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高齢者の働き方 『社畜』からの解放?

昨日の最後の部分です・・・・・・・・・・・・

つまり「自分の意思とは関係なく」制度によってではあるが「退職」を経験する事の意味の大きさではないかと思うのです
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これは制度的な側面より、意識の問題だとは思います
「高齢者の働き方」の選択は、何を基準にすべきなのでしょうか?
今日は制度・社会保険といった視点ではなく・・
「働く事の必要性」「意識」といった点から私見を書きたいと思います

『社畜』?

『社畜』という言葉があります。この言葉の意味する所は、何となく分かります
「企業・会社=勤務先との雇用契約のもと、その管理体制・方針等によって抑圧された職場環境のもとで自分自身の意思に反する考え方・行動を求められ、それに従わなければならない」といった一種の自己犠牲の考え方を強いられている状況を表しているのではないでしょうか?

高齢者の働き方が話題になる時、この『社畜』という言葉がよく出て来ます
定年って『社畜』からの解放?卒業?じゃないのか・・
そのようなご意見も多々あります

自分は『社畜』なのか?
これは個人の感じ方次第でしょ?
以前も書いていますが、私自身は模範的な社員ではなかったと思いますが・・
『社畜』といった言葉を想定する程の状況ではありませんでした
なぜか?『社畜』とされる事に現役時代から抗っていたからだと思います
言葉であったり、態度であったり・・

『社畜』からの解放?

一方で『社畜からの解放』を語っている方々は・・
ある意味では「自分を殺しつつ、社・上司の方針や命令に素直に従う模範的な社員であったのでしょうか?
にも関わらず、自身が望んてきた「適正な評価」を得る事が出来なかった・・
そんな思いもあるのかも知れません
※)あくまでも、私個人の推測です。良いとか悪いとかではないのです・・

さて、雇用延長なのか?再雇用なのか?
どちらも「雇用関係」は続くのだから『社畜』の延長線上でしょ?

なるほど・・

でも「働く」って何なのでしょう???

「働かされている」という感覚だけなのでしょうか?

私の経験から

入社3年目に職場を異動となり、その時の上司とは毎日ぶつかってました
今思えば「パワーハラスメント」の被害に遭っていたと思います
メンタル・出社拒否・・今であれば、こんな形でしょうか?
26歳、結婚もした時でした
まあ、いいですがその方は『社畜』である事を美学としていました
私より8歳上の方でしたが、まあ学生運動盛んであった頃?

社内論文で求められた言葉は「滅私奉公」「忠君愛国」
こんな精神で社業に尽くす事・・
びっくり仰天!!
何時代??

言い換えれば、この年代の方々は『社畜』である事を求められ
その事が美学であり、その『社畜』になって成功を収めた人・・
役員になった人がそうなのでしょうか?
でも、なれなかった人は??
『社畜』とは自身の美学を認めてもらえなかった敗者なのでしょうか?

「働く」って事は何なのでしょうか?

これまで公的年金・雇用保険・その周りを取り巻く環境・・
大まかではありますが、触れてきました
それは「損」「得」という視点
でも、それだけじゃないでしょ?
じゃ『社畜』からの解放か?





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