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ライフプランセミナー:データから「働くこと」で!

ネット時代の到来で様々な情報を手に入れる事が、出来るようになりました
一方で、情報に翻弄される時代にもなりました
昨日の「年代別収入グラフ」と「2000万円問題」はまさに好例です

今日は、そのつづきを・・

1)昨日の年代別所得データ、年齢の区切りがアバウト過ぎないか?

2)2000万円問題の収支データも「平均値」であるから・・

このような事を書きました。

特に2)については、当初から疑問に思っておりました。セミナーで解説する際に作成したのが以下です。

年齢は5歳刻みとなっており、以下の二点がポイントだと思っています。

1)年齢が上がるほど、消費支出額が減少していること

2)60〜64歳の実収入額が一番少ない事

1)は高年齢になれば、やはり個人消費は縮小するという事でしょう。平均寿命が伸びても健康寿命がそのままでは、経済が回る事なく介護医療費だけが大きくなるという事になります。

2)社会保障給付を見れば要因は明らかです。公的年金の支給開始年齢が65歳になっている事に起因する事は明らかです。実収入に占める社会保障給付の割合は平均で82.3%、以下年齢区分毎に 60.0%→76.6%→83.3%→85.9% と上がっていきます。消費支出が多い若い世代程、赤字になっている訳ですね。

このように書くと、何となく解説っぽい終わり方になりますが・・
私は「高齢者も働く」という観点でセミナーも行っています
加えて、働く事によるメリットも伝えるようにしています

健康寿命を伸ばす事に一番有益なのは「働く」という事だそうです。その点では「高齢者が働く」事は良い流れです。

長く働く
 →元気な高齢者になる
   →活動範囲が広がる(狭くならない)
     →経済活動を支える
       →そのための原資は収入で得る事が出来る

まさしく「Win Win」です

そして、その働き方は・・再雇用?継続雇用?起業??・・・
ここは、まさしく「セカンドキャリア」でしょう!

「社会保険加入して働く事」はもう一つの「Win」かも知れません


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