娘(8)がZEPETOで3日で32万円課金!諦めかけたが、全額Appleから返金してもらえる方法が存在した。
今回はサッカー少年の息子ではなく…
娘(8)がiPadで32万円分を課金、ネットで色んな記事を読み漁り実行。
しかしAppleは何度も拒否、返金を諦めかけました。
それでも全額返金を勝ち取った方法を紹介します。
これまで同じ事を経験された方の様々な記事やウェブサイトを拝見しました。
多くの成功例がありましたが、
Appleは同じ手段を使わせまいと対策を講じているように感じます。
私の実行した方法は2022年7月の最新の手段です。
あくまで一例であり、必ずしも返金されるとは限りませんが、
もし同じような体験をして困っている方の助けになれば幸いです。
ある日、前月の支払いを終えたばかりのクレジットカードが使用上限により使えませんでした。
おかしいと思い、支払い履歴を調べました。
そこには身に覚えのないMWP APPLE COM BILL ¥5500が並んでいました。
後日、クレジットカード(楽天)のカスタマーセンターに問い合わせました。
最近はクレジットカードの不正利用が多いのも不安要素になっていました。
楽天のカスタマーセンターの方は、
カード利用の差止めと新規発行を促され、
支払い履歴からAppleでのアプリ内課金ですので、
Appleに一度問い合わせをしてくださいと助言をしてくれました。
この時点で、妻にも報告・相談をしました。
もしかしたらクレジットカードが不正利用されたかもしれない!
しかし新規発行したばかりのクレジットカードでしたので、
そんなに簡単に情報が漏れるか?とも思いました。
そして子供たちが使った可能性を考えました。
一度確認してみよう…
まずは小学1年生の娘のiPadを確認しました。
…いきなりのビンゴ!
支払い履歴で確認できている数件の¥5500とは別で数えきれない量の課金履歴が存在しました…
娘は3日間の内に80件程度課金し、総額32万円もの金額を使用していました…
支払い履歴で確認できたものはまだ反映されていない状態で、
実際には大量に請求が存在したのです。
娘は学校が休みの土日とその次の平日の合わせて3日間で、犯行に及びました。
主にハマっていたZEPETOというSNS系のアプリで課金していました。
最初は可愛い課金から徐々に高い課金へ。
最後の方はアプリ関係なく欲しいと思ったら課金と見境が無くなっています。
ZEPETでは最高額が¥5500のzemと呼ばれるアプリ内通貨でしたので、
最終的には¥5500が大量に並んでいました。
ZEPETOは昔自分で使った事がありました。
自分のアバターを作成でき写真を撮ったりできるやつ!(当時は)
どこに課金要素なんかある?
でも今はかなり進化していて、メタバース化していました。
顔さえアバターで代用していますが、
SNSやTikTokの要素も含んでいました。
(小学生の娘にはまだ早いと感じていました。)
まさかウチの子が…と絶望しました。
すぐにネットで子供の課金について検索しました。
(何か問題があるとネットで検索できるので便利な世の中になりましたよね。)
すると未成年者の親の同意なしでの取引は取り消せると民法で決まっているようです。
今回の場合、もちろん同意したわけではないので取り消せます。
(そう信じているw)
娘のiPadですぐにAppleのサポートセンターから未成年者決済の取り消し項目を選び課金された84件程度を申請しました。
申請の審査は48時間以内に届くようです。
これで一件落着と少し安心しました。
そして娘が帰宅後は説教です。
娘は課金しているという実感がありませんでした。
(よくわからず押せばもらえると思っていた?それでもどこか悪い事をしたと思ってた?)
