Jama-Coaque(ハマ・コアケ)ってなん。
こんばんは
今日は12/5
時刻はam23:28もう夜中。。
このnoteは毎日何かしらをam0時までにあげる
クオリティが低くてもいいのであげることを目標にかいてます。
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さて今日はJama-Coaque(ハマ・コアケ)というエクアドルの土偶について
お話ししたいなと思います。
このnoteのサムネ画像にある人型のものが
エクアドルの土偶Jama-Coaque(ハマ・コアケ)です。
実はこの土偶を知ったのは今最も面白いPodcastのコテンラジオ
https://open.spotify.com/show/3qiAapMhh8UgWVfDWTSq2f?si=dRaokxBcTgy-bIBpeKcj1Q
に出演していらっしゃるヤンヤンさんが昨日シェアされていたのを見て
ふと思ったことを書いてみようとおもいました。
エクアドルは南米の太平洋側にある国で名前の意味は「赤道」
かつては
インカ帝国第二の都市であったキトを中心としています。
16世紀にスペインに占領されるまでのインカ帝国で作られた土偶なのではと思われます。
日本では土偶といえば妊婦さんを模したものが有名ですよね
そこにはほとんどの子供が死んでしまっていた(出生後の生存率が低かった)
時代に、安産祈願をするために作られていたのではと言われています。
同じような土でできた像だと古墳の埴輪や、秦の始皇帝の墓に埋蔵されていた兵馬俑は兵士を模して、死んでしまった王、皇帝をお守りする意味を込めて作られました。
さて、ではこのハマ・コアケはどんな意味を持って作られたのでしょうか???
こういう時は歴史の文脈から考えたいですね
この地域といえば前述した通りインカ帝国の領土だったため、
太陽信仰やその神に人質を捧げる文化があります。
そもそも君主制であったインカで「サパ・インカ(皇帝)」は
太陽神インティの化身という意味だったそうです。
チツェン・イッツァ(ピラミッド)の頂上がエジプトのピラミッドと違い
平面が確保されているのでそこで人間や動物を生贄に捧げる儀式をしていたのでは?
と思います。
山に囲まれているからか夜中と日中の気温差が激しく、作物もやはり太陽の光を受けて育つため
生命の維持=太陽の力という考えが強く太陽信仰が盛んだったのでは??と思いますね。
話を土偶ハマ・コケアに戻します。
この土偶たちを色々な種類見てみると
神官や戦士、動物と人間が合わさったようなものなど日本の土偶とは
モチーフが異なります。
神官や戦士は君主制を保つため、皇帝の威厳を保つための
いわば偶像崇拝の対象とされていたのではと考えられます。
そして人間と動物が融合したようなものこれはもしかすると
生贄になった人間や動物を慰霊するためというか、鎮魂の意味を込めて作られたものではないか?
そう思えてなりません。
だから人間なんだけども、非人間的なフォルムにして
生贄にした側の人間の立場を肯定するものだったのでは??とも思うのです。
そしてこういう考察をするときに大事なのが、その視点は今の時代の人間の文脈
から言えることなのでは?ということ。
現代では人殺しが犯罪だが長い時系列で見ると、
兄弟殺しは王位継承時のリスクヘッジだったり、遊牧民の世界では老婆や怪我をしたものなど集団の行動スピードを損ねるものは殺されていた。みたいな。
何が真実なのかは全くわからないけど、この土偶たちのような歴史の遺物から
ふとその時代に想いを馳せて、その時代の人々の生活や思考に自分の人格をインストールする。
そんな風に今自分の周りにいる人の気持ちが理解できたらな、、、、、。
いやむずいわ!!!!
人の気持ちができるようになるために歴史をもう一度勉強したいな。
12/5 23:58
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