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去年とは違うスタート

いよいよシーズンが始まります

この日は、持っている種を確認して、今シーズンの方向性についての作戦会議をしました。

たっくさんあります・・・が、たっくさんはやりません(笑)。

昨年は、何も分からず、とにかく手当たり次第やりました。結果、大変な苦労をしました。苦労をした分、いろいろ勉強させていただいたので、今年はやるべきことに集中して、それ以外は、なるべく手を抜いていきたいと思っています。

基本的に、主軸はコメです。コメを中心に据えつつ、ジャガイモ、サツマイモ、ダイズできる範囲でやってみます。

それ以外の野菜は、家庭菜園程度に留めます。具体的には、ナス、ピーマン、インゲン、カボチャ、ネギ、ダイコン、キャベツ、ニンジン、レタスあたりを食べきれる程度だけやります。苗は、それぞれ5つ以下(ダイコンとニンジンは、最大で10本くらい)で考えます。

ということで、持っている種のほんの一部だけ蒔いてみるという感じになりそうです。


そして、おコメの準備も始まりました。

去年、種もみの浸水をするため、ドラム缶を切って、種もみ浸けるための水槽を作りました

今年は余裕をもって種もみの準備を進めるすべく、さらにもう一つ水槽を作ることになりました。

用意されたのは、去年とまったく同じドラム缶です。

去年は、木材を定規代わりにして、直線を確認しながら、グラインダーで切っていましたが、今年はやり方を変えました予め直線を引いておいて、それにそって電動のこぎりで切るという戦法です。
※あ・・・、ちなみに、私は作業には一切参加していません(汗)。

まずは四隅にドリルで穴を開けます。

開けたに電動のこぎりの刃を入れて、そこから予め引かれた直線に沿って、切っていきます

農業リーダー・軍曹殿曰く、このやり方の方がキレイにできるとのことです。

私としても、去年は火花が散ったりして、かなりの大事にみえたのですが、今年は割とあっさりと作業が終わったように思います。もし、ドラム缶を切るようなことがありましたら、参考にしてください。
※ドラム缶を切ることはないかな?


発酵肥料も作りました。これは、去年の同じ時期にやったものです。

ただ今年は、魚粉を使ったものにしてみました。配合は、こんな感じです。

-米ぬか:6kg
-油粕:10kg
-魚粉:6kg
-コーランネオ:450g
-水:8リットル

去年との違いは、有機石灰を魚粉に変えた部分です。これらを入れたら、機械で混ぜていきます

去年よりも、少し多めに作るので、機械を畑に持ち出し、発電機で動かしました

混ぜている間は、特段、発酵肥料絡みの作業はないので、畑で別の作業をしたりします。このあたりの自分の動き方も、去年と全然違うことを実感します。

そして、できあがりました

これを袋に入れて、2か月ほど発酵させます。ただし、最初の1~2週間は、うまく発酵を促すために、ちょっとかき混ぜたりするそうです。

これで、肥料の準備も整ってきました。


最後に、ハウス内の環境整備も行いました。これです。

そう、ネズミ捕りです。

去年、ハウス内のネズミにいろいろやられてしまいました。

ハウス内で育てていたサツマイモほぼ全滅状態でした。今年は、そんな被害を避けるべく、ネズミ捕りを設置してみたのです。

竹内さん、こっち来て!

ハウスの近くで作業をしていると、ハウスのなかにいた農業リーダー・軍曹殿に呼ばれました。

行ってみたところ、軍曹殿がネズミ捕りを仕掛けた場所を指さして、「アレ、かかってるんじゃない?」といいます。

たしかに横に寝ているはずの取っ手が、垂直に立ち上がっています。開いていた扉が閉まっている証拠です。

「どうしようか???昼ごはん食べてからみようか?

ここだけの話元自衛隊員で射撃の名手でもある軍曹殿ですが、殺生が大の苦手です。ネズミは捕らないといけないと知りながらも、捕れてしまったネズミには、とにかく関わりたくないというオーラが出まくっています。

仕方がないので、私がネズミ捕りに近寄ってみました。

すると・・・バッチリかかっていました

チューというか、キーみたいな声を出して、威嚇してきました

こいつのせいで、いろいろとやられました。今年のコメも危ないところでした。だから、許しておくわけにはいかないのです。

でもまぁ・・・殺しちゃうのはかわいそうです。

軍曹殿も困り果てています

「どうしようか・・・●●に任せようか。それとも、ネコに退治させる?

結論が出ないまま、まずはネズミを軍曹殿に預けて、この日は撤収です。

ネズミがその後どうなったのか・・・。また日をあらためて、聞いてみることにします。


ともあれ、今シーズンの始まりは、去年と似ているようで、何もかもが違うのでした。まぁ、いつも同じようで、常にいろいろと違う・・・そんなんだから楽しいのかもしれません。楽しみながら、やってみます。


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