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【FIRE】『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著、ダイヤモンド社)

今更ですが、当方FIREする直前にこの有名な『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』を友人に紹介されて読みました。

有名な書ですので、詳細な内容をここで書くことはしませんが、要は「どんなに金持ちでもあの世にお金は持っていけないので、今しかできない経験をもっと大切にし、経済的豊かさだけでなく、人生を豊かにしましょう」ということです。

もちろん自身がFIREする後押しにはなりましたが、いろいろと考えさせられる面もありました:

  • 老後2,000万円問題というのもありましたが、若い頃から「老後への備え」を意識させられすぎるのも良くないですね。若い頃にはその時にしかできないことがあります。それを我慢してまで「老後に備える」のは本末転倒かなって思ったりします。

  • でもこういうのって、0か100かではなく、あくまでもバランスの問題。そしてそのバランスは人によって違います。「今の人生の充実」と「将来への備え」、それをどうバランスとるかは自分で考えないといけません。ファイナンシャル・プランナー、ファイナンシャル・アドバイザー的な人達がネット上でいろいろ言ったりしてますが、最後は自分でどう折り合いをつけるかです。

  • 「自分ならどうするか?どうZEROで死ぬか?」この本を読んで考えてみましたが、幸か不幸か投資が好き、投資が趣味です。消費するくらいなら投資します(あっ、もちろん生活する上で必要な消費はしますが…)。「死ぬまで好きなことをやって死にたい」ということであれば、僕の場合は「死ぬまで投資している」、つまりおそらくは「お金を使わないまま死ぬ」、「"DIE WITH ZERO"は達成されない」ってことになりそうです。もう、本書的にはもともこもない結論ですが(笑)

情報が溢れかえっている現代。あまり(前提条件が異なる)周りの意見・情報に左右されすぎず、そして他人と比較せず、自分なりの「人生の豊かさ」と「将来の備え」のバランスを見つけてもらえればいいのかなって思います。

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