(誰でも)AIで仕事をもっと楽しく!! Part2. Gemini無料版で出来そうなことを触って確かめてみた
今回の連載記事について
現役エンジニアが「AIをもっと身近で、簡単に!!」をテーマに使い方の実践術をご紹介
私は普段、モンスターラボというITコンサル系の会社でソリューションアーキテクトとして仕事をしているのですが、ここではGeminiのような生成AIを活用したサービスの開発も手掛けています。
私自身もこのサービスの開発と、お客様への導入支援に携わっており、毎日のようにAIに触れ仕事で活用しています。
そんな現役のエンジニアが「AIをもっと身近で、簡単に!!」をテーマに、これまでAIを使ったことがない人でも簡単に使えるような実践術を今後は紹介していきます!!
Google Geminiをとことん使ってみる
Googleが提供しているAIサービスであるGemini。
「Geminiを使いこなせば私生活や仕事が楽しくなるかな?」と思って、今回の連載を決定!!
これからしばらくGeminiが提供するサービスを色々と使いながら
普段の仕事をAI活用でどれだけ楽にできるか
Geminiを簡単に使いこなすコツ
を模索・紹介していこうと思います。
Geminiには3つの選択肢があるらしい
ここ数日、調べていたのですがGeminiの使い方、料金プランは色々とあるようですが大きく分けると以下の3つに分類できるようです(違っていたらすみません)。
無料版:Gemini
Googleアカウントがあれば無料でGeminiを使って色々できる。
有料版1:Gemini Advanced
月額2,900円でより高度な機能を利用できる
有料版2:Gemini for Google Workspace
複数料金体系あり
GooleのスプレッドシートやGmailの中でGeminiが利用可能
個人的には最後のGemini for Google Workspaceがすごく気になったのですが、ネットや書籍では「無料版でもできることがたくさん!」という記事を多くみかけます。
Gemini(無料版)できることを、ざっと使ってみる
今回の記事では、まずは無料版のGeminiで何ができそうかを触りながら全体感を探ってみました。
基本はAIチャットボット
無料版でできることは、基本的にはGeminiというアプリを使って「質問をなげかると、Geminiが回答してくれる」という一般的な生成AIチャットボットと同じ使い方でした。
ただし!!
このGeminiアプリですが細部にいろいろと役立つ機能が隠されていそう。これらを今分かる範囲で触ってまとめてみました。
チャットの内容を綺麗にグループ管理
Geminiとの会話ですが、内容に応じてグループ分けできるようです。各々の会話は画面左に一覧表示され、編集などもできる雰囲気。
生成AIとの会話って、履歴が長くなると過去の結果を探しにくくなるので、綺麗に分類分けできるのは便利そう。
文字入力だけでなく、写真や音声の質問が可能
Geminiの入力欄を見ていて気づいたのですが画像や音声のアップロードメニューがあります。
お試しでフィギュアの写真をアップしてみると…おぉ、解析してくれた!!が…キャラ名が違う(笑)。
これは次回以降の記事で画像・音声周りの使い可や調査が楽しくなりそうです。
複数の回答案を自動で生成してくれる
Geminiの回答欄で気になったのですが、以下の赤枠の部分。
クリックしてみると別の回答案が!!
なんと1つの質問に対して、複数案の回答を自動で作ってくれるようです。
生成AIの回答って「なんか違う」ってときがあるので、複数の中から選べるのは嬉しいかも。
また、回答欄の下に「書き換え」という項目があり、これらを使って簡単に文章のリライトを依頼できそうです。
Google他サービスとの連携
Geminiが出力した内容ですが、以下のようにGoogleの他サービスと連携が機能が標準で備わっています。
このあたりを使いこなすことが仕事を楽しく、簡単にするコツになりそです(もちろんここは次回以降、しっかりと調査していきます)。
まとめ & 無料版で出来ないこと&利用上限
Geminiに無料版の制限やできないことを聞いてみると以下の回答がありました。
生成できるテキスト量:一度に生成できる文字数に上限あり
生成できる画像のサイズ:生成できる画像の解像度やサイズに制限があり
利用頻度:短時間に何度もリクエストを行うと、一時的に利用不可となる
機能制限: 有料版に比べて、利用できる機能が制限されています。
記事が長くなってきので今回は「無料版でできること」までをテーマとして、上記の制限や有料版で出来ることの紹介は次回の記事でまとめていこうと思います。
無料版でも画像や音声対応、他Googleサービスとの連携など魅力的な機能が沢山みつかったGemini。今後、これらについて個々に深く調査していく予定なのでお楽しみに!!