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岩手県南旅行 中尊寺と南部鉄器
2020年10月10日。世界遺産「中尊寺」の見学と、南部鉄器が欲しいという理由から岩手県に行きました。
まずは中尊寺へ。
車を降りて、杉並木を歩きます。
巨木の下の木漏れ日の中、秋晴れで気持ちよかったです。
最初の方は坂の勾配が少し急ですが、上がっていくとなだらかになります。
有名な中尊寺金色堂はこの建物の中にあります。
金色堂と博物館の入場券が共通で大人が800円でした。
金色堂の御朱印はこの建物の中で受付をしていました。
中は撮影禁止でしたので、残念ですが写真はありません。
金色堂の構成や、装飾などを説明する音声が流れています。
贅沢の限りを尽くした金色堂。当時の奥州藤原氏の圧倒的な権力、財力を思い知らされます。
金色堂には奥州藤原氏3代に渡るミイラと、4代目の頭が収められています。
これらのミイラは自然にできたものだそうです。
4代目の頭には晒し首にされた跡も見つかっています。
また、この首が収められていた首だるからはハスの花の種が見つかりました。
現在中尊寺で見られるハスは、このハスの種から栽培したものと言われています。
写真は経堂です。中尊寺に伝わるお経はこの建物の中に保存されていたそうです。
ここが中尊寺の知の宝庫、中心地だと考えると、とても神聖な場所のように感じられました。
ジブリの世界観に浸れるような道でした。
消火栓が中尊寺の雰囲気を壊さないように設置されていて、可愛くなっていました。
松尾芭蕉も中尊寺を訪れました。松尾芭蕉が来た頃の中尊寺はかなり廃れていたそうです。
夏草や 兵どもが 夢の跡
五月雨の 降り残してや 光堂
という2句が「奥の細道」に残されています。
上の写真が、旧覆堂です。
その名前からも分かる通り、かつて金色堂を覆っていた建物です。
中に入ることができます。
これが首桶から出てきたハスの種から栽培されたハスです。
夏のお盆の時期にはこれらのハスの花も咲いているはずです。
中尊寺本堂です。
ここで写経や座禅体験ができるようです。
もう一つの目的地、及源です。
南部鉄器のフライパンを買いに来ました。
道路から入ってすぐは工場になっており、奥に進むとファクトリーショップとその利用者用の駐車場があります。
中はこのようにおしゃれな雰囲気になっています。
南部鉄器で沸かしたお茶を無料でいただきました。
工場限定商品やアウトレット商品も置いてありました。
私は、アウトレット価格になっていた南部鉄器のフライパンを購入しました。お気に入りです!
岩手は観光名所や美味しいものがたくさんあり大好きです!次は県北の方にも足を伸ばしてみたいです。