【投資】MONEX投資力診断を使って2024年の投資実績を評価・分析する
本日2025年1月6日、2025年の日本株市場がスタートしました。朝一はちょっと強めでしたが、いま(午前11時前)は軟調な展開ですね。個人投資家として短期的な市場の上下には一喜一憂しないようにしていますが、一方で定期的なポートフォリオのチェックは必要かなと思っています。
本日は、普段利用しているマネックス証券のMONEX投資力診断を使って、昨年2024年の自身の株式ポートフォリオのパフォーマンスについて評価・分析したいと思います。
自身のポートフォリオの特徴は?
上記添付した以前の分析にもあるとおり、自身の株式ポートフォリオの特徴は、NTT(9432)を中心に"ダウンサイド耐性"を意識したポートフォリオです。昨年のように市場が堅調時に市場全体を大きく上回るようなリターンを上げることも魅力的ではありますが、長期的な観点でみると、"マイナス幅を抑える"ことが結果としては長期のリターンに貢献すると考えているからです("【投資】+10%と▲10%は等価ではない?")。そういった意味では、昨年2024年、日本株市場(TOPIX)が18%程度上昇した環境では、あまり良い成績ではなかったのかな?と想像はできますね。実際、主力銘柄のNTTは2024年は▲7%程度(配当考慮せず)でしたから…
なお自身の日本株ポートフォリオ、過去にも振り返ってますが、以下の5つの区分で構成されています。
優良安定銘柄枠
極小時価総額枠
円高メリット枠
J-REIT(物流)枠
中長期成長枠
このうち、極小時価総額枠は個人の口座ではなく法人口座にしているので、便宜上、優良安定銘柄枠、円高メリット枠、J-REIT枠、中長期成長枠をコア・ポートフォリオとして、そして極小時価総額枠と、それぞれ分けて分析したいと思います。
コア・ポートフォリオについて
極小時価総額枠以外のコア・ポートフォリオの2024年の成績は以下のとおりです。想定通り、日本株市場全体のインデックスTOPIXと比較すると、リターンで大幅に劣後する結果となりました。まあNTTがマイナスリターンでしたからね。それでもプラスだったのは良かったです。
自身が重視しているダウンサイド特性、最大ドローダウンを見ると、TOPIXは▲23.97%なのに対し、自身のポートフォリオは▲14.14%と、市場下落時に強い特性を維持しました。標準偏差も大幅に低く、まあ想定通りの結果を出してくれていると思っています。
極小時価総額ポートフォリオについて
極小時価総額ポートフォリオの2024年の結果については以下のとおりです。2024年の小型株市場は冴えなかった印象ですが、自身のポートフォリオについては、デュアルタップ(3469)のヒットが大きく、市場全体を大きく上回る+46.56%のリターンでした。逆にいうと、これがなかったら結構微妙な結果だったりはします(笑)
ただ、この枠についてはこういう個別株の要素が大きくなりがちですので、これも想定通りの特徴だったりはしますね。
2025年も変わらぬポートフォリオ特性でスタート。今年はさらに神経質な展開が予想されるので、現状の"ダウンサイドに強い"特性が活かされる状況になるのかな?という想定はしています。