医学生の“常識”を打ち破る|スタートアップでのインターン
どうもはじめまして。
Web系フリーランスとして活動している、いしゃたまと申します。
のっけから質問。このタイトルに惹かれてこの記事を読んでいるってことは、きっと「医学以外に興味もある」「もっと挑戦してみたい」「なにかおもろいことをやりたい」と考えているはずです。
そんな読者に問いたい。
ちょっとドキッとした人もいるんじゃないですかね。
医学生の大半が塾講師・家庭教師のバイトをやっていると思います。
実際僕も低学年の頃までは、塾講師・家庭教師をめちゃくちゃやっていた生粋の元バイト戦士。最低でも週5日は働いていましたし、全部で4〜5掛け持ちしている時期もありました。
そんな生粋の元バイト戦士である僕は、これを読んでいる読者にもう一度問いたい。
数ヶ月前がカンブリア紀ほど前に感じられるほど、AIがものすごい勢いで進化を遂げているこの時代、塾講師・家庭教師のバイトが本当に最適解なのかを考察していきます。
履歴書の「スキル」の欄、あなたは何が書けますか?
履歴書の「スキル」の欄、自信を持って何が書けますか?
まさか「数学」「物理」「センター・共通テスト9割獲得!」などと書くわけにはいかないですから、自分には何のスキルがあるかをあなたは考えるはず。
その時に気付くのです。「あれ?俺・私って医学部の肩書を取れば何が残るの?」と。
そう思った瞬間、自分のスキルセットが思いのほか限られていることに気付き、不安がよぎるのではないでしょうか。
塾講師・家庭教師バイトの落とし穴
医学生に大人気の高時給バイトの代表格である塾講師・家庭教師。
実はこんな落とし穴があるのです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スキルがつかない
はっきり言います。塾講師・家庭教師バイトは一部のスキルは身につくものの、長期的に見ると汎用的なスキルの獲得には限界があります。
聞こえてきますね、どこからともなく「塾講師・家庭教師バイトでも学べることはある!!!」って。
その点は私も否定しません。教えるスキルやコミュニケーション能力などは確かに得られます。
しかし、そうしたスキルは早い段階で習得しきってしまいがちです。汎用性のあるスキルではないんですよね。
それに割とすぐに、プラトー層に達してしまいます。聞いたことありますよね、「現状維持は衰退」だと。
これだけAIがものすごい勢いで進化している現代、現状維持は下りのエスカレーターに乗るようなものです。
イージーすぎる
「自分が知っていることを、自分よりも知らない人に教える」これは正直イージー過ぎます。いつまでもお山の大将をやってしまうんです。
塾講師、家庭教師界隈にいれば、医学生はトップレベルの学力を持っています。だから20代前半のそこらで「おや?なんだか自分ってすごいのでは」っていう勘違いを起こします。
まあ確かに受験頑張ってきたのは分かりますが、あくまで「それだけ」です。
患者さんに対して傲慢な医者が時々問題になるのも、若い時からこういう感じでチヤホヤされてしまった末路なのではないかと、個人的には思っています。
キャリア形成につながらない
塾講師・家庭教師バイトなどの単純な労働は専門的なスキルが身につかないため、キャリア形成につながりません。
もしあなたが今後、「医師+αで働いてみたい」と考えているなら、それは致命傷です。6年間をそのまま過ごしたら、もう最後。取り返しがつきません。
「やったことないことをやってみる」「チャレンジしてみる」。医師の働き方が多様化しているこの時代では、こういう姿勢が求められます。
これからの医学生とキャリアのお話、臨床医以外の働き方については、また今度どこかでします。
医学生の価値を高める選択肢|スタートアップインターン
「医学生としての価値をさらに高めたい」と考えているなら、他の人と同じことをやっている場合ではありません。
他の人がやらないことをやってみたり、怖くて身を置けない環境に飛び込んだりしましょう。
僕がこれほどまでに企業でのインターンを推す理由は、以下の通り。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バイトじゃできない経験ができる
企業でのインターンは、ほんとこれに尽きますね。バイトじゃできないような貴重な経験が、たくさんできるんです。
僕は株式会社Medrockでインターンをしているのですが、タイにワーケーションに行ったり、日本最大規模の美容医療の展示会に出展したりと、めちゃくちゃいい経験ができました。
普段一緒に仕事をしている社長やエンジニアの方々がどのような意識で業務を進めているのかを間近で見ることができて、スキル向上やモチベーションの刺激となりました。
否が応でもスキルが身につく
インターン、特にスタートアップのインターンでは、決まった業務はありません。朝令暮改ですぐに方向性、プラン、戦略が変わっていきます。
つまり、否が応でもスキルが身につくんです。
もちろん、自分がやりたいことも自由にすることができます。この経験は後々、医者となった後にも活きてくるもので、例えばDr.ちはる先生は大学生のころにエンジニアのインターンを経験されて、卒業後に自身の作ったプロダクトで企業しています。
「医学生」という肩書きが全く通用しない世界
受験塾や家庭教師界隈では、「医学生」は神様のように扱われるのが一般的。「神様・仏様・医学生様〜」みたいな感じですね。
しかし当たり前ですが、外に行けば、「医学生」という肩書きは全く持って通用しません。これ、意外と知らない、もしくは知っているけど知らないフリをしている医学生は結構いるんじゃないでしょうか。
インターンでは、これがいいんですよ。こういう「なんとか喰らいつき、やらねばならない」環境に置かれてはじめて、人間は成長します。
どんなインターン先がおすすめか?
「じゃあ、どういう企業でインターンすればいいんだ」って話ですよね。
結論から言うと、以下のどれかを満たしていたらOKです。
上記を満たしていたら、迷わずGOって感じですね。
医療×AIの最前線へ挑戦!株式会社Medrockでインターン生を大募集!
医師×エンジニアと医師×ビジネスオーナーの2人が共同した株式会社Medrock。まだ表では出せない事業内容もありますが、以下のようなサービスを提供しています。
医療DX企業であるMedrockの企業理念は、「医師の目線で現場の悩みを解決し、医師の労働時間を削減する」です。
医師の働き方改革、医療AIの発達など今医師を取り巻く環境は、今までに無いくらい激動の時代を迎えています。
とはいえ、医学生は順調に国家試験を通ってしまえば、安定した職に就けます。ぶっちゃけ、ビジネスや企業でインターンとして働く経験がなくても、困らないっちゃ困りません。
だからこそ、コンフォートゾーン(塾講師・家庭教師のバイト)の一歩外にある企業でのインターンに挑戦してみませんか?
創業わずか半年ですが、ありがたいことに多くのクリニック・病院様にご利用いただいていますが、なんせマンパワーが足りない!!!!!
ということで、ここまで読んでいる医学生の中で「企業でのインターンをしてみたい」と思っている方は、ぜひ僕のDMかひろひろ先生、ちはる先生のDMにメッセージください。
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