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仕事の取れるイラストサイトの作り方!信頼を得るための10のメソッド。
イラストサイト(ポートフォリオサイト)を作りたい。作るからには、仕事が舞い込むようなイラストサイトにしたい!ってお考えの方へ。ただ単に絵を貼っつけて「お仕事募集中」って書いとけば……ではぶっちゃけかなりキビシイ。
仕事の取れる、問い合わせの来るイラストサイトって、どんな要素が必要なの?ってお話です。
あ、ひとつ、あらかじめおことわりしておきます。ウェブ制作ソフトの話はここには出てきません。
■この記事はダイジェスト版で、具体的なことにはあまり触れていません。より新しい「いしつく!マガジン」をチェックしてみてください。
はじめに
もうひとつ、おことわりしておきます。
これから10の方法を挙げますが、人によっては強く抵抗を感じるみたいです。
セミナーなどでお話ししていても、「そんなの恥ずかしい」「怖い」「他のイラストレーターはそんなことしてない」「個人の自由だろうが」などなど不快感を表明してくる人もいます。
たしかに、ここに挙げるようなことを実践しているイラストレーターさんはあまりいません。
一方で、私がお会いしたイラストレーターさんのほとんどが「イラストサイトは作ってみたけど、仕事の問い合わせなんか全く来ない」と言っています。
なぜ?それは何か要素が足りなかったからです。その「何か」の一部分が、これから挙げることどもだと思ってください。
ウェブサイトだけで仕事を依頼してもらいたいならば、顧客に「これは信頼できるイラストレーターだ」と信じてもらう必要があります。
厳しいけどありのままをいうと、あなたも私も、知らない人にとっては「何処の馬の骨だかわからないクリエイター」でしかない。それを超えてでも理解してもらうには、「恥ずかしい」で逃げてる場合じゃないと思いません?
信頼を得られるような表現、道具立てっていうものがあるんです。その表現方法を知ってほしい、というのがこの記事の意図です。
1.プロフィールに自分の顔写真を載せる
「このイラストレーターは確かに実在してるんだな」ということを端的に伝えられます。そして、顔を出していられるということは、責任を持って仕事をするという表明でもあります。
よく、ウェブサイトには自分の似顔絵を載せている人がいます。
ダメとは言いませんが、できれば写真にしてほしいです。
なぜなら、実在を証明するという作用を持つのは、写真だけだからです。クリエイターさんならわかってもらえますよね。たった80px四方の小さな画像でさえも、人間はその顔を見て一瞬で「あ、本当にいるんだな」と反射的に信じてしまう。それは写真という表現方法だけが持つ、スペシャルなチカラなんです。
イラストにはこの作用がありません。だから写真なんです。
どんな写真がいいか。最近はSNSのプロフィール向けに個人の写真を撮影してくれるカメラマンもいますので、チャンスがあったら頼んでみたらいいと思います。背筋を伸ばしてちゃんと構えて、それでいて自然な表情のがベスト。次点で仕事中のスナップショットなんかでも。
2.本名と屋号を載せる
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