そして32万円がどれくらいのお金なのかも理解していませんでした。
32万円はパパとママそして娘と兄弟みんなが1ヶ月間暮らしていくのに必要なお金で、それがないとご飯を食べる事も出来なくなって、夜寝る場所もなくなっちゃうんだよ。
と子供でもわかるように丁寧に説明していきました。
課金が発覚した当初はもしここに本人がいたら激怒して手が出ていたかも?と思いました。
しかしながら子供を十分に管理できていなかった自分自身の責任でもあります。
そしてこの問題を一緒に解決しなきゃと思いました。
娘は自分がしてしまった事の重大さに気付き、大泣き。
そしてママに謝ってねと言うと、
大声で泣きながらごめんなさいと言っていました。
こちらももらい泣きしてしまいそうでした。
(この事から今後この問題をどうしても解決しなければならないと決心しました。)
そして次の日、
Appleサポートセンターの画面に変化がありました。
返金の申請が受理されたのが13件。
申請が却下されたのが71件ありました。
アプリ課金84件の中にはZEPET以外での課金が何件かありました。
顔文字を表示するSimejiの年契約、ロブロックスでの課金、ピグパーティでの課金などです。
申請が受理された内容は、ロブロックスとSimejiの年課金、そしてZEPETOの月会費です。
どれも¥120〜¥1200程度(1つ年会費の¥2400)の比較的小さめの課金でした。
その他の71件の申請の横には、再審査の申請という文字があります。
この時、私は未成年者の決済なので簡単に取り消しをできるという甘い考えもっていた事に気付かされます。
確かに民法で定めがあるにしろ、
子供がした課金に対して取り消しを簡単に行っていたら商売になりませんし悪用などにもつながりますね。
これは結構は長丁場になると思いました。
そして私はネット上で調べに調べました。
色んな人にnoteも参考にしました。
実際に購入させていただいた、救世主様とmojo様の有料記事です。
(32万を取り戻す戦いだったので、この程度の有料記事はすぐポチでしたw)
大変タメになりました!ありがとうございます!
同じように困っている方も参考にしてください。
(しかし今回の私の事案では通用しませんでした…泣)
というもの、同じようにしても解決しない。
(なぜ解決しないのかは下記します。)
もとよりそれは予想していた。
なぜなら相手は天下のAppleだから…
他の人の事案を参考にして対策しようと考えていました。
ネットでの検索結果では、
返金されたケースと返金されないケースがありました。
(普通の取引、未成年者の決済も例外ではありません。)
そして主な方法として、
Appleサポートセンターに連絡
クレジット会社に連絡
消費者生活センターに連絡
課金したアプリの会社への連絡
がありました。
私の体験談と共に、順を追って説明します。
まずはAppleサポートセンターに1回目の返金申請以来初めての電話での問い合わせをしました。
娘が親に無断で課金をしてしまった事、84件中13件分返金された事、
全ての取引の決済番号を聞かれ、返金されていない71件全ての決済番号を伝えました。
(15分程度謎の暗号を話している会話になったでしょうw)
そして、
なぜ全ての課金が未成年者の取引であるのに全て返金されないのか?
値段が小さい取引しか返金対応にならないのか、上限が決まっているのか?
どの取引も内容は未成年者決済で同じではないのか?
その質問に担当者は、
システムが判断してますので、こちらも分かりかねます。
Appleの規定に伴って判断しています。
再審査に申請できますが申請しますか?
との事でしたのでお願いしました。
結果にはまた48時間程度かかるそうです。
この再審査を出す判断が少し軽率だったと後々感じました。
なぜなら
"Appleの返金での審査は2回までで、2回却下されるとそれ以上は申請できない"
との事をその後に知ったからです。
この時点で再申請を出しても結果は同じなんじゃないかと待たされている間に思っていました。
その後クレジット会社(楽天)に連絡しました。
これまでの経緯と返金申請を出している事を伝えました。
他の方の記事ではクレジット会社が請求を止めてくれる(一時中止)といった事案を拝見しました。
私が使用している楽天カードでは、
第三者の不正利用だと差止めできるが、家族の使用に関してはなにも出来ないとの事でした。
このままだと現状の請求が来るが、
もしAppleから返金請求が届けば減額される。
請求後に返金請求が届けば次月からマイナス処理される。
マイナス処理しても返金が余るようなら現金での振り込み返金らしいです。
消費者生活センターに関しては、
2回目が却下されれば連絡しようと思っていました。
次の日、
当たり前のように再審査に出した70件程度が却下されましたw
そりゃそうだよなと…
そして消費者生活センターに連絡しました。
ネット上では消費者生活センターが代わりに交渉してくれるとか弁護士を紹介してくれる等拝見しましたが、何もしてくれません。
ただの相談員です。
私の地域の消費者生活センターだからなのかは定かではありません。
あぁ、ただの相談員なんだなという印象です。
ただしとても丁寧で親切に対応してくれます。
やはり子供の課金については、多く相談がくるようです。
返金された人は実際に何人かいる。
その方法としてAppleに対してメールで何度も訴える。
同情を誘う、家の事情(課金してしまうほどの家庭事情)などがあればそれを伝えるなどアドバイスをいただきました。
電話では難しいのでメールで事情を説明したほうが良いと言っていました。
電話を切り、
それではAppleにメールしてみようとAppleサポートセンターを開きました。
ここで衝撃が!
