好き嫌いはっきりすんのが大人だろ?
僕は人に対して誠実でありたいと強く思っていた。
思っていた、過去形やで。
今までの僕は誰に対しても誠実な態度を保っていた。それが自分の感情に反していても、だ。
正直、気に食わない人もそれなりにいる。
僕は性善説を唱えている。
だからこそ気に食わない人も「この人なりにいいところがあるだろう」と誠実な態度を心がけていた。
ちゃんと見てくれている人は必ずいる。
自分で言うのも何だけど、かなり評判がよく人気者のいっしーくんで通っていたのだ。
でも、その分自分をすり減らしていた。
そもそも誠実って何だ?
うん、自分でもそうだと思う。
でも、問題なのは「自分に対して誠実だったか」だと思う。
相手とうまく接していても、自分にウソついてたら誠実じゃないかも。
てかウソついてんなら相手にも誠実ではないと今気づいた。笑
前回書いた「誰にでも優しく接する人はすごい」って話に似てるようで似ていない。
誰にでも優しい人は恐らく、ただ困っている人がいるから助けたろ!って感じだと思う。
僕の誰にでも誠実に!ってのは、
「こいつ何言ってんだ、めんどっ!けど波風立てるとさらにめんどっ!」
のやつなのだ。
違いは"損得勘定を考えてやってるか"だろう。
僕は、嫌なやつに誠実に接する度に、心をすり減らしていた。
でもプラスなこともあった。
プラマイゼロなのだ。
同じゼロなら、嫌なやつにはそれなりな態度で代わりに心の平穏を得た方がよっぽどよかった、と今の僕は思う。
最近僕の中で、転職、妻の妊娠と立て続けに色々な事が起こっている。さらにコロナ禍で世はパニック。
こんなときだからこそ己を見つめ直すいい機会だと思い、人との接し方について書いてみた。
生きている限り、多少のストレスは絶対に避けられない。でも、減らすことは工夫次第でいくらでもできる。
好き嫌いはっきりさせる。
嫌われるのを恐れない。
明らかなおかしいことにはNOを
これだけだ。
自分に根付いてる習性を変えるのは中々難しいかもしれない。
でも少しづつやってみようと思う。
ちなみにタイトルは、狂気の桜という映画のなかのセリフ。
20歳頃に観た映画を今更思い出して、自分に置き換えようとしている。
僕ってば晩成型である。
今日から新生いっしーだよ!
なめんなよ!
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