【デザイン研修レポート】 新卒社員に私たちが伝えたいこと。
こんにちは、 アイスタイルのデザイナー立野です。
私からは8月に実施した「新卒向け テクノロジー研修〜デザイン編〜」についてお話します。
「新卒向けテクノロジー研修」とはエンジニア・デザイナー採用の新卒1年生を対象としたもので、実際現場で担当している先輩社員が講師となり、アイスタイルで必要なマインド・幅広い知識に触れてもらうために参加してもらいます。
今回はその中でデザイン研修の時間を2日間もらえたので、その中で話したことを書いていこうと思います。
【Day1】 アイスタイル におけるデザイン部の役割を知ってもらおう!
今回の研修対象者はエンジニア4名・デザイナー1名の計5名。
エンジニアが圧倒的に多いこともあり、まずはデザインとアートの違いの部分から説明しています
< 1日目の研修ゴール >
・「デザインは "センス" ではない」って事をしっかり理解してもらう。
・デザイン部の役割を知ってもらう
この2つに絞ってお話をしていきました。
私たちは業務内にどんな風に考え、どんな事を行なっているのかイメージできるよう具体的な実際のプロジェクトの流れ、デザインガイドラインなどについても合わせてお話しました。
【Day2】 デザイナーに求められる役割と、周囲との関わり方って?
1日目は基本的なデザインにおいて知っててほしい知識をお伝えしましたが
2日目は意識しておいてほしいマインドの部分について掘り下げていきました
< 2日目の研修ゴール >
・デザインは色んな人と一緒に作ろう。
・「自分の領域じゃない」と領域を狭めるより、興味を持って広げよう
・フィードバックは怖くない!品質を高めるための共同作業
このような3つの事を知ってもらえたら、とお話ししてみました。
今回はデザイナーだけではなくエンジニアも含めた研修なので
デザイナー・エンジニア間(他の職種の方もですが)で、こんなコミュニケーションが取れたらきっと色々うまくいく!をデザイナー目線で自分なりにまとめ、お伝えしてみました。
【ワークショップ】 改善ペーパープロトタイプを作ろう♪
研修自体は2日とも午前中に終えるため、1日目の午後に宿題を出させてもらいました!
<お題>
他サービスのクチコミ投稿画面をトレースして、改善ペーパープロトタイプを作ってください
<STEP>
① クチコミ投稿機能のあるアプリを探し、投稿画面をトレースする
② その時の気付きをまとめる
③ そのサービスを参考に、アットコスメに取り入れられる改善策を考える
5人にはそれぞれ違うサービスを選んでトレースしてもらいました。
トレースといっても、デザインツールを使いなれていない人でも簡単に取り組めるよう、今回は紙に書いてもらいました。
トレースする時、
「このサービスはどんな人に向けて、どんな価値を提供したいんだろう」
「これはウチにも取り入れたい!」
などといったポイントを探す事を意識してもらい、それをレポートにまとめてもらいました。
ここまでできたら、あとはアットコスメにどう取り入れられるかを検討しまていきます
最初30分はみんなで一緒に。そこからは持ち帰ってもらい、午後の空いた時間で完成に向けて取り組んでもらいました。
そして作成してもらった「改善プロトタイプ」をもとに、2日目に1人ずつプレゼンテーションをしてもらいました!
ワークショップを終えての感想
各サービスの狙いや特徴をしっかり感じとりながら、たくさんのアイディアを出してくれました。
(持ち帰って、UI検討の際の参考にしたいアイディアがいっぱい…!)
▼ 参加してくれた5名からは、こんな感想が…!
・ペルソナや分析によって、アプリの目的などの理解を深められました
・ 改めてデザイン面では使用した時のこと、具体性のある分析を大切にしなければならないなと思いました。
・デザイナーの理念や考え方などエンジニアとしても取り入れるといいなと思うこと多々ありました。
・円滑に進めていくためにもデザイナーの考え方を理解する必要があるなと思いました。
・垣根を越えて取り入れられるものは取り入れていくという柔軟な姿勢を崩さずに行きたいと思います。
・ユーザーさんがどんな思いで利用しているか感じながら仕事をすることを最終的に学びたいと思います!
・情報整理やユーザー導線を考えた設計がやはり重要であると感じました。
今回の研修は2日間だったので、本当に駆け足で伝え・体験してもらう。という感じでしたが
少しでもデザイン・プロダクトを作るって、こんな感じなんだなって触れられて同じプロダクトを支えるエンジニア・デザイナー同士の相互理解、そしてより品質の高いプロダクト作りに役立っていけたら嬉しいな…と思います。
デザイナー・フロントエンドエンジニアを募集してます
アイスタイルでは引き続き、一緒に@cosmeの世界を表現してくれる仲間を募集中です!
少しでも興味を持っていただけたらぜひご連絡ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?