メールを送る手段がなくなっていたのです。
確かに他の方の体験記事でもメールを送る箇所がありました。
実際に以前、他の事案でAppleに問い合わせをしようとした際にメールを送るフォームがあった記憶もありました。
それが今ではチャットと電話だけに変更しています。
Appleもクレームや問題対応に対して対策しているんだとこの時感じました。
この時に希望は薄いですが、
ZEPETOに対しても問い合わせをしました。
韓国の会社です。
その時の返信を記載します。
Apple storeではZEPETOからの返済ができない。
もちろんFAQを読みましたが、
Googleの場合はGoogleに直接申請した後に却下された場合ZEPETOに教えてくれとの事。
Appleに関してはZEPETOからは返済出来ないからAppleに言ってくれと解釈しました。
Apple storeでは基本アプリ会社からの返金は出来ずAppleに申請しなければならない。
1回目のAppleサポートセンターへの問い合わせの際に、担当者へ直通でメールやボイスを残せるURLを教えていただきました。
Appleカスタマーセンターにはこれで3回目の問い合わせをしました。
そして電話を対応に切り替わりました。
担当者は、
2回目の申請却下を受けた事に対して、
"これはAppleの最終決定であり、覆りません"と回答されました。
私はこの担当者では駄目だと感じ、
もう少し上の役員の方と話す事はできますか?
と聞きました。
他の方を紹介することはできませんし、最終決定ですので誰であっても覆りません。
そうですか…わかりました。
と電話を切りました。
他にも何か話したはずですが、この時は絶望でしたので覚えていませんw
この時の私はこの担当者じゃ駄目だと感じました。
(相手の話も聞かずもう答えは決まっているという感じ)
そしてメールが送れないならとAppleサポートセンターのチャットで連絡をしてみる事にしました。
(2回目の申請を却下された他の方でも、チャットから3回目の返金申請に結びつき見事返金された方がいました。)
今までの事、2回申請が却下された事。
返金確定した13件と却下された71件の違いはどこなのか?
納得していない事。
を伝えました。
チャットでの対応は丁寧でした。
自分では判断できかねるので上席アドバイサーに繋げますとの事でした。
前回の電話の担当者はシニアアドバイサーでした。
Appleの肩書きはよく分かりません。
全員偉い役職のような名前がついていますw
そして上席アドバイサーと電話対応になりました。
結局はチャットでもメールでも電話対応になりそうですね。
そして電話にて事情を説明しました。
一度確認します。
何分か待った後に、
お待たせしました、確認が取れました。
大変申し訳ないのですが、
前任者が全て対応しているようです。
前任者が行った事が、サポートセンターで出来る対応の全てとなります。
これ以上は何もできませんので、
それでも不服の場合は他の公的機関にご相談ください。
との回答がありました。
他の公的機関とは?
名称はお答えできかねます。
それ以上は進展がなさそうでしたので…
分かりました、ありがとうございます。
と電話を切りました。
ここで私はもう返金は無理なのかと初めて考えました。
90%くらい諦めていました。
妻にもこれまでの経緯を伝えました。
妻の意見は、課金をしてしまったアイテムを既に使ってしまっているので返金できないだろう…でした。
支払う覚悟も念頭に入れようと話したと思います。
実際に娘が課金したアイテムはZEPETOのzemというアプリ内通貨です。
アプリ内のコスチュームを購入できたり、
他のユーザーにプレゼントを送ったり、
ライブで投げ銭できたりします。
娘は仲良くなったユーザーに対してプレゼントを送りまくっていました。
または有名(フォロワーを増やす)になる為に使っていたのかもしれません。
その結果、
一度もらったユーザーから、もっとちょうだいと何度も請求されたりもしました。それに応える形で何度も課金し投げ銭やプレゼントを送り続けました。
その代償が32万円です。
ここまでがネットで調べ尽くし、
有料noteも購入し全てやり尽くした結果です。
ここまでの過程で返金できている人とそうでない人がいます。
私は返金できませんでした。
そして諦めかけていました。
しかし、
この後のある行動によってAppleから全額返金を勝ち取ることができます。
ここからの最後にとった行動は2022年7月現在の最新の手段であると思います。
ここから先は、有料とさせていただきます。
必要な方にとって助けになれればと思います。
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