほどと半額ぐらいになります。
ただし、このように生地が薄く透けて見えるという特徴があり、値段によって厚みや質も異なっているそうです。
注意として薄いから粗悪品というわけではありません(取り扱っているお店を批判する気持ちは全くありませんので、誤解を招かないよう念押しさせていただきます)。
生地が薄いものは値段も元から安くなっており、それ相応の用途として作られているものになります。
例えば母の作品では他の縁に重ねることで作品が変に分厚くならず、アクセスとして利用できるので、それはそれで重宝しているそうです。
デザインだけでなく厚み、値段など奥深きこと限りなしです(少しだけ母が、あれだけの数を集めたくなる気持ちもわかります)。
おわりに
今回は奥深き畳の縁(へり)の世界について、その入手方法と違いについて紹介させて頂きました。
おそらく、この手の仕事や趣味を持っていないと知れない、ちょっとだけ不思議な話になったかなと思います。
今後も、定期的に母の趣味については記事にしていこうかなと思いますので何か聞いてみたいことがあれば、コメントお待ちしております。
(また母にインタビューしてきます(笑))。
色々な作品を作ってフリマで販売中です
私の母ですがサイズ、印鑑ケース、カバンなど色々な種類の畳の縁アートを作ってフリマにて出店中です。
もし作品に興味を持って頂けた方がいたら、オンラインでの販売・講習会の相談などを僕のnote経由でも受け付けていこうかなと思います。
近々、メンバーシップも立ち上げ予定ですが、まずは何かあればお気軽にコメン頂ければ返信するようにしますのでお待ちしております★★
最後に母の工房より1枚。いやいや、やっぱり集めすぎでしょ(笑)。