愛すべき未来へ

本noteはお題企画に便乗した覚書である


 さて、私が初めて買ったCDは、2009年冬に発売されたEXILEのアルバム「愛すべき未来へ」である。同時期に放送されていた月9ドラマ「東京DOGS」の主題歌である「ふたつの唇」という楽曲に惹かれ、自分のお小遣いで初めてCDを購入した。当時10代前半の私は、父が運転する車の中でこの楽曲を筆頭に収録されている曲を、ただひたすら大熱唱していた。良き日の思い出である。

 やがて約10年の時が経ち2019年秋、私はツイッターのタイムラインでHiGH&LOWという作品を知り、公開されていたTHE WORSTを観た。その時はキャラクターのみハマるつもりで中の人に全く興味を示すことはなかった(盛大なフラグ)が、各キャラクター等に関連する楽曲を漁っているうちに、気づけば年末にABEMA TVで三代目J SOUL BROTHERSとTHE RAMPAGEのライブを観て、年始にはEXILE TRIBE FAMILY会員になっていた。
 そして2020年春以降、コロナにより生活環境に制限をかけることを余儀なくされている中で、私は主にTHE RAMPAGEを筆頭にLDHが提供してくれる素晴らしいエンターテイメントの数々に心身を救われている。彼らに出会えてよかったと、しみじみと噛み締める今日この頃だ。

 このnoteで伝えたいことは何か、つまり私が初めて買ったCD「愛すべき未来へ」は、私の人生において見事に伏線となっていたということだ。
 繰り返すようだが当時10代前半の私は、父が運転する車の中でこの楽曲を筆頭に収録されている曲をただ大熱唱していただけで、EXILEがどのようなアーティストか、LDHという事務所の存在すら知らなかった。しかしその中できっと、アルバムの収録曲に込められた愛と夢と幸せへの思いは、私のDNAに確かに刻み込まれていたのだろう。

 コロナに限らず様々なことが絶えない昨今だが、私はこの世界を愛する気持ちを止めはしない。私たちの愛すべき未来のために。

この事実に気づかせてくれた友人とEXILE TRIBEに敬意と感謝を込めて 2020年8月24日

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