「大洪水」という与太話
これは与太話なので、あまり大真面目に考えないでください。今は、病気やお注射のことだけでも大変です。ガチに銃弾が飛び交う争いごともあります。
外資の乗っ取りがどうだの、超管理社会がどうだのという話もあって、「この先、どうなるんだ?!」とさまざまな話題でいっぱいなところに、それ以外に何かある?という気もします。
だからまぁ・・・与太話です。今回は、与太話として「大洪水」の話です。
「大洪水」といえば、「ノアの大洪水」ですよね。このあたりの話は、嘘っぱちということで切り捨ててしまえば、それまでです。それ以上、何の話も広がりません。ただ一応、こんな話があったりします。
探検隊の一員であるマンファイ・ユエン(Man-fai Yuen)氏は声明で、「見つかった木造の構造体はいくつかの部屋に分かれており、歴史的な記録と構造が一致していた」と述べている。発見場所から持ち帰った木片の年代を放射性炭素年代測定法で推定したところ、約4800年前と判明した。聖書に記されたノアの洪水が起きた時期とほぼ一致する。なお、発見場所は公表されていない。
※ナショナルジオグラフィック「アララト山でノアの箱舟を発見?」2010年12月9日より引用
ノアの方舟、見つかったらしいですよ?ってことみたいです。けれども、この記事の中にもある通り、それに対しては懐疑的な見方もあります。
なので、「昔、大洪水があったんだぁ!」などと断じることはできません。信じる・信じないは自由ですが、この問題について簡単に決着をつけることはできないと思います。
それだけでなく、「そもそも大洪水って何よ?」、「そんな大量な水が溢れるほどの大雨ってどういうこと?」という疑問もあります。
ただし、そんな「大洪水」を引き起こす大量の水については、大雨以外での説明ができそうです。
温暖化で溶けた氷河が、地滑りを誘発して斜面ごと海に崩れ落ち、破滅的な津波を引き起こす――そんな危険が差し迫ったところが、アラスカのフィヨルドの中にはある、と専門家たちが2020年5月に警告した。早ければ、1年以内にそうなるかもしれないという。
(中略)
アラスカ南東部のリツヤ湾では1958年7月9日、大津波が発生している。震源の近い地震で4千万立方ヤードもの岩石が、斜面を2千フィートも下って狭い湾になだれ落ちた。
湾をはさんでこの斜面の反対側にある山腹では樹木が押し倒されており、そこから津波の最大の高さは1720フィート(524メートル)だったことが分かっている。基本的には水しぶきが上がったようなものだが、規模がけた外れで、観測史上最大の津波の高さとして記録に残っている。
※Globe+「溶けた氷河が大津波を引き起こす恐れ 専門家の警告」2020年7月10日より引用
つまり、氷河が溶けることで、氷河そのものが崩れ落ちたり、地滑りが起こったりして、数百メートル級の津波が起こり得るわけです。これを「大洪水」と表現するとしたら、「大洪水」の原因は、何も大雨だけではないということになります。
そして、地球上で、そんな大量の氷がある場所と言えば・・・?そう、南極です。
南極は氷の大陸と呼ばれています。南極の氷の下には南極大陸という陸地があります。陸地の上にある厚い氷を氷床(ひょうしょう)といいますが、その氷の厚さはいちばん厚いところでは4,000mもあります。富士山の高さが3,776mですから、富士山よりも厚い氷が南極にあるというわけです。
※環境省 なんきょくキッズ「氷の世界」より引用
仮に南極の氷河が溶けるようなことになったら、どうなるのか?
南極の氷床の厚さは平均で2,450メートル、最大では4,000メートルにもなるそうです。富士山超えてます。すごくないですか?
そんなものが溶けて崩れるようなことがあったら、どうなるか?という話です。大津波?大洪水?どっちでもいいですが、そりゃたまったものじゃありません。
数百メートル級の大津波があったって、なんの不思議でもありません。
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例えば、「Floodmpa.net」で、本州を250メートル沈めてみるとこんな感じです。関東平野は、さすがに平野というだけあって、割と広範に渡って海の下に潜ってしまいます。
Twitter上には、こんな投稿もあります。
地球温暖化の原因が人為起源CO2であると納得させたうえで、西南極の巨大氷河を人工的に滑落させて「21世紀のノアの大洪水 ⇒ 熱塩循環停止による氷河期到来」をこれから起こそうとしているのです。
— ビルケランドⅡ世 (@Birkeland2nd) October 31, 2021
それが起こったときに人類はその原因を罪深い自分たちにあると理解して大量死を受け入れるだろう。 pic.twitter.com/40fheMXR3S
南極大陸の氷河が溶けることで、1,000メートルの津波が発生するとしたら、日本には250メートル級の津波が到達する???
あ・・・いや、だから言ったじゃないですか。与太話です。そんなに眉間にしわを寄せて、話を聞かないでくださいね。
別にこんなニュースも、どうということはありません。
大手芸能事務所のアミューズ(東京)は1日、山梨県富士河口湖町に本社を移転すると正式に発表した。7月から本格稼働するとしている。
※産経新聞「アミューズ、山梨移転を発表 富士山麓・西湖畔の8800平方メートル整備」2021年4月1日より引用
いろいろな噂もある芸能事務所が、河口湖町に移転だそうです。移転先となっている西湖の標高は900メートル、たっかいです・・・。これなら、仮に大津波があっても安心です。
いや別に、何が言いたいというわけではありません。
与太話なので、聞き流していればいいのです。ただ、「万が一」みたいなことがあったら嫌ですね。
南極大陸の西岸に浮かぶ棚氷が今後5年以内に崩壊し、その影響で世界の海面上昇が加速する恐れもあるとの研究結果が発表された。
2022年1月3日より引用
さぁ・・・どうなんでしょう。こういうニュースをみて、何かを決めつけて行動する必要はないと思います。けど、不気味であることはたしかです。
そんなわけで、私はそんな与太話を考えながら、一応、自分なりに納得できる行動をとろうとは思うのでした。