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【FIRE】歳を取るとなぜ時の流れが早く感じるのか? - ジャネの法則
前回、年始に書いた自身のFIRE生活に関する投稿で、「歳をとると時間が進むのが早く感じる」ということに危機感を感じているという話をしました。実はこれ、「ジャネの法則」と言うらしく、今日はそのジャネの法則と、「では時間が早く感じないようにするには?」ということについて考えてみたいと思います。
ジャネの法則
ジャネの法則とは、Wikipediaによると:
ジャネの法則(ジャネのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書「記憶の進化と時間概念」において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネーの法則とも表記する。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。例えば、60歳の人間にとっての1年の長さは人生の60分の1であるが、6歳の人間にとっては6分の1であり、主観的に感じる年月の長さは歳をとるほど短くなる(時間が早く過ぎると感じる)。
このように、多くの人が感じている「歳をとると時間が進むのが早く感じる」という心理現象、ちゃんと昔から議論されているんですね。
ジャネの法則への対策
上記の概念によれば、このジャネの法則、あくまでも"心理学的に説明された現象"であり、"主観的"なもののようです。つまり、「自身の心の持ちようによっては、時間が過ぎるのが早く感じないようにすることもできる」のでは?なんて思います。
というわけで、"ジャネの法則"、"対策"というキーワードでググってみると、以下のような対策がAIによって生成されました。
ジャネーの法則への対策としては、夢や目標を持ち、新しいことに挑戦し続けることが考えられます。
ジャネーの法則とは、年齢とともに「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じる現象です。
ジャネーの法則への対策として、次のことが考えられます。
・夢や目標を持ち、常に新しいことに挑戦する
・新しいことを学ぶことで脳の活動量を活発にする
・楽しい計画を立てることで濃い時間を過ごす
日々漫然と過ごすのではなく、目標を持って新しいことに挑戦し、新しいことを学び(脳を活性化させる)、楽しい計画を立てる、そうすることで時間の流れを遅く感じさせるということですかね。
対策を自分に当てはめてみると…
では上記の対策、自分自身に当てはめてみるとどうでしょうか?
夢や目標を持ち、常に新しいことに挑戦する
FIRE生活に突入した今、人生においてたいそうな夢や目標があるわけではありません。普段時間を使っている筋トレであれば、今年については「各部位の大きさを大きくすること(具体的な数値目標あり)」、そしてゴルフについては「60歳までにハンディキャップが1桁(シングル・プレーヤー)」という目標をもって挑戦しています。
ただこれらはここ数年継続している目標であり、"新しいこと"ではないですね。昨年は実は料理教室に通い始めたので、これが新しいことへの挑戦でしたが、"常に"というのがなかなか難しいところです。他に挑戦できることがあるか、やってみたいことがあるか、ちょっと検討してみたいと思います。
新しいことを学ぶことで脳の活動量を活発にする
これについては昨年、中小企業診断士の資格を取ろうと勉強を始めましたが、途中で挫折しました(笑)まだ完全に諦めたわけではないですが、これをきっかけに勉強を再開するのもアリでしょうか。
また、まだ漠然としたものですが、もうちょっと別で勉強してみたいこともあります。具体的に実行に移し始めたらまたnoteにでも書きたいと思います。
楽しい計画を立てる
これに関してはちょっとピンときませんね。ただ、毎年1回、家族で温泉旅行に行くのが楽しみだったりしますが、そういった家族で出かける回数をもうちょっと計画立ててみようと思います。
上記、各項目について考えてみましたが、FIRE生活の特権として「時間の自由がきく」ということがあります。難しく考えず、「やってみたいことや、興味が湧いたことがあったら、躊躇せず(うだうだ考えず)まずはやってみる」という姿勢でもいいのかもしれません。