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【ゴルフ】スイングに関するキーワードの変遷〜要は何が正解なの?

2017年からゴルフを始めて以来、気づいたこと、不思議だなって思ったことがあります。それは「毎年毎年、スイング動画で頻繁に取り上げられるキーワードが変わること」です。これによって、自身もだいぶ影響を受け(だいたいが悪い影響)自分のスイングを見失うこともありました。

記憶にある中でも:

  • GGスイング/シャロースイング

  • 地面反力

  • 二重振り子

  • 引いて引く

  • 右回りスイング

などなど。細かいのを入れるともっとありますね(左足主導とか、右で捌くとか、手を返す/返さないとか…)。そのたびに、私のようなYouTube好きアマチュアゴルファーは、「試しに自分もやってみよう」とちょっと練習場で取り組み、そしてちょっとうまく行くと「開眼した!」とか言って、コースに行ってボロボロになる…というのを繰り返します。

そんな路頭に迷った当方は、4月から新しいコーチのもとでスイング矯正を行なっています。矯正のための素振りを日々行いかれこれ半年近く経ちますが、先日70台というスコアも出た通り、徐々に結果も出始めています。今教わっていることを詳細には書けませんが、コーチとのやりとりを通じて、スイングについていま自分の中で整理・理解していることをまとめますと:

  • 究極的には、クラブヘッドがどう効率的に力をボールに伝えられるかが大事。

  • シャロースイングや二重振り子などは、「結果としてそうなっている」現象であって、それが目的になってはいけない。あくまでもクラブヘッドがいかに効率的に動くかを意識した結果として、"そう動いて見える"だけ。→なので、どれも形としては間違いではない。

  • クラブヘッドが効率的に動くためにスイングで何を意識するかはたぶん人によって違う。アマチュアの場合には、「そもそも腕、クラブがしっかり振れてない」人が多い、なのに"下半身主導"といっても順番が違う。

  • 私自身の場合は、「下半身主導」とずっと言われて、足踏みをしながら打つ練習などを行なってきました。しかし、結果としてはまったくクラブが振れておらず、そしてその結果としてタメが早く解けるアーリーリリースや、フォローで左肘が引けるチキンウイング、もっと言うなら「クラブを振る(結果としてその途中にボールがある)」のではなく、「ボールにクラブを合わせに行っている」状態でした。なので、今は両足をしっかり固め、ほぼベタ足にしてしっかりとスイングしています。なんなら、ボールも凝視しないようにしています。不思議なもので、動画を撮ってみると、下半身は「できるだけ動かさないように」意識しているのに、結果としてはクラブが振られるのに合わせて、下半身主導のようにしっかり動いて見えます。これがまさに、「動画で見えることと、意識していることは違う」ってことなんでしょうね。

以上、スイングにおけるキーワードの変遷と、「見えることと、やっている・意識していることは人によって違う」という話。今のコーチからは「スイング矯正には1年くらいかかる(素振りで3万回から5万回)」って言われているので、気長に、地道にがんばります。

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