本当はみんな分かってる。”好き”の奥にある自分をしっかりと見つめる大切さ。
彼氏に振られた!!悲しい!!
私はこんなに好きなのに!
なんで?何がダメなの?
私の好きな気持ちはどこに向かわせたらいいの??
ご多分に漏れず、私も過去付き合っていた相手に振られた時に
そんな気持ちを持ったことがある。
すっごく悲しくて悔しくて、
でも好きだから相手のことを忘れられない。
そんな気持ちがあるものだから、
彼を振り向かせたくて
きれいになってやる!だとか
仕事を頑張ってみる!だとか
なんとかして彼の視界に入ってステキな女性アピールをして。
それで戻れたこともあるけど
もちろん長続きはしなかった。
好きで戻ったはずなのに、
戻りたての一瞬のときめきだけで
何か自分の中でも相手の中でもしっくりこなくて
あとはお互いにグダグダになって簡単に別れた。
あんなにエネルギーを掛けて時間もお金も掛けて
復縁活動に勤しんだし辛い気持ちも乗り越えてきたのに
そんなはずじゃなかった・・・を避けるためにも
私の失敗を糧に
復縁したい人たちにはよくよく振り返ってほしいことがある。
内観をするようになった今だから分かること
あの時私が復縁をしたくて彼に抱いていた好きという気持ちは
そのまま”好き”で間違いではないんだけど、
その奥にある本音は
私を振った彼とまた付き合うことで
私の価値を彼に確認させてやりたい!
というものだった。
そう、だから
私を振るなんて絶対に許せない!
あなたが私を振るなんて、私が負けたみたいじゃん!
負けなんて絶対に何が何でも嫌!!!!!!
っていう気持ちを
好きっていう気持ちで包みこんで
見ないようにしていた。
いや、絶対に見ようとしてなかったし見たくなかった。
そう、心の奥に居た本音の自分は
プライドが超高い傲慢な自分。
恋愛にすら勝った負けたを持ち出して
絶対に相手に負けたくない自分。
それに、その当時の私は周りの友達や知り合いに
「自信がないんです・・・」
「自己肯定感が低いんです・・・」
とよく言っていたのを覚えている。
(当時の人達、ほんと私ウザくてゴメン・・・)
どうしたらそれらが持てるのか
当時の私には全く分からなかったけど
目の前にいる人に選ばれる(付き合う)ことで
自分は誰かに選ばれるだけの人間なんだ!!!
と、どこか自信や肯定感が持てたことをはっきり覚えている。
だから彼氏が居ないときが常に不安で
精神的に落ち着かなかった。
誰かに選んでもらっていないと
自信が持てない自分。
誰かが付き合ってくれていないと
自分を肯定できない自分。
自分の存在が誰か(彼氏)の存在ありきで成り立っていて、
をしっかりやっていたから
恋愛に依存していたし
無意識に私の価値まで背負わされた彼には私はかなりの重荷だったし
彼の動向が気になって仕方がなかったし
関係性が冷めていくことが私の価値が低くなるようで怖かったし
それよりも何よりも
心の中にしっかりと存在する本音の部分を直視することが怖かったから
彼のことが好き!という感情で包んで見ないようにしていた。
だって、表では自信がない・・・自己肯定感が・・・ってやってるのに
本音の部分ではふんぞり返った自分が存在していて
私を認めなさい!
認めないと許さない!!
を繰り返していたのだから、
そりゃあどの恋愛もうまくいかないし
恋愛が自分の価値を認めさせるゲームになっていた。
自分の価値って?
そもそも自分の価値ってなんなのか。
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