【無料】 ボートレース児島 SGグランドチャンピオン エンジン台帳
児島で開催されるSGグランドチャンピオンのエンジン台帳を作りました。
児島の水面はクセも少ないイメージで、比較的買いやすいレース場という印象。干満差が大きいため、干潮時刻と満潮時刻で握って攻める選手を買いやすいコンディションなのかどうなのかは大事になってくる。
普段は見ない場ですが、過去3〜4節ほど遡ってエンジンの相場をチェックしてきました。
今回のエンジンをチェックしている中で、伸びに特化したエンジンが2つ。レース足での注目ではそれほど差はないような中でも1つだけ光って見えるエンジンがありました。
今回もエース機、レース足注目機、その他注目機の3項目に分けて紹介したいと思います。
<エース機>
【11号機 43.8%】 伸び☆
秦 英悟
直前節で地元の平尾崇典が強烈な伸びを仕上げて、ほどんどのレースでスリットから伸びて絞っていくレースを見せていた。スリット過ぎてから他を1艇身くらいは楽に出てくるし、出足なんかも意外に悪くなくて、力強くはないが舟の向きもまずまず。直前節でこれだけの伸びが仕上がっているだけに、今節も同じようなコンディションで使用される為、初日からパンチのある舟足になる可能性が高い。
機歴 http://www.boatrace-db.net/stadium/mdetail/pid/16/mno/11/
【36号機 43.4%】 伸び☆
菊地 孝平
2節前に島川光男が強力な伸びを仕上げて予選トップ通過の優勝戦1号艇。直後に使用した三宅爾士も強力な伸びを武器に予選を突破した。島川が使用していたシリーズでは捲り散らかしたレースが多く、11号機同様にスリット付近ではパンチの効いたエンジン。
機歴 http://www.boatrace-db.net/stadium/mdetail/pid/16/mno/36/
<レース足注目>
☆【49号機 43.2%】
羽野 直也
レース足の注目機の中でも最もレベルが高い印象。4月のG3シモデンカップで使用した宮崎奨からレース足では節間通していい見え方だったが、それ以降もそのレース足をキープするだけでなく、それ以上に上積みされている感じ。直前節で使用した高橋正男は舟が向いてからの一瞬の出足が強力で、中間速から伸びまでのつながりが兎にも角にも早い!スリット延長の伸びでは11号機や36号機のようにパンチこそないが、伸び特化のエンジンには負けるがそれ以外には負けるような足ではなかった。強力なレース足を誇るエンジンだけに、どこからでも連に絡めるくらいのエンジン。
◯【47号機 45.8%】
守田 俊介
S近辺の足はスムーズで、伸びられることはない。出足〜行き足の部分ではそこまで目立つような印象ではなく、パンチのある伸びがある訳でもない。
◎【67号機 43.2%】
坂口 周
直前に使用した宮迫暢彦は捌きもあってそこまで目立ったいなかったが、4月のG3で使用した中田竜太辺りから山本修一、長嶋万記とレース足を良い状態でキープしてきた。スリット延長で伸びていくような足ではないが、出足〜行き足で素早い加速があるエンジンで、引き波を超えていくトルク感がある。
◎【71号機 42.4%】
石野 貴之
直前節に使用した金子龍介が優出。4月のG3で湯川浩司がいつものようなパンチの効いた伸びはなかったが、出足でも伸びでも及第点がつく舟足を仕上げていた。出足〜行き足〜伸びのツナギはスムーズ。
◎【65号機 41.5%】
西山 貴洋
4月の段階では出足〜行き足で強いなと思っていたくらいだが、その後に妹尾忠幸、寺田千恵、新田泰章と使用してきて、徐々に伸びがついてきた。直前の新田泰章は優出。出足〜行き足のエンジンから、行き足〜伸びでも仕上がってきているエンジン。
◎【34号機 41.0%】
久田 敏之
1月のファン感謝バトルトーナメントで柳沢一が使用して強力なレース足を仕上げていた。近況では郷原章平、石川真二、吉永則雄、中村晃朋と使用してきて好成績連発。直前節の郷原がそこまで目立つような感じではなかったが、しっかり調整が合えば出足〜行き足〜伸びでスムーズに素早く繋がる。石川真二が使用した時は出足特化の調整の割にはスリット延長の舟足でもまずまずの余裕がある見え方で、調整次第では強い舟足に仕上がる本体ポテンシャルはある。
◎【13号機 39.8%】
上平 真二
3節前に使用した大山千広が出足でも伸びでもしっかりと仕上げてエンジン。スリット延長の足ではパンチのあるような伸びではないが、スムーズに加速していて、レース足でもしっかりしていた。優勝戦ではチルトを跳ねて大外からの進入になったが展示タイムもいいタイムが出ていたし、レースでもスリット延長で他よりも明らかに伸びていた。直後に使用した佐藤悠も同じような舟足で、伸び型でもまずまずの出足があった。直前に森貴洋がうまくバランスをとって出足〜行き足、行き足〜伸びで及第点がつく舟足に仕上げた。
<その他注目機>
【41号機 41.0%】 伸び注意
毒島 誠
近況は伸び特化のエンジン。3節前に山口達也が明らかな伸び仕様。舟が向いてからの足ではそこまで目立たないが、チルトを跳ねれば素直に伸びる。直前節ではスリットで勝負をするタイプの高倉孝太が使用して、出切るほどのレースは少なかったが、行き足〜伸びにつながってからも出ていくような印象。
【26号機 32.1%】 レース足
西村 拓也
5月の男女W優勝戦シリーズで、田口節子が出足〜行き足〜伸びへスムーズへ繋がる舟足があった。スリット延長でも余裕があったし、舟もしっかり向いていた。直後に使用した上田洋平も直線、レース足ともに及第点。
【21号機 31.6%】 レース足
前本 泰和
5月の男女W優勝戦シリーズで、金田幸子がかなり目立っていた。優勝した守屋美穂や、田口節子、大山千広より、出足でも伸びでも明らかに高い水準の舟足だった。今節使用されるかどうかわからないが、複勝率が目立たないだけに使用されるなら注目。
【15号機 31.0%】 伸び注意
金子 龍介
2節前に使用したのが菅章哉。直後の松井賢治も行き足〜伸びでスムーズに加速する舟足があったが、バランスをとってきていて、節間で連を外したのは1回だけ。これも使用されるかどうかわからないが、菅章哉使用後に上昇してきているエンジン。
エース機のふたつはスリットを破壊できるパンチ力のあるエンジン。レース足注目で☆がついている49号機はS近辺では11号機や36号機のようなパンチ力はないが、強力なレース足を魅せてくれそう。その他にもバランスがとれているエンジンは多数あったが、初日はこの3つに特に注目したい。
前検が終わって、エンジン抽選結果を確認後にエンジン番号に選手名を追記します。
SGは買いたい気持ちが先行し過ぎて、どうしても買い漁ってしまいますが、レース選びと資金管理を徹底して、日曜日に笑えるようにがんばりましょう。
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