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踊るようにGIVEする男

ビジネス書を読んでいると成功の秘訣として、相手にGIVEしようと書いてある。

スキル、モノ、情報、相手に与えることによって自分にもそれが返ってくる。

でも、大体の人が思うんじゃないでしょうか。

「そんな大層なもんもってねえわ!」って。

ビジネス本に出てくる、うまくいく秘訣って大体レベルが高い。そりゃその通りできれば上手くいくだろうなって感じ。
みんな思ってる、絶対。

てな感じで、正直最近ビジネス書に辟易していたところです。
だから読む本はもっぱら小説。

仕事の休憩中も大体小説を読んでるけど、喫煙所でアイコスを吸っていると同僚もやってくる。
人がいるときはスマホをいじらないようにしているので、当然会話になるが僕は基本聞き役だ。

会話が途切れず盛り上がるので、雑談がうまいなあと、思った事をそのまま言った時に返ってきた言葉が、

「いっしーは話しやすいからな!普通ならこんな会話弾まないよ。」

確かに、自分の得意なこととして"聞くこと"というのは頭にあった。
でも、自分の中で得意な"聞くこと"は認識の相違がないように話を進める能力だと思っていたから結構意外。

そう考えると、"聞くこと"によってGIVEできていたことも多くあったのではと思う。

カタチに残るわけじゃない。

でも、自分のとったコミュニケーションによって、相手に安らぎや楽しさを与えられていたのだ。

俺、与えられてる!?

こう考えると、与えられることというのは考え方次第では多くあるのでは?と思う。

聞くことだけじゃなく、話して笑わせる、お手伝いをする、とにかく相手の感情をいい感じにできるならGIVEが成立する。

視野が狭かった僕は、何かとスキルとか情報とか崇高なものばかりをいいものと捉えてきたが、今日からは違う。

僕からはデカいモノはあげられない。
けどちいさなものなら、小出しにして与えることができる。

そもそもGIVEなんて意識しないで、相手と仲良くできるようにコミュニケーションできるよう心がければいいだけだったのだろう。

考えてみてほしい。
いいやつだったら一緒にいたいと思うし、遊びにもいきたいとも思うだろう。

難しく考えず、自然体でいいやつでいればいいだけ。

余計な事は考えない。

ナチュラルにGIVEできる人に、わたしはなりたい。

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