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クリエイターエキスポで成果を上げるために
クリエイターエキスポに参加したライターさんの記事。とても参考になったのでご紹介しておきます。
イラストレーターがこの記事から学べること・まねできることがたくさんあるなと感じた。いしつく!はイラストレーター向けに仕事の成り立て方をお伝えしているアカウントなので、イラストレーターに向けて噛み砕いてみるよ。
「何が得意か」をわかりやすく掲げることの重要性
ライターさんは、どんな仕事ができるのか、どんな分野のことが得意なのか、ということを伝える必要性について繰り返し述べている。
なぜ「なんでもやります」「なんでもできます」ではダメなのか?得意分野を絞って伝えることがなぜ必要なのか?
それができるかできないかで、商談の質が全く変わってくるからだ。
「値段で選ぶ」来場者と「得意分野で選ぶ」来場者がいる
ライターさんは「値段をすぐに聞いてくる来場者と、得意分野を知りたがる来場者がいる」と述べている。私もクリエイターエキスポに参加したとき全く同じ体験をした。
値段を聞いてくる来場者は、とにかく安く使えるクリエイターを探している。こういう仕事は請けても精神を蝕むような内容になりがちなのはいうまでもない。
得意分野を知りたがる来場者はその逆で、「あなたにお願いしたい」といわれるような仕事につながっていく。
得意分野を絞って伝えることができなければ、値段を聞いてくる来場者ばかりを引き寄せる。逆に「あなたにお願いしたい」という名誉ある仕事を引き寄せたいならば、得意分野を絞って伝えることが必要だ。
断じて「作品展」ではない!言葉で強みを伝えろ
得意分野を絞って伝えることが大事。
でもイラストレーターの多くは「特徴なんてイラストを見れば分かるでしょ」と思っているので、ブースに絵をたくさん飾り、渡すパンフレットもオシャレな画集ライクなもので、文字や情報はほとんどない。
案の定こういうイラストレーターからは「出てみたけど、仕事には繋がらなかった…」という声を聞きがち。
ここから読み取るべきことは、イラストを見せるだけであなたの得意分野や強みが伝わるわけがないということ。つまり、来場者に対して、得意分野や強みを文字や言葉で伝える必要があるということ。
たくさん絵を飾ったり配ったりしても来場者は鑑賞して楽しむだけ。それでは商談会とは言えない、ただのプチ展覧会だ。イラストレーターであっても、ブースとパンフレットに文字を入れた人が仕事をゲットしている。
ニーズを掘り起こす
商談という会話の中で相手のニーズを引き出すことができれば、仕事に結びつく。
イラストレーターも、商談相手に「どういう人を探してますか?」「普段の仕事でどんな問題がありますか?」という質問ができるようになろう。
こんな思いで作品を作ってて、私が考えたキャラクターはこういう設定で……って自分の(作品の)話ばかりしてないか振り返ってみて。
ブース来場者が少なくても傷つかないで
ブースに文字で得意分野を掲げることに成功していれば、それに関係のない人はそもそも寄って来ないので、ブースに声をかけてくる人は少なくなるかもしれない。
でもそれは決して悪い傾向ではないので、ヘコまないでください。ウェブサイト(ポートフォリオサイト)にも同じようなことがあり、対象を絞り込めていればアクセス数が少なくてもコンバージョン率は上がる。
以上です。グッドラック!
クリエイターEXPOの来場者が、その場ですぐ依頼に至るかというと、そうとは限らない。そこでウェブサイト(ポートフォリオサイト)をきちんと作っておくこと。ウェブサイトを伝えておけば、依頼主はあとからもう一度検討できる。ひいては仕事につながる。
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