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【投資】いまの資産配分・通貨配分を点検(2024年5月9日時点)

ちょうど半年くらい前のnote「2024年に向けて資産クラス配分・通貨配分を見直す」で、2024年はどういうスタンスで運用にのぞみ、どのような資産配分、通貨配分にしていくかを検討しました。

ようやくニュージーランドの不動産を売却して得た資金の日本円への還流、そして税金の支払いもほぼ終わったので(あと住民税はありますが…)、現時点の資産配分、通貨配分を点検。今後の方針についてあらためて検討してみようと思います。


当初の資産配分・通貨配分の計画

もともとの資産クラス配分と通貨配分の計画ですが、米国利上げサイクル終焉のもと、株価の先行きは不透明に、そして通貨では円安トレンドの終了を想定。資産クラス配分では、現預金を半分程度にし、米国株→日本株へシフト、通貨配分ではニュージーランドドル(NZD)を全て日本円(JPY)に、そして米国ドル(USD)も米国株→日本株へのシフトを受け一部日本円(JPY)に、という計画を立てていました。

2023年11月時点の資産クラス配分目標
2023年11月時点の通貨配分目標

思っていた以上に時間が掛かってしまいましたが、この半年間、ドル円の水準も介入への思惑から短期では乱高下することもありましたが、一貫して円安水準にあったこともあり、まあまあいいところで円転できたと思ってます。

現在の資産配分・通貨配分状況

現時点(2024年5月9日)現在の資産クラス配分と通貨配分は以下のとおりです(法人格での不動産、日本株投資は除く)。あまりちゃんと計算して資金シフトをしたわけではないのですが、資産クラス配分も通貨配分もほぼほぼ当初の計画どおりになっていてビックリしました(笑)自分の肌感覚、まだ衰えてなくてよかったです。

2024年5月9日時点の資産クラス配分と通貨配分

今後の市場の見方

今後の市場の見方については、年初の以下のnoteで議論しましたが、これも変更ありません。ただ想定していたよりも米国経済は堅調、利上げサイクル終焉とか言いながらまだまだ利下げではなく、利上げの話も出てくるくらい。為替についても、日米金利差の拡大が止まったとはいえ円安圧力は強いですね。当面は神経質な展開が続くとは思いますが、まあ今後3年〜5年というスパンで見たら、自身の想定を変更するほどでもないかな、という感じです。

今後の方針

では上記の前提を踏まえ、今後の方針をどうやっていこうか、ということですが:

  • 保守的なスタンスとはいえ、円キャッシュを50%のまま滞留させるのは勿体無いですね。自身も極小時価総額の日本株投資で、投資先企業がバランスシートに大量をキャッシュを抱えていたら、「無駄だから投資するなり還元するなりしろや」って言ってるくらいですから。

  • じゃあこの円キャッシュをどこに振り分けるの?というところですが、昨日のnoteでも書いたとおり、1つはその安定性を期待してJ-REIT。特に物流施設をメインとした銘柄に投資をしていこうと思います。

  • もう1つのテーマが円高で恩恵を受ける銘柄群でしょうか。これから調べようと思っていますが、食品、生活雑貨、エネルギー、電力・ガス、紙・パルプ、旅行、あたり?こういったセクター群の企業でも、これまでの円安トレンドの逆風の中での経営努力と株主還元の向上の結果か、株価も自分が想像していたよりも結構堅調なところも多いですよね。ちょっと検討してみようと思います。

  • なお米国株は弱気とはいえ、引き続き投資信託を通じて継続保有。社会人の頃から積み上げてきたDC(確定拠出型年金)は100%、S&P500ですし、また今年から始まった新NISAの成長枠はNASDAQへの投資。今後10年超という超長期でみれば、為替がどうなろうと米国株の上昇率はそれをもっと上回るかな、ということで。

という感じで、2024年後半にのぞんでいこうと思います。

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