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【若手向け】上司が喜ぶ報連相 パート2:準備編

前回に引続き、報連相編の第2回で今回は「準備編」として、
上司に話しかける前の準備について書いていきます。前回の記事はこちら。


話の発展・脱線で本来の目的を見失わないこと


私の失敗談も踏まえて話しているうちに話が発展・発散して、

  • 関連する事象に関する質問を受けて話が発散・脱線する

  • 逆に、新たな疑問が浮かび、それを質問してしまう

  • 他の問題が見つかり、そちらの検討を進めてしまう

といったことありませんか? これも必要かもですが、

  • 時間切れになってしまい話が強制中断

  • 別件の問題に「整理してまた」となり宿題が増える

  • 何を聞きたかったのか最終的に?なる(解決した気持ちになる)

となり、本来の目的の結論がです・・・よくありますね。
ここで大切なことは最初に報連相で解決したかったことは、
    
  今、聞いて解決させるべき最優先事項のはず

ということです。今、解決させないと次のタスクに影響するからこそ
(わざわざ)上司に話しかけて答えを求めていたはず。
それが未解決となること、宿題が増えてさらに遅延が発生することは
避けないといけません。

そこで、このような話の発展・脱線が発生した場合でも本来の目的を
達成するための準備・対応を紹介します。


ノートやアプリに解決すべき課題を最初に準備する


まず、大前提ですが報連相で人と話すときはノートやアプリなどで、
会話内容をメモできる準備をします。注意としてリモートワークでSlackやZoom越しであっても同じです。

このメモに「報連相の分類」「伝える内容」「結論」「関連話題」の枠と
内容を記載して準備をします。

分類:報告
内容:XX画面のテストで発生した障害No.8の再試験結果(NG)を報告し、
   次の対応指示を受ける
結論:(報連相に行く前は空欄)

関連課題など
・(会話が発展して新たに見えた課題・ワードを書く)
・(会話が発展して新たに見えた課題・ワードを書く)

書いたら内容を見直し、事前に会話の内容をイメージしてみましょう。
これにより自分が何を伝えたいのか・聞きたいのかが整理されます。


お互いにノートを見ながら目的を忘れずに話す


ノートに記載ができたら、それを上司にも見せた形で会話を進めましょう。これにより相手は、今回の目的を共有でき、結論の枠が空欄な場合、
そこを埋めようと意識してくれます。事前に見せておくともっといいです。
(人は空欄があると、落ち着かず埋めたくなる心理があるらしいです)


話が発展・脱線する場合は先に結論を


話が発展・脱線した場合は、少し進んだタイミングで「関連話題」に内容を記載した上でノートを共有し「今の話題はメモったので、先に今回の結論をよろしいですか?」と軌道修正を促しましょう。相手もノートに課題が追記され、結論が空欄なことを見れば理解が早いです。


会話の結論を最終的に共有

報連相が終わったら、その内容も上司に見える形で伝えましょう。
結論や関連課題に自分の認識に誤りがあると指摘してもらえます。
(伝達は時短のためSlack等で事後連絡がいいかもしれません)



まとめ

ノートに内容を準備して、それを共有しながら会話をすること。
「普段より会話に時間がかかって手間・迷惑では?」と
思うかもしれませんが、意外とそんなことはありません。

  • 頭で課題を想像しながら会話することがなくなる

  • 話が発散しぎて本来の質問が何かわからなくなる

といったことが自分も上司もなくなくなり、常に同じ方向を向いて会話を
進められるので意外とスムーズにいきますよ。
騙されたと思って2、3回試してみてください。

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