処女作【レゾンデートルの祈り】発売に関するお礼
こんにちは。楪一志です。
6月25日、金曜日。無事に私の処女作【レゾンデートルの祈り】が発売開始となりました(発行/ドワンゴ(ⅡⅤ)・出版/KADOKAWA)。
最初に、私の名前の読み方についてですが、楪(ゆずりは)一志(いっし)ですので……どうぞよろしくお願いいたします。
お読みになっていただけないかもしれませんが、今日のnoteでは書籍化にあたり関わってくださった方々へのお礼をお伝えさせてください。
担当編集者さまへ
デビュー作の書籍化にあたり、担当していただきありがとうございました。
昨年12月のことでしたね。私が初めてネットのコンテストに応募した小説『レゾンデートル(旧題)』。メールを頂いたのは、コンテストが始まって間もなくのことでした。数多くの作品の中から見付けていただいて、お声掛けいただいた時、私はとんでもない勘違いをしたことを今でも覚えております。
『新作書き下ろし』のオファーをいただいたのに、突然のメールにびっくりしすぎて『レゾンデートル』の書籍化、だと勘違いしてしまいました!笑
何としてでも『レゾンデートル』でデビューしたいという強い想いもあって、コンテストを辞退して書籍化していただくことになりましたね。
12月25日、クリスマスに初めてのお打ち合わせをしていただいた時に決まったことでしたが、これまでの人生で一番素敵なクリスマスでした(私にはクリスマスの特別な想い出がありませんでしたので)。
改稿作業〜出版までの間に沢山お打ち合わせをして、完成した本作。
「楪さんの次に本作に触れてきた身として、込められている想いの強さや作品の持つパワーは強く感じています。読んでもらえればその気持ちはきっと伝わると思う」
作業も終盤に差し掛かっていた、あの時の言葉。私は心を動かされました。
本当にありがとうございました。いくら感謝の言葉を述べても足りないです。これからも引き続きよろしくお願いいたします。
ふすいさまへ
デビュー作の装画を描いていただき、ありがとうございました。
初めてラフを見せていただいた時の率直な感想は
「全然想像していない構図だった……!」でした。笑
勿論、良い意味で、ですよ!
江ノ島が舞台なので「江ノ島が描かれるのかなあ」とか、「眞白はどんなポーズしてるのかなあ」とか、すごくワクワクしていたのを覚えています。
完成画を見た時、美しすぎて涙ぐんだのは仕方ありません。
ましろんが……!波が……!桜の花弁が……全てが美しい!
しばらく画面の前から動けずに眺めていました。
物語を読み終えた時に、イラストの隅々まで見るとまた違って見えるんですよね……。
いつかまたふすいさまの絵が似合う素敵な物語を紡ぎ出せるように、これからも精進して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。
装丁ご担当者さまへ
bookwallの築地さま。装丁を担当いただきましてありがとうございました。
『君の膵臓を食べたい』の装丁をご担当されていたことをお聞きした時は目を丸くして驚いたのを覚えています。
直接お礼を申し上げたかったです。
見本誌が届いた時、「これって絵がメインで物語がおまけなのでは……?」と思ってしまうほど美しい装丁でした。
こんなにも素敵なデザインに仕上げてくださったこと、すごくすごく嬉しいです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
カクヨム掲載時から応援いただいた方々へ
何と言っても、まずは蒼山皆水さま。
ゼロの状態から始めたネット投稿で、一番にレビューしてくださったのが蒼山さまでした。これは冗談抜きで、蒼山さまのおかげでここまで来られたと言っても過言ではありません。感謝しております。
蒼山さまは『もう一度人生をやり直したとしても、また君を好きになる。』というタイトルで書籍を刊行されておりまして、とても素敵な物語です。
他にも、レビューしてくださった方々、お読みになってくださった方々。
ありがとうございました。
当面の間、ネット投稿をする予定はありませんが、Twitterでもお話ししてくださると嬉しいです。
読者さまへ
本を手に取っていただく方々は、初めましてですね。
自分には合わなかった、という感想も沢山出てくることと思います。
それでも、ほんの少しでも物語に触れていただいてありがとうございます。
遠野眞白へ
ましろん、最初は主人公じゃなかったよね。笑
最初の主人公は『クロエ』で、日本を舞台にして作り直した時は『陽菜』が主人公だったよね。笑
最初から最後まで、寄り添うことを諦めないでくれてありがとう。
あなたへ
一年前の夏、暗闇の中で苦しんでいた私に「生きる勇気」をくれてありがとう。
楪 一志