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【比べて見たベトナムと日本】夫婦喧嘩ランキング

現在、4度目のベトナム訪問中です。

今回の訪問では、日本とベトナムの価値観や人間性の違いに注目して、現地メンバーに色々と取材を試みてみました。

そんな中でメンバーと盛り上がったのが今回のテーマである…

日本とベトナムで夫婦喧嘩に違いはあるのか!?

お酒を飲みながら「日本ではどんな内容で喧嘩になるのか」「ベトナムでは、仲直りはどうやってするのか」など、とても話が盛り上がりました。

今回は、この様子を記事にまとめてみたので、どうぞ!!尚、話がディープなので緩衝材として、当日食べた食事の内容も載せておきます(笑)。

私が大好きなヤギ料理専門店


ベトナムの夫婦喧嘩をランキング形式でご紹介

ベトナムの夫婦喧嘩におけるヤバさランキング(喧嘩になったときの深刻度)を紹介していきます。

全体的に日本と似ている点は多くあれど、その台所事情には大きな違いが!?

あくまで私と仕事をしている現地メンバー4,5名から聞いた情報なので、人による違いは、もちろんあることは予めご了承下さい

注意事項

【第三位】 この問題は世界共通!?


第三位は…

!!子供の教育問題!!

これは日本でもお馴染みですね。

教育方針や育て方など「なぜ、あんな伝え方をしたのか?」と考え方の違いを巡って勃発。頻度としても非常に多いとありました。

特にベトナムは家族の繋がりを非常に大切にする国なので、育児となると日本以上に夫婦間で意見を交わすことが多く、些細なことでも話し合いや小さな衝突が発生するそうです。

日本でもお馴染みと書きましたが、日本でも教育や育児の方針を巡って意見の対立はあれど、夫婦喧嘩に発展するケースはレア。

そう思うと夫婦喧嘩になるぐらい真剣に向き合うスタンスには、少し違いありそうだなと感じました。


【第二位】 日本も同じ、旦那が困るあの問題…


続いて第二位…

!!夫婦間のコミュニケーション問題!!

こちら日本でもお馴染みと感じるかもしれませんが、ここでも家族を大切にするベトナムならでは。

発生頻度や深刻度合いは日本よりレベルが上な印象と現地メンバーからありました。。

日本でもよくある旦那さんが、奥さんの話を適当に聞いていると…それはもう大変なことになるそうです!!

またベトナムは「3月8日:国際女性デー」「10月20日:ベトナム女性の記念日」と女性向けの記念日が多いことでも有名。この日に感謝の気持ちを伝えることやプレゼントを忘れて手ぶらで帰宅すると…。

一緒に食事していた男性陣が「想像もしたくないシチュエーション」と語っていたのが印象的でした。


【第一位】 やっぱりコレか!!日本でも絶対NGなお馴染み

栄光?の第一位は…

!!浮気とギャンブル!!

これも日本と同じですが、こちらも日本より状況は深刻。

ベトナムでは既婚者が配偶者以外と関係を持ち事を禁止する法律や罰金が定められており、また一夫一婦制度違反罪という罪の名称まで存在しています。

ベトナムでは日本以上に結婚は夫婦を超えた、両家の繋がりにまで発展する人生をかけた一大イベント。

実は今回の出張でも何度か現地メンバーと夕飯を食べていたのですが、男性陣においては奥さまからのテレビ電話で一緒にいる相手の確認がよくありました。

ギャンブルにおいても同様で「家庭を破滅させるもの」と行った厳しい意見が飛び交い、絶対的なご法度として話題にあがりました。


ここが違う!!日本とベトナムの夫婦喧嘩事情


ここまで喧嘩の深刻度をランキング形式で見てきましたが、日本で想像するランキングとかなり似ていましたよね??

嬉しくも、悲しくも親近感が湧きます。

しかし、色々と深堀っていったところ日本とは明らかに違う、文化が見えてきたので、ここではその違いについて紹介していきますね。


喧嘩の原因・根底にある部分が日本とは少しだけ違うかも


何度か同じ記載をしており重複して申し訳ありませんが、ベトナムは本当に人や家族の繋がりを大切にする国です。

滞在中も私が何かに困っていないか声をかけてくれたり、帰国時には大量のお土産をくれて見送ってくれます。

そんな人間関係を大切にする国だからこそ、喧嘩の理由としては多いのは「夫婦や家族の関係が崩れるリスクがあるもの」がランキングに並ぶ傾向にありました。

日本でも原因を探っていくと似ているかもしれませんが、ここまではっきりとした理由まではないのかなという印象がありました。


ベトナムでは食事中の喧嘩はご法度

ご飯の時間は何があっても喧嘩はせず、終わったあとに話し合いというのが一般的らしいです。

もし、食事中に本当にヤバイ雰囲気になった場合は、一度、食事を下げてから喧嘩を行うぐらい徹底しているらしいです。

これは

  • 食に対するありがたみ

  • 食事中は一家団欒の時間

  • 家族への敬いの思い

を強く大事にするベトナムの国民性からきているらしいです。

特に「家族への敬いの思い」については他にも面白い話を聞けたので次回の記事にテーマにしますね。


日本で多い、あの喧嘩はベトナムでは少ない

話をしていて喧嘩の原因で日本とベトナムで明らかな違いがあったのが金銭や物のトラブル。

日本(私?!)では、ブランド物、スニーカー、電子機器などをこっそり買って、後から大喧嘩に、、、よく聞く話ですよね?!

これを話すと「それはベトナムではない」との返答が。

その理由ですがベトナムでは基本的に奥さんが家計の財布をしっかり管理。完全なお小遣い制で余計なお金はそもそも持たせてもらえないそうです。

お小遣いも月にもらえるは昼食2,3回分だけで友人との食事がある場合は都度、「誰と何を」を申告して必要な分だけをもらうという徹底ぶり。

私がこっそりスニーカーを買って怒られた話をしたら、旦那様陣営は本気で羨ましがっており奥様陣営の視線は、、、ごめんなさい!!


仲直りの仕方は同じでした

最後に仲直りの仕方ですが、ここは逆に日本・ベトナムで共通でした。

小さな喧嘩は当日に解決することが多いですが、それ意外は数日間に渡って夫婦間の会話が減り、時間の経過に委ねて仲直りも多いとのこと。

いや〜親近感が湧きます、なんだか安心しました。

また家庭によっては家の近くに「仲直りのお店」なるものがあり、喧嘩後はそのお店に行って仲直りするというルールもあるそうです。

なんだか微笑ましいですね。


おわりに

気づいたらすごく長い記事になってしまいましたが、今回はベトナムの夫婦喧嘩をテーマにお送りしてきましたがいかがだったでしょうか?

次回もこんな感じで日本とベトナムの価値観や人間性の違いをテーマにした記事を書いていくのお楽しみに〜

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