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忙しい医学部生活で月10万円を稼ぐ方法

講義に実習、そして部活と医学生の毎日は忙しい。

・医学部ごときで忙しいとか言うな(笑)
・全然忙しくないだろ

𝕏上ではこんな意見もあるが、実際のところ、普通の学部よりは忙しいだろう。

その上、たった1つの科目を落としただけで留年になるプレッシャーは凄まじく、テストラッシュはその忙しさに拍車がかかる。

そんな生活の中、なかなかバイトの時間を捻出するのは難しいと感じていることだろう。

当たり前だが、稼ぐ手段がなければ手元にお金は残らない。(仕送りを貰える人を除く)

しかし医学生と金欠問題は常に隣り合わせ。

後輩に奢る文化が根付いており、「実家開業医ごんぶとの後輩に、ナナフシより細い先輩が奢る」なんて光景も決して珍しくはない。金欠だった頃は、コンビニで後輩に会わないかと肝っ玉を冷やしたものだ。

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そんなこんなで、金欠問題に悩まされる医学生は多い。お金の余裕は心の余裕。

月に10万円あれば……

そう思っている人も多いハズ。学生で月10万円もあれば、めちゃくちゃ贅沢できる。

・ちょいと高めの焼き肉に行く
・週1回、おいしい居酒屋で飲む
・月に1回、国内旅行に行く
・推し活全力投球
・気になるガジェットを買う

どうだろうか、ワクワクしないだろうか。気持ちはさながら富裕層だ。

そこで今回は、忙しいながらも医学生がコスパ良く月に10万円を稼ぐ方法をご紹介。

ちなみに自分は、学費・家賃・教科書代・予備校費用・食費・交際費を出すには10万円ではとても厳しく、改良と行動を続けた結果月60万円まで達成できた。

今回紹介する内容は全て実証済みであり、ポリクリが始まり外科系を回ってなかなか忙しいときでも継続しているので、このテーマを語る資格+信憑性はあるのかなと。

それでは早速いきましょう。


【追記】
𝕏の方でも発信しています。日々自分が学んだことをアプトプットしていくので、医学生・医師の皆さんはぜひフォローをよろしくお願いします。

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そもそも月10万円稼ぐために必要なこと

まず、大前提として月収の式を抑えておこう。

月収 = 時給(時間単価) × 働いた時間

この中で誰しも上限が決まっている変数は「働いた時間」だ。

1〜2年生でまだ基礎科目も始まっていない時期は時間はいくらでもある。多少時給が少なくても、ひたすらシフトを入れればすぐに10万円以上は稼げる。

かくいう僕も、1年生の頃は日給8,000円(実働時間9時間)でひたすらバイトをして、月20万円を稼いだこともあった。

しかし、あれだけ稼げたのは「時間がひたすらあった」ことと「それだけシフトに入れるだけの体力があった」の2つがかけ合わさり実現した奇跡。

先にも述べたように医学生は忙しい時期も多く、身の回りでもポリクリが始まったことを契機にバイトを辞める、もしくは働く時間を減らす人が続出した。

なのでバイトをする場合、いかに時間単価を高めていくかが重要になる。まずはこれを抑えておこう。


①塾講師と高単価な家庭教師を組み合わせる

医学部のバイトの定番、塾講師と高単価な家庭教師。この方法のメリット・デメリットは以下の通りだ。

【メリット】
・再現性が非常に高い(医学生ならなおさらほぼ達成可能)
・受験時代の知識を活かせるので、新たなスキル習得が必要ない
・塾は基本夕方〜なので大学の講義とも予定を調整しやすい

【デメリット】
・時給に授業だけでなく、準備時間も含まれていると実際の時給は低くなる
・営業スキルが必要になることもある
・シフトに柔軟に対応するのが難しい(相手に調整する必要がある)

塾講師なら1コマあたり2,000円〜、時給は少なくとも1,500円以上はあるのではないだろうか。

参考までに東京都文京区(なんか教育熱心そうな親が多くて、時給が高そうだと思った)で募集されている塾講師・チューターのバイトの時給が以下の画像の通り。

https://mynavi-ms.jp/search/tokyo/area-13107/job_type-80


https://www.jukukoushi.jp/search/index/city/13/bunkyouku/

時給換算で2,500〜3,000円とコスパ良く稼げることが分かる。

ここでは簡易的に2,000円だと仮定しよう。月10万円を稼ぐには50時間働く必要がある。バイトの出勤日数を週3日だとすると、1日あたり4時間程度働けばいい。

平日は17時に学校が終わり、18時から22時まで働くとする。土日のどちらかで4時間働けば、そこまで大きな負担ではないだろう。

ただし注意が必要で、授業の準備にかかる時間が労働時間にカウントされていなかったり、そもそも地域によっては時給2,000円の塾講師のバイトがなかったりする。その場合は、単純に労働時間を増やす必要があるので、その分大変さが増すことには留意したい。

続いては、塾講師と同じく高単価バイトの代名詞である家庭教師。塾講師よりも単価が高いのではないだろうか。

家庭教師のバイトの契約方法は主に2つ。

  1. 家庭教師のトライなどで契約する

  2. 個人で契約する

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1の方法はほとんど塾講師と同じ方法だ。運営元に家庭教師としての旨味はごっそり吸い取られているので、泥水しかすすれない。ざっと調べた感じ、塾講師の時給相場とほとんど変わらない。

