カート落ち&カゴ落ち対策
皆さんこんにちは!ISSHONIのりえこです。
以前に世界にボカンさんという素晴らしいパートナーさんとコラボ動画を作らせていただいたんですけれども、そこでもお話しした内容をISSHONIのチャネルでもお話しさせていただこうと思います。
YouTube動画はこちら↓
みなさんカゴ落ちとカート落ちってなんぞやって思われてる方いらっしゃるかもしれないんですけど、これからまずご説明させていただきます。
カゴ落ちとは
「カゴ落ち」よく聞きますね。かご落ちの対策はshopifyでもデフォルでついています。
shopifyの場合、カゴ落ちメールは10時間がおすすめってあるんですけど、10時間後に、購入まで至らなかった方に対して
「商品は買い忘れていませんか」っていうようなメールが届きます。
これと同じ内容のメールが数回届いて、その後送られなくなるっていうようなカスタマージャーニーになっているんですけれども、これが「カゴ落ち」です。
購入画面まで進んで、購入まであと一歩っていうところで離脱してしまった方に対して送られるメールがカゴ落ちです。
カゴ落ちとは
「カート落ち」っていうのが、何?ってなる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、カート落ちは、カートに商品が入っている状態でそのまま離脱した方です。
例えば、ISSHONIというショップがあってTシャツをカートに入れました。
でも他の商品も見て「やっぱりちょっと考えよう」と思って、離脱してしまった方、商品がカートに残ったままですね。
こういう方は「カート落ち」です。
この差、カゴ落ちは購入画面まで進みました。カート落ちは購入画面まで進んでないけれども、カートに商品が残った状態の方、これが違いになります。
shopifyの場合先ほど申し上げたように、カゴ落ちのメールは送られます。
みなさんご存知ないかもしれないんですけど、カート落ちは85%に当たります。
なのでここにジャブを入れるというか、エンゲージメントをより図ることによって、CVをあげることができるようになっています。
85%です。この数字かなり大きいです。
対策は?
じゃあ実際何をしたらいいか、shopifyのデフォルトの機能ではちょっと難しいです。っていうか無理です。
カゴ落ちの機能しかありませんので、カート落ちの対策というのは取れなくなっています。
なので、既存のshopifyアプリストアにあるMAツールを入れてください。
ほとんどのMAツールが、カゴ落ちとカート落ちの対策を打てるように作られています。
このMAツールを使うことによってカート落ちのメールが送れるというメリットは、85%の若干の購入意欲のある方に対してのエンゲージメントが計れるということです。
その他にもshopifyの場合、デフォルトのカゴ落ちメールその購入まで進まれた方のメールは
「カートに商品が残っていますが忘れていませんか」
っていう同じような内容のメールが何度も届くんですね。
お客様側としては同じメールが何回も届くよりかは、やっぱり内容がカスタマイズされた方がエンゲージメントが計られやすい。
MAツールでは内容がカスタマイズできるようになってますので、それも一つの利点かなと思います。
shopifyカゴ落ちメール
shopifyのカゴ落ちメールは、素晴らしい機能ではあるんですけど、ちょっと惜しいなっていうところは、例えばISSHONIショップに来てくださって、白いTシャツを入れて、黒いTシャツも入れて、今、黒と白のTシャツが2点カートに入っているような状態になりますね。
白いTシャツだけ購入して、黒いTシャツがカートに残っている場合、shopifyは「カートに商品が残っています」っていうメールが届く仕様になっています。
もちろんこれも大切なんですけど、ただ一歩下がって考えていただきたいのが白いTシャツは購入してくださっているわけですよね。
その後で黒いTシャツも買ってくれみたいなメールが何回も届いてしまうとお客様としては、「買ったのになんで?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それが良いビジネスもあれば、ちょっとなって思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これはMAツールを入れることによって内容もカスタマイズできますので、特に弊社が導入支援させていただいているDotdigitalっていうツールに関しては、以前のサイトを訪問した時の黒いTシャツが残っていて、グレーのTシャツを買いましたと。
この黒いTシャツがカートに残っていても、グレーのTシャツを買っているので、何度も買ってくださいみたいな内容は届かなくなります。
ブランドさんによっては、これすごく大事ですね。
お客様が購入したらそれに対して
「ありがとうございました、次回このクーポンっ使ってください」とか
「商品のご質問はカスタマーサポートにお問い合わせください」とか
お客様が買ってよかった、すごい特別だなって思えるような、ご購入いただいた後に、カートに残ってるよというメッセージよりかはご購入ありがとうございますっていう内容をお届けして、また訪問していただく。
そういう内容をどんどん送っていって新しい形のエンゲージメントを自然と図れるようになるのがベストです。
MAツールの効果的なプログラム
MAツールですと、プログラムが組めるようになっていまして、例えばカートに商品が残っています。
ここでまず、一通目、最初の一時間に送ります。
そのメールで購入した方は、もうカート落ちに関するメールは送られない。
ただそこで、まだ購入に至らなかった人に関しては、2通目に「何か御質問ございませんか?」みたいなメールを送る。
ここで購入に至った方は、カート落ちに関するメールは送らない。
ここでも購入に至らなかった方に関しては、「特別にクーポン差し上げます」みたいな形で段階を踏んでプログラムを作っていくと、より良い購買体験エンゲージメントが計れるようになるかなと思います。
かご落ちの対策はshopifyでされていると思いますが、ぜひカート落ちの対策もしていただいて、もしMAツールを導入されるのであれば多くのMAツールが実はカゴ落ちもMAツールに切り替えられるんですね。
shopifyの方ではもうカゴ落ちのメールは送らないようにして、MAツールの方からカゴ落ちのメールも送る。
このカゴ落ちのメールも、shopifyの場合だと同じ内容のメールが送られてしまうので、これもどんどんカスタマイズしていって段階を踏んだプログラムを作っていく形で是非カゴ落ちとカート落ちの対策を行っていただければと思います。
最後にDotdigitalの導入に関して何かご質問等ございましたら、弊社宛てにお問い合わせ頂ければと思います。
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Isshoni LLC 代表
上崎理会子 Uesaki Rieko
オーストラリアのモナッシュ大学卒業後、日本最大級アパレル店舗の海外支店立ち上げや、アメリカ大手IT旅行会社での勤務を経て、2017年にshopify日本事業立ち上げメンバーとして入社。Business Development Managerという名のもと、事業開拓・プロダクト・パートナーシップ・広報・マーケティング・サポート・ローカライズなど、多岐に渡り担当。海外勤務の経験や、国内ビジネスの知見を活かし、現在は幅広くECコンサルティングやビジネスアドバイザリーを行いつつ、コーチ・心理カウンセラーとしても活動中。
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