わざわざ河口湖を選ぶワケ
私の家は鎌倉にあります。
鎌倉といえば、いろいろと観光名所が多いことでも有名ですが、実は野菜でも売り出し中です。
私の幼馴染のお兄さんが、この鎌倉野菜を近所でやっていたりもするので、とても身近に感じています。「畑をやろう!」ということならば、地元でせっせと「鎌倉野菜」を栽培するのがいいのでは?というご意見をいただいたこともあります。
それなのに、何故わざわざ河口湖で農業やるの???
それはですねぇ・・・こういうのが気になるからです。
笑っちゃう人もいると思います。はい、笑い飛ばしていただいて結構です。
私だって、そんなことが本当に起きるだなんて、ガッツリ信じているわけではありません。分からんです。
けれども、ないとも言い切れません。ないと言い切れない以上、常に「あるかもしれない」と思っていないといけません。とても嫌ですけど・・・。
上掲記事にも書きましたが、大洪水が起こるとしたら、それは大雨とか、隕石とか、そういうもので起こされるものではないのだろうと思います。カギは南極にあります。何千メートルもの南極の氷床が崩れた場合、千メートル級の大津波が発生することはあるだろうと思うのです。それが「大洪水」です。
そろそろ忘れ去られていることですが、トンガの大噴火、アレは本当に大噴火だったのでしょうか?
もちろん、アレは普通に「大噴火だった」というお話は、それはそれでいいです。そういうお話はあります。
けれども、本当に???絶対に???間違いなく???
私は、あの大噴火に不自然さを感じます。それは、上に紹介した記事にも書いた通りです。スッキリしません。人為的に引き起こされた「何か」である可能性を捨てるわけにはいかないように思うのです。
そんなことを考えると、南極における氷床崩落なんて話も、軽々しく否定できません。十分にありうる話として、向き合っていくべきではないかと思います。
結果、鎌倉で悠長に野菜を作っていられなくなるのです。仮に400m海抜が上がったら、こんな感じになるそうです。
当たり前ですが、鎌倉は完全に海の底です。せっかく一所懸命頑張ったのに、すべてが津波に飲まれてしまうなんて耐えられません。
一方で、この地図でいうところの左上の方にある河口湖(富士吉田市の北)は、それでもへっちゃらです。田んぼも畑も、きっと無事です。そう思ったら、鎌倉で田畑をやるよりも、安心して進められます。
だから、河口湖でやっています。
ただし、一応、言っておきますが、こうした大洪水が必ず起こるという前提で動いているわけではありません。そんなことが起こるかどうかなんて、私の知ったこっちゃないです。
もう少し正確を期すならば、そういうシナリオはあるのではないかと思う程度です。
「彼ら」は、文字通り世界のトップです。私たち庶民には、想像もつかないほどの(質と量の)情報を持っていて、それらを緻密に分析して、あらゆるパターンに対応したシナリオが用意されていると思います。
そんなシナリオのひとつに「南極の氷床崩落による大洪水」くらい、あっておかしくありません。いや、むしろあるべきです(笑)。
そして、そう考えたとき、私が嫌なのは、南極氷床崩落による大洪水のような可能性を抱えながら、いろいろなものを築き上げることです。ちょっとでも「いつか、ダメになるかもしれない」なんて思ったら、力が出ません。
どうせ頑張って築き上げるのなら、そんな心配をしないで済む環境で頑張りたいものです。
妄想がヒドイ?考えすぎ?極端すぎる?
うーん、まぁ、ただ臆病なだけかもしれません。けれども、いろいろと備えておくに越したことはないと思うのです。
「備えあれば憂いなし」ということで・・・。
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