「妊娠&出産〜0歳 入るお金と出るお金」〜育児とお金ウェビナーレポート〜
みなさんは、お金に対してどんなイメージを持っていますか?
そんな問いかけから始まった今回のセミナー。講師の肥田さんによると「お金はタブーだったり、どこか触れてはいけないもの」といったネガティブなイメージを持つ人が日本には多いそうです。
そんなお金に対するマイナスイメージをプラスにするのがこの育児とお金セミナーの最終目標!では早速このセミナーについてご紹介します。
育児クイズパパ力検定オリジナルセミナー
「育児とお金」
全体のラインナップはこんなイメージです。
講師はメガバンク勤務の経験有り、FPで2児のパパでもある、肥田智宣さん。育休取得経験もお持ちです。
お金の専門家としてはもちろんですが、パパ、育休経験者としての視点から様々な内容でお金について講義していただきます。
ナビゲーターはISSHO NI編集長のsachiが務め、対談形式でお届けしています。
今回は第一回として「妊娠・出産〜0歳 入るお金と出るお金」というテーマで行いました。概要をご紹介します。
入るお金
出産時にもらえる出産育児一時金が現在の42万円から今年の4月より50万円に増額するというニュースが話題になりました。
そして、今年から始まった出産育児準備金ではさらに10万円がもらえます。
(妊娠時に5万、出産時に5万、支給方法は現金給付、クーポンでの配布など自治体により異なります。)
こうした最新情報に加え、児童手当※や知人からのお祝い金など、セミナーでは入るお金について全体的にイメージを把握しました。
※児童手当は所得制限撤廃と対象年齢の引き上げ(18歳まで)が検討中とのこと。
出るお金
分娩費用、特に無痛分娩や帝王切開といった自然分娩よりも費用のかかる場合や想定外のことも意識。保育園やベビーシッターといいった産後にかかるお金も考慮。さらにマタニティグッズや、赤ちゃんグッズといった一般的なものから、お祝いに関わるお金まで、入るお金と同様に全体的なイメージを把握しました。
どこにお金をかける?
妊娠〜出産、そして子育てはお金をかけようと思えばキリがありません。そんな中で、自分の置かれている状況、見通しをもとに、どこにお金をかけたいのか、またどこにはかけなくてよいのか、という項目を選びましょうというお話がありました。
実は妊娠・出産というのは、現在の生活設計を持続可能なものに見直すチャンスなんだとか。これまで話す機会のなかったお金について夫婦で話し合うきっかけにもなりますね。
この他にも育休を取るか迷ったら…
いくら手当が出るのか、貯蓄の目安は?
といった参考になるお話もありました。
質問&座談会タイム
前半が講師とナビゲーターによる対談式講義
後半が座談会&質問タイム
という構成で、後半では参加者の方からいくつか質問をいただきました。
その中に養育特例(養育期間標準報酬月額特例)について質問がありました。これは社労士さんご専門のお話ではあるのですが、講師の肥田さんからも概要についてお話いただきました。
時短勤務社員の子育て支援制度で、申請すると、育休明け後の時短勤務による給与の減額に伴う年金額の減額を防ぐことができます。
詳しく知りたい方はこちらのサイトが参考になります↓
このように皆さまから質問をいただくことで、受講者の方に有益な情報が広がるだけでなく、私たち運営側も大変勉強になります。様々な視点が大切だと思っておりますので、少しでも疑問に思ったことは、お気軽にご質問いただければ幸いです。
アーカイブ配信のお知らせ
前半が講義、後半が座談会という構成で、前半の講義部分はアーカイブ配信を予定しています。
開催日時は過ぎておりますが、こちらのリンクからお申し込みいただければ、アーカイブ動画配信リンクをお知らせいたします。座談会は録画しておりませんが、質問内容をまとめたPDFも一緒にダウンロードいただけます。
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結びに
講義の中で紹介した制度をすべて覚えておくことは難しいと思います。でも言い換えればそれだけ、制度が充実しているということでもあります。中には、自分から申請しなければもらえないものも。まずは、一度全体を把握すること。そして、今後自分やパートナー、もしくは子どもに当てはまる状況になった時、「そういえば、こんな制度があった気がする」と思い出せる引き出しがあるかどうかが大切なのではないか、と講義を聞きながら感じました。
今回は「妊娠・出産〜0歳」と限定したテーマでしたが、次回からは子育てそして、よりお金にフォーカスした内容となっていきますので、ぜひご受講いただければと思います。
次回(第2回)のテーマは
「1歳頃〜子どもにかかるお金/預金の本質」です。
日程が決まりましたら、LINE をはじめ、noteやインスタ@issho_ni4568などでも告知いたしますので、ぜひお友達登録やフォローよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
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