なので、この方法で契約するくらいなら塾講師をやった方がラクだろう。

やはりおすすめは2の「個人で契約する」方法だ。ここにこそ、家庭教師のうまみがある。

インターネットで調べてみると、家庭教師と生徒をマッチングさせるサービスがいくつかある。

例えば、医学生限定の家庭教師マッチングサービスの「家庭教師コンシェルジュ」では、医学生という肩書を活用して活動できる。

https://preceptor.jp/

その他には経歴や最終学歴、教えられる科目、希望時給、対応可能範囲などを掲載する家庭教師専用の掲示板もあった。1の方法よりは、確実に高時給を狙えるだろう。

2の方法で求められるのは、受験に必要な知識を分かりやすく教えるスキルだけでなく、いかに自分をよく見せるか、希望する時給で契約してもらうかという営業力

医学生だけでなく医者が著しく欠如しているスキルだ。

今後、保険診療がさらに渋くなったら、外の世界に飛び出す人も一定数増えるだろう。そのときに必要になるのは間違いなく営業力であるからして、今のうちからデモンストレーションしておくのも悪くない。

かくいう自分は営業力があるわけではないが、母親の知り合いの親に交渉して2,500円/時間の単価で契約を結べた。

相場より著しく高いかと言われると決してそうではないが、相手は中学生2年生。対象科目は数学だったので、自分の予習や問題演習も必要ないし、コスパ良く稼ぐことができた。(実店舗を経営している中小企業の社長の息子だったので、おもてなしも結構あり時給以上にいい思いをできたのはヒミツ。)

プラットフォーマーに手数料を抜かれることもなく、高時給で働かせてもらえた。

②スキルを身に着けて自分で仕事を取る

ここから紹介するのは医学生・医者でやっている人はかなり少数派だが、世間の社会人の間ではトレンドになっている「スキルを身に着けて自分で仕事を取る」という方法。いわゆる副業ってやつだ。

メリット・デメリットは以下の通り。

【メリット】
・ある程度経験を積めば、塾講師や家庭教師よりも稼げる
・成果物を出すことが仕事なので、自分のペースで仕事を進められる
・自分に「スキル」が身につき、それを横展開できる

【デメリット】
・スキルを付けるのに時間とコストがかかる
・最初の時給は目も当てられない
・スキルがなければ容赦なく切られる

具体的にどのようなスキルがあるのか、一覧をあげてみる。

【IT・Web系】
プログラミング(Python、JavaScript、PHP、Ruby)
Web制作(HTML/CSS、WordPress、Shopify)
Webデザイン(Figma、Adobe XD、UI/UX設計)
システム開発・アプリ開発(Flutter、React、Django)

【ライティング・マーケティング系】
SEOライティング(記事制作、メディア運営)
セールスコピーライティング(LP・広告文章作成)
SNS運用・代行(X、Instagram、TikTok)
広告運用(Google広告、Meta広告)
メルマガ・LINEマーケティング(Lステップ構築など)

【クリエイティブ系】
動画編集(Premiere Pro、After Effects)
イラスト・デザイン(Photoshop、Illustrator)
3Dモデリング・CG制作(Blender、Maya)
写真撮影・レタッチ(Lightroom、Photoshop)

【ビジネス・コンサル系】
営業代行・法人営業(BtoB営業、商談代行)
プレゼン・提案資料作成(PowerPoint、Canva)
事務代行・オンライン秘書(経理・スケジュール管理)
コンサルティング(経営、マーケティング、SNS戦略)

【その他】
翻訳・通訳(英語・中国語などのビジネス対応)
リサーチ・市場調査(競合分析、データ収集)
カスタマーサポート(メール・チャット対応)

バイトや家庭教師よりももっと効率的に稼いでいきたい、将来につなげていきたいと思う人はこちらがおすすめ。

求められるのは「成果物」であり、それをアウトプットする手段は特には問われない。働き方も自由で、文字通り「時間と場所にとらわれずに働く」ことが実現する。

また、仕事を獲得する上でスキルを付けることは必須なのだが、それは横展開でき、いずれ大きな資産となる。医学生のうちから+αを求めることの重要性についてはこちらをどうぞ。

例えば僕のケース。

ライティング・Web制作・プログラミングに関する知識と経験があるので、他の仕事の応用できたり、インターン先でプロジェクトを任せてもらったりしている。

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ここまで聞くとかなり魅力的に感じるが、当然デメリットもある。

ほな、やったるかぇ〜(天竜人風)

しかし最初はそう簡単にうまく行かないのが世の常。

まずあげられるのが、スキルを身に付けるのに一定の時間とコストがかかる点だ。僕に関して言えば、Web制作を学べる環境ではなかったのでオンラインスクールに通ったり、その他書籍を購入したりして勉強した。細かくは数えていないが、総額20万円を使った覚えがある。

デメリットは参入障壁となる。多くの人が超えられないからこそ、超えた人には旨味がある。この働き方で月10万円を達成した人は、今すぐ何かしらの行動をしてみよう。

正直、この生活はめっちゃ楽しいですよ。自分の好きなときに働けるし、シフトもないから旅行もしやすい。

そしてどこでも働ける。そう、「タイ🇹🇭で働く」みたいにね。

ちなみに、この記事も僕が書いてます。興味のある方はぜひ読んでみてください。

「こんな働き方があったんだ!」って衝撃を受けるはず。

今その瞬間動いた人のみが達成できる

お金がないぇ〜。欲しいぇ〜。

と思うだけでは、当然何も起こらない。今回紹介した方法は再現性が高く、コツコツ続ければ必ず達成できるものなので、今その瞬間から動いてみよう。

本noteを通じ、1人でも多くの読者が一歩を踏み出してくれたら幸いだ。

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【追記】
𝕏の方でも発信しています。日々自分が学んだことをアプトプットしていくので、医学生・医師の皆さんはぜひフォローをよろしくお願いします